応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • お久しぶりです。いつかお世話になった、あのときのパンです。
    (応援コメント欄なので積もるものは慎みます)
    読ませていただいて、この手の「創作の認知的不協和」とも言うべき地獄から抜け出すのに10年を要したなあと、苦々しくも振り返っています。

    相変わらず日陰で蠕虫のように這いつくばっていますが、創作活動に憂き身を窶すことには(若干の冷笑的な色を帯びつつも)幾許か肯定的になれました。

    姫乃さんの言詞に救われた者としては、豪華な手土産の一つでも……と思っていたのですが、青写真だけの大風呂敷が織り上がるまでに時間を要しそうなので、先にコメントという形で失礼させて頂きました。
    生きていること、何よりまだ創作者であること(成人向けがメインの土俵につき提示できるものがまるでございません……)を伝えたいなと思ったので。

    疲れ果てた創作家の止まり木として、これからも姫乃さんが紡がれる言葉を楽しみにしています。

    作者からの返信

    こちらでは、はじめまして。応援コメントありがとうございます。
    ちなみに返信が多分に遅くなってしまったのは、あのときのパンに言詞を送るに当たって、名状しがたい内なる葛藤があったとかそういうのではなく、単に私がカクヨムに限らずあらゆるSNSの「通知絶対見ないマン」だからです。スマヌ。

    こちらこそ、いつぞやお世話になったムラサキです。
    勝手ながらTwitterのフォロワー一覧から「まあ、同一人物だろうな」というアカウントを盗み見て、随分方向性が変わったなぁと思う一方、私とて自身のツイートを遡ればいやいや全く他人のこと云えねぇなという事実に気づき、やっぱ月日が経てば人も変わるもんですねと再認識して現在に至る。

    兎角、どこが舞台としてメインであろうとなかろうと、何かしら創る立場でご健在なら何よりです。
    生きていてくれてよかった。
    でもって、何かしらを創っていてくれてありがとう。否、別に創っていてくれなくても全然構わないっちゃ構わないのだけれど。強いて云うなら、「私、まだ創作者なんですよー」と誰かしらに伝えたいあなたでいてくれてありがとう。なんかややこしいですね。

    でも、私の知る「あのときのパン」ならこれほど破綻した文章からでも人情を汲み取ってくれると信じているので。今回はその読解力に甘えさせていただきたく。

    あと、「疲れ果てた創作家の止まり木」という表現好きです。また気が向いたら何かしらを紡いでもいいかなと思わせてくれるくらいには、すこぶる。

  • ノベルゼロ、サラダマック。ありましたね。知ってはいたけど試してみようとも思わず、といった感じ。コンセプトを上手く派生させて怪物じみたクォリティのものを生み出せば双方或いは、だったのかも。何事もそう簡単には上手くいかないものです

    作者からの返信

    遅ればせながらご返信をば。理由といたしましては、単にカクヨムにログインするのが久しぶりだからにござい。

    南川黒冬さん、コメントありがとうございます。

    怪物じみたクォリティのものを生み出せば双方或いは>
    サラダマックはさておき、ノベルゼロについては「大人の生き様」というコンセプトのわりに受賞作品の選出がアレだったりと、作家側が「このレーベルはどういう作風を求めているの????」と混乱していた説あるので。書き手が相応のクオリティのものを生み出す全力を発揮できずに終わってしまった感ありますね。

  • ちょっと くすり となったり、ぼぉっとしたり。そうやって読みました。
    「心配してほしいからいてください」
    そんな風にお伝えしたいと思います。(子どもの感想文みたい)
    けれど、辰井さんから「作品を好き」と言っていただいたことが、私の中で重くなりました。ありがとう。

  • 辰井圭斗さんに紹介されて読みに伺いました。勢いと波のリズムの中で、ぐあ!っと取り込まれる作品に出会えたら、と思っています。最後まで到達するのはいつのことやら。泳がせていただきますね。

    作者からの返信

    こちらでは初めまして、宗田 花さん。姫乃只紫と申します(御作『刹那のターニングポイント』の講評にて、この挨拶は一度使用済みなので"こちらでは")。

    返信として多分に今更感はありますが、どうぞごゆるりと泳いでくださいませ😌

  • 初めまして、斑猫と申します。
     この度は自主企画へのエントリー誠に有難うございます。
     作品の品ぞろえも多く、なおかつ創作論としての側面も持つので色々と楽しそうですね。

