外道鬼畜で最弱な道具屋が勇者になった結果～その勇者、まさに外道～

　道具屋を営んでいた男：イービル・デビルは突然王城から呼ばれる。
　行った王城にて多くの騎士が居る中お姫様と対面。イービルに勇者としての役割を与える。ってな訳でとっとと魔王を倒して来いというものだった。
　しかしイービルは特別な力を持っている訳でもない非力な人間だった。魔王に挑んだところで瞬殺されるに決まっている。死にたくないイービルはお姫様を人質に取り、魔王へと挑む旅にお姫様と彼女を守る騎士たちを巻き込む。

　これは、勇者が愛や勇気や持って魔王と戦う物語ではない。
　これは、特別な力を持った勇者が魔王を倒す物語ではない。
　これは、ただの道具屋があの手この手で手駒を増やし、魔王へと挑む物語である。

　この物語は主人公が卑怯な手を使って仲間を増やし、敵対する勢力を惨殺する物語です。