概要
守護霊の語り部が、失われた過去と力を解き放つ
帝国暦997年 世界一の巨大国家マンチニール帝国はその圧倒的な国力で世界を統治し平和を維持してきた。
他国を圧倒する国家戦力であるマンチニール帝国騎士団によって世界の約5分の1を統治している。
そんな帝国の従属国であるアルゾワールの外れ、大樹の麓の古屋敷に住むジオラスは本を読むことが好きな12歳の少年。偉大な父に憧れ、8歳の頃から同じ帝国騎士を目指すも、自分より後に入った子供達にですら模擬試合で勝てたことがなく自信を無くしていた。
稽古場から足が遠のき約1年が経とうとしていた時、父から一通の手紙が届く、その日から彼の人生は波乱に満ちていくのであった。
他国を圧倒する国家戦力であるマンチニール帝国騎士団によって世界の約5分の1を統治している。
そんな帝国の従属国であるアルゾワールの外れ、大樹の麓の古屋敷に住むジオラスは本を読むことが好きな12歳の少年。偉大な父に憧れ、8歳の頃から同じ帝国騎士を目指すも、自分より後に入った子供達にですら模擬試合で勝てたことがなく自信を無くしていた。
稽古場から足が遠のき約1年が経とうとしていた時、父から一通の手紙が届く、その日から彼の人生は波乱に満ちていくのであった。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!信念ある登場人物たちと圧巻の戦闘シーンが魅力的な王道ファンタジー
高貴な生まれの主人公が、ある日大きな運命に呑みこまれてゆく――
帝国や騎士、剣や魔法も登場する、王道のファンタジー作品です。
私が特に魅力的だと感じたのは登場人物たちですね。
優しい心を持つ主人公をはじめ、彼に仕える女中など、どの人物も信念を持った「生きたキャラクタ」です。
また、敵として立ちはだかる相手にも確固たる信念を感じますね。
彼ら彼女らの一挙一動の様子や、魔法を織り交ぜた戦闘シーンも圧巻です。
序盤から物語の見せ方が巧く、一気に読み進めてしまいました。
文章は独自の記法が用いられているものの、随所に気を配られており、とても読みやすいです。
丁寧に描かれた世界観も相まって、どんど…続きを読む