     ではまた。

  • Twitterに限って言うと引用RTくらいはしたいな、って気持ちがあるんですが「引用RTも自分に引き込んでるやん、ただRTだけしろ」という意見もあって、それぞれの考え方は理解できるので、難しいよなぁ、と思います。

    友達にはリプ、FF外にはリプかRTくらいがいいんでしょうかね。ちなみに「この記事にいいねだけだとギャグやん」というナッジが効いていますね。コメントしたくなっちゃいました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます😌

    Twitterの使い方に関しては、各々意見があると思うのですが、個人的には相手がそれをどう思うか以上に自分がそれによってリアルを圧迫されていないかが最重要事項だと思っていて。

    私の場合、ブログ開設して間もない頃はいいね返しとかやっていたのですがフツーにこの時間要る? とか思ってしまって(笑)
    各々独自ルールがある以上、好きなように好きな頻度で活用するのが一番かなと。Twitterなんて体裁としてはあくまで「つぶやき」なので、スルーされること大前提ですし。

    ちなみに「この記事にいいねだけだとギャグやん」というナッジが効いていますね。>
    「この回やたらコメントつくな~」と思っていたらそういうことだったんですね。いま気づきました(笑)

    編集済
  • >いいねボタンポチーで何かした気になる
    あ゛ー! すっごい分かりますよこれ!! まさにまさしく押した瞬間何かした気になってます!!!


    いいねボタンで数字に転化されちゃうと、何を考えて押したのかとかどういう程度の感情で押したのかとか、そういう情緒的なものが一切残りませんもんねえ。
    言われてみればなるほど意義がないw 何というか、受け手に意図も解釈も全部ぶん投げる感じというか。

    なかば一方通行的だからこそ、私みたいないいねボタンポチポチマンが生まれおちてしまうのでしょう。
    恐るべしソーシャルネットワーク! 無責任社会!(゚ω゚)

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます😌

    たとえば、SNS上で交流のある人が明らか気落ちしていたとして。かける言葉が見つからないから、とりあえずその人の投稿にそっと“いいね”を押す──と主観に徹したらそこまで違和感ないのですが、コレ客観視したらお前一回ボタン押しただけやんけという(笑)

    そこは「かける言葉が見つからないんですけど」って正直な気持ちを伝えるか、本当に何にも思いつかないなら、スピリチュアルめいたことを云うようだけれど、それはもうあなたの出る幕じゃあないのだから出番来るまで控えてたらいいじゃね──とか、そういう話だと思うんですよねぇ。

    ボタンポチポチマン>
    Facebookの“いいね”ボタン開発チームのプロダクトマネージャーでリア・パールマンという人がいるんですけど。その方、会社の経営者となってからは、自分のFacebookのアカウント管理を別の人に専用の役職つくって任せてるんですよね。開発者として、“いいね”ボタンがヤベーと理解しているから。とどのつまり、SNSって開発者ですら毒牙にかかったらお手上げのボタンポチポチマン製造機なのですよ。よって、致し方なし! 解散!

    編集済
  • ご紹介ありがとうございます。読んでくださってとても嬉しいです。小さな作品を丁寧に読み取っていただく喜びを噛み締めています。心から感謝です。『セーター』、面白そうですね……

    作者からの返信

    こちらこそ、良き作品をありがとうございました。喜んでいただけたのであれば、こちらとしても嬉しい限りです。

    『セーター』はレイ・ヴクサヴィッチの短編集『月の部屋で会いましょう』や岸本佐知子編・訳の『変愛小説集』に収録されているので、よろしければ🤗

    編集済
  • ちょと興味が湧きますね。後で覗いてみます。教えて頂きありがとうございました。

    作者からの返信

    どういたしまして😌

    一夜明けてページビューを覗いた感じ「(セルフレビューを)設置していないよりかマシ?」くらいの印象ですかね。そもそも認知度が低過ぎるので。

  • 排せつ物! 分かるとは言えませんが、作品をひりだすという一面にはどこか感じるものがあります。

    美しいと感じるものだったり、固く信じるものだったり、理想的なものを描くのも作品ではありますが……。単なる衝動、己の中に積もった澱を描くのも、やっぱり作品なんですよね。
    ある種生理現象のようなものと考えれば、なるほど排せつとはよく言ったものです。

    しかし、表現者のつもりがいつの間にか売文家になっていた人物というのは、酷く気になります……。「魍魎の匣」、読んでみよう。

    作者からの返信

    排泄物>
    いま「自作を喩えるなら何か?」と訊かれたらそれはまた違ってくるように思うのですが、瞬間瞬間によっては紛うことなき排泄物なのですよね。