第4話 カンワ ワールドシステム セッテイ
ダンジョン
迷宮にして迷路。魔力と魔障により顕現した建造物
現在ダンジョン運営者が管理しておりその甲斐あって過去と違い死傷者が激減している。関門というよりテーマパークに近い設備であり安全が確認できた階層は一般客でも出入り可能。観光名所のひとつにもなっており娯楽施設も飲食店も完備してある
基本な迷宮であるが通路を進むと広大な世界が広がっておりダンジョンという密閉空間にもかかわらず空があり湖や緑に囲まれた新天地と言える。これは空間が魔力によって歪められ異界化しているからである。階層ごとに別の世界があり今なお階層は増築中である。これは魔力が人の欲に呼応し『人間が求める限り階層が増え欲を満たすたびにダンジョンの魔力が増幅されていく共存体制にある』からである。つまり人間の欲が底なしならばダンジョンもまた底のない階層が増えていくシステムになっている。階層が増えるたびに地球の地層が減っていく…ことはなく地球の質量を超過しても隣接した別次元扱いとなりダンジョンが地球より大きくなっても地球に依然として影響は与えられない。
ダンジョンは魔力が収束する霊脈の下に現れその中でのみレベルが適応されている。
武器防具は運営が管理しており武器屋から転移装置で武器が送られている。その武器屋もまた霊脈がある場所に建設されている。武器と防具は魔力を纏っておりダンジョンや霊脈のない空間でじかに触れると魔力と生命力がたちまち武器に吸収され重傷ないし死亡するケースがある。霊脈のないところでは熟練ハンターであろうとも初期値に戻る為現実空間での武装は不可能。
そしてダンジョン内は魔力濃度が高いためどのハンターでさえ3時間以上は逗留できない。その為ダンジョン内でこもることもできずダンジョンの魔物を食べようものなら魔食症で危篤状態になる為テントなどの常駐は禁止されている
新しい階層。もっと深い地下に行く場合は最寄りのダンジョンへ転移し下の階へ移動できる
ダンジョンに入る条件はレベル20になることでハンターライセンスが発行され初めてダンジョンに赴くことができる。
武器適正
個人個人に存在するハンターに一番適した武器。武器によって使えない武器も存在し近接武器の適正ならば遠距離武器は使用できず逆もまたしかりである
新宿では武器店『ギャリックス』が薦められ店主の目利きにより最も適正度が高い武器を見繕ってもらえる
武器は『芯』『刀身』『柄』の組み合わせで鍛造され同じタイプの組み合わせの武器は存在しない(ただし近しい兄弟武器は存在する)武器は魔石や宝玉や魔物の部位で強化できカスタマイズが可能。自分だけの武器を作ることができる
MMOゲーム
ダンジョンへ赴く前にシュミレート出来るゲーム。魔力が内臓されている為
ゲーム内でのレベルアップはダンジョンでも適応される。ただしレベル20以上は上がらずそれ以上はダンジョンによって強化するしかない
レベル
最大レベル100まであるシステム
現在の最高レベルは88でレベルは経験値だけでなく才能にも起因し
どれだけ魔物を倒し経験値を貯めてもレベルが上がらない事態が存在する
才能がなければレベル35まで行きある程度ならば50。それ以上はかなりの才覚を必要とする。レベルが上がらないと分かればダンジョン関係者か武器屋に転職するケースが多い。もしくは低ランクのダンジョンで生計を立てるという手段もある
宝箱 マジックアイテム
ダンジョンにのみ存在する現実には存在しない物質。これにより文明の発展を生み20XX年の時代ではマジックアイテムなしに経済が動かせない事態になっている。新たな資源と電力施設が生まれよりエコロジーで効率のいいエネルギー資源となっている。アイテムには生命力を奪う特性はなく貴金属や新たな技術の為の資源になっている。ハンターが減らない理由はハンターなしで今の社会が成立しないという欲に駆られ取り返しのつかない事態を生んだ結果である。無論魔物も資源であり加工を施せば魔力の流出がなくなり武器や防具だけではなく商品として高価格で取引されている
ハンター
魔物狩りやアイテム入手によって経済を回しているジョブ
他の職業と比べ実入りが格段に良く厚遇されている
だがリスクもあり命懸けで最悪死に至る危険な職種である
それが絶えないのは給金が良いだけでなく力の誇示や名声をほしいままにしている者や激減した場合政府が誘致したハンターが投入されていて政府は強力なハンターを人為的に生み出しているためハンター業がなくなることはない。なくなれば世界経済が破綻する為。初期装備は無償で提供されている。絶対につなぎ留めなければならないタイトロープである
(噂によると人為的に強化された人間を政府は秘密裏に製造し強力なハンターを作り上げている…らしい)
魔法名
ヒアリー 回復魔法
ヴィリア 火魔法
コーシス 氷魔法
メレウィー 自然魔法
ダルコル 闇魔法
アンメル 光魔法
笠井
現行№1プロハンター
最も魔人に近いとされる男。
魔人化 詠唱
『――――私が奪い貴方が施す…
生を喰らい、死を飲み干し。我が
暴虐の死よ、我が足元へ。敬虔なる生よ、我が心胆に
ここにあるもの総ては我にぬかずき給う―――――――』
魔人専用霊峰魔法
詠唱
「『識らぬ識らぬ総て識らぬ―レーテ・デマイズ・ハギアスモス―』…………」
「『
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