おまけ
おまけ(裏表紙)
商業版の本の裏表紙です。
「表4」の意味をあまり知らず、適当に書いた結果、それが裏返したときの「あらすじ」という気がつかず、しかもなんかそのまま掲載されたものです。
第一巻「彼女のための幽霊」の表4(裏表紙のあらすじ)
「四月のある日、彼女はいつものように学校へ行くが、外には霧が立ちこめ異形の生物が――」「ちょっとポチ今のなに!?」「好きな映画の冒頭」「まったく仕方ないわね。この物語はね、東京から北海道に引っ越してきた才色兼備の美少女が生徒会執行部から依頼された校内の幽霊事件を快刀乱麻の活躍で解決する爽快アクション……ってなんとか言いなさいよ!」「物語は主観的な解釈に基づくものだから、杏さんがそう思うならそういう可能性もわずかながら残されている」「屁理屈お化け!」「物語は読まなくては理解できない」「それはそうね、期待するわ」「期待? 誰に?」「もちろん、ここを読んでいるあなたよ! 買って確認しなさい!」「傍若無人だなあ」
第二巻「冷たい花火と優しい暗号」の表4(裏表紙のあらすじ)
「七月のある日、彼女は目覚めると立方体の部屋にいた。部屋から部屋へと移動し脱出を図るが各部屋には恐るべき罠が――」「はいストーップ」「僕の好きな映画の冒頭」「ポチ、それはもういいから」「じゃあ杏さん」「はあ、この物語は秀外恵中の私が七夕の短冊に書かれた暗号を八面六臂の働きで解いていくパズルミステリよ。ライバルは出るし大好きなお兄ちゃんは来るし美少女が恋に暗号に大忙し!」「そういうの自分で言っちゃうんだ」「うるさいわね! ポチからも何か言いなさいよ」「この映画、2が酷い出来で」「だから聞いてない」「このシリーズの2は成功しようね、という想いが」「上手いこと言ったつもり!?」「まあ内容は読んでみれば」「そうね! 買いなさい!」
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