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【朗報】レジェンドマジキュア、名作だった【伝説の1話】

 

 10: 伝説の名無しさん

  これ、凄くね?

 

 21: 伝説の名無しさん

  視聴決定

  

 23: 伝説の名無しさん

  覇権確定ですわ

  

 39: 伝説の名無しさん

  初回で主人公が変身しないとか

  ありです

 

 52: 伝説の名無しさん

  ウソみたいだろ?

  これ、マキさん声優デビューなんだぜ?

  

 54: 伝説の名無しさん

  マキさんは転生してる。間違いない。

 

 55: 伝説の名無しさん

  >>52

  貫禄ありすぎ

  これは惚れる

  

 70: 伝説の名無しさん

  >>55

  幼女先輩たちを百合の道に引きずりこみそう

  

 123: 伝説の名無しさん

  マキさんの演技で霞んでるけどりさぽんも結構良くなかった?

  

 203: 伝説の名無しさん

  >>123

  同意。迫真の演技だった。

  というか素の演技だったんじゃね?

  

 313: 伝説の名無しさん

  誰だよごり押しなんて言ってたやつ

  

  

  私です

  

 337: 伝説の名無しさん

  >>313

  俺もどうせ棒読みだろうなと思ってたから嬉しい誤算だわ

  

 579: 伝説の名無しさん

  これ絶対闇堕ちするよね

  

 581: 伝説の名無しさん

  ファン多くなりそうだし、闇堕ちしたら幼女先輩泣くだろ


 599: 伝説の名無しさん

  >>581

  俺も泣く

  マジレジェンドかっこよすぎる


 600: 伝説の名無しさん

  キャラデザも変身バンクも台詞も完ぺき

  そしてなによりマキちゃんの演技が凄い


 601: 伝説の名無しさん

  正直惚れる




    ◆




「「柊理沙と加賀美芽衣の色んな意味で凸凹ラジオ『いろでこ!』始まります」」


 私はメイちゃんとラジオのタイトルコールをした。

 メイちゃんは声優仲間であり、一緒にラジオをやっているうちに親友になった。

 メイちゃんと私は色々と凸凹に見えるらしく、こんな変なラジオ名がつけられたけど、こうして親友になれたから、きっと私たちは凸凹じゃなくて平らなそっくりさんなのだ!

 メイちゃんに言ったらすごく怒られたけど……。


「えー、実を言いますと、今の私はものすごく緊張しています」


 いつも上手に番組をしきってくれるメイちゃんが、今日はどこかぎこちない。その理由は分かるから、思わず苦笑してしまう。


「前も言ったけどそんなに緊張しなくていいよ。可愛い妹みたいだから」

「お前はもっと緊張しろぉ!」

「いや~、えへへ」

「はぁ……」


 私は一切緊張していない。

 普段、ゲストがくるときはそりゃもちろん、私だってちょっとは緊張したりはするけれど、今回はそんな心配はなにもない。


「もしかして、と思った人もいるかもしれないけれど、なんと! 今回のゲストはこの方、山下マキさんです」

「山下マキです。よろしくお願いします」

「ぷぷ、マキさんだって! マキちゃんでいいのに」

「お前はちょっと黙ってろ」

「マキちゃんでいいよね?」

「はい、マキちゃんって呼んでほしいです」

「じゃぁ……よろしくマキちゃん」

「こちらこそよろしくお願いします、メイさん!」

「はぅあ!」


 マキちゃんの100点満点な笑顔が直撃したらしい。

 そういえばメイちゃんは小さい女の子が出てくるアニメが好きだったなぁ。

 緊張の理由は、凄い役者がラジオにゲストとしてくるからだと思っていたけど、もしかしたら違っていたのかもしれない。凄く好みの女の子がゲストとしてくるから、緊張していたのだろうか。


