真のあとがき
真のあとがき(総評)
こんにちは。
こんばんは。
現在2023/12/08 2:00です。
不眠が極まって全く眠気が来ないのでこの文章を残しておきます。
おそらくここまでたどり着いたのは10人程度ではないかと思いますので、その10人のために書きます。
2014年の商業版以前の同人版から藤元杏シリーズ(当時はサブタイトルが前に来ていたため総称してそう呼んでいました)は大変皆さまに愛された作品であったと思います。
多くの方に読んでいただき、また商業として出版することもできました。これは単に時代と運がよかったからなのだと思います。
このシリーズをお読みいただき、たとえ一人であっても、それが自分のために書かれたと思えた方がいらっしゃったのならとても嬉しく思います。
執筆当時はまだ今ほど心身の状態は悪くなく、しかし何かに動かされるように書いていました。
長編を書いた経験は学生時代にはあったものの、働きだしてから書けたのはこの衝動のおかげ(あるいはこの衝動のせい)だったと思います。
登場人物は作者そのものではないという思いはありますが、杏の不安定性とシロの合理性はやはり自分を投影したものだったと思いますので、二人で一つ、という気持ちが強かったです。そのような素直なキャラクタは今後は書けないのかもしれません。
創作は諦めなければ終わりではない、という思想を持っていて、これからも無理のない範囲で創作を続けたらと思いますので、たまに新作が出たら応援していただけると幸いです。
それでは、お読みいただき本当にありがとうございました。
良い夢を!
嘘つきの魔法使い(藤元杏はご機嫌ななめ⑤) 吉野茉莉 @stalemate
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