「手を出したら犯罪だよ?」

「出さんわ!」


 否定してるけど顔が赤い。

 怪しい。

 じーっと見つめると、メイちゃんはため息をついた。


「はぁ、こんなバカが仕事相手でごめんね」

「理沙さんにはとてもよくしてもらってますよ。初めての収録に戸惑っていたら色々教えてくれましたし」

「あんたもちゃんとするときはするのね」

「だって声優としては先輩だもん。ねぇ、マキちゃん」

「はい、理沙先輩」

「むふー」


 私がマキちゃんに敵うはずがないって分かってる。

 役者としてはともかく、声優としては私の方が上手いはずだと思っていたから、マキちゃんの演技力には驚いた。

 声優としての面目丸つぶれだけど、不思議と不快感はなかった。むしろ、高揚感があった。ワクワクした。

 これからしばらくの間、マキちゃんと一緒に仕事ができることをとっても嬉しく思った。


「どれだけマキちゃんがすごくても、私は先輩なのだ!」

「あんたねぇ……」

「いえ、そう言ってもらえることが凄く嬉しいです」

「マキちゃん……いい子!」


 そこからしばらくメイちゃんによるマキちゃん褒めの時間が始まった。

 ほんとに彼女のことが好きらしい。

 興奮していて、仕事のためにおべっかを使っている訳じゃないことが分かる。


「分からないこととかあったら、私を頼っていいからね」

「ありがとうございます」

「マジキュアのスタッフとか声優はみんないい人だから、困ったらなんでも言っていいからね。菅野以外」

「菅野さんですか? 良い人だと思いますけど」

「いいやあいつは最低のクズ野郎だから。この世から消えた方がいい」

「えっと……」


 メイちゃんがいつものごとく菅野さんへの怒りをあらわにしている。

 突然の変貌にマキちゃんが戸惑っていた。私は慣れてるから大丈夫だけど、マキちゃんにとっては困惑だろう。

 私に助けを求める視線を送ってくる。可愛い。


「菅野さんって、凄くおっぱいが好きなんだよ」

「だから理沙にはとんでもなく甘いのに、私にはとんでもなく塩対応なの!」

「あぁー」


 私と菅野さんとのやり取りの中で思い当たる節があったのだろう。

 納得の表情を浮かべている。


「マキちゃんも気をつけた方がいいよ。私ね、結構小さいころからこの仕事やってたんだけど、あいつ子どもには優しいの。でも、成長してきて、乳が大きくならなさそうだって分かると途端に冷たくなるのよ」

「そうですか……私ももうすぐしたらそうなるかもですね」


 自分の胸元を見ながら少し落ち込んでいる。

 まだマキちゃんは小学生だし、気にする必要もないと思うけれど。

 それに、


「マキちゃんは結構着痩せするタイプだから、メイちゃんよりおっきいよ」

「なっ!?」

「しかも美乳だったぜ、ぶい」


 衝撃を受けるメイちゃんにピースした。


「なんであんたがそんなこと知って……って、あんたら温泉仲間なんだっけ」

「ふふん、私はマキちゃんの一糸まとわぬ姿を見ているのだ! どうだ、いいだろう!」

「めっちゃ羨ましいんだけど」

「なんならメイちゃんも一緒に行く?」

「私は二度とあんたと一緒に温泉に行かないって決めてるから」

「えぇ、なんで?」

「あのとき味わった惨めさは、生涯忘れない」




    ◆




【超大物ゲスト】いろらじスレ25【マキちゃん】


 233:凸凹の名無しさん

  マキちゃん美乳!


 235:凸凹の名無しさん

  加賀美芽衣って何カップだっけ?


 236:凸凹の名無しさん

  >>235

  A


 237:凸凹の名無しさん

  マキちゃんはAカップ以上確定か


 240:凸凹の名無しさん

  小4でAカップなら将来有望だろ


 540:凸凹の名無しさん

  2人でテルマエ湯行ったってまじか

  俺もよく行くんだが一度も見てないぞ


 541:凸凹の名無しさん

  そりゃ男湯にはいないだろ


 551:凸凹の名無しさん

  前にツブヤイターで話題になってたやつマジだったのか

  >百合の花@yuri_yuri

  >テルマエ湯に行ったら山下マキちゃんと爆乳のおねーさんの二人組を見かけた。

  >マキちゃんが蕩けきっててめっちゃエロかった。


 555:凸凹の名無しさん

  爆乳w

  りさぽんだな


 558:凸凹の名無しさん

  でも爆乳りさぽんより、マキちゃんの方が色気あるんだよね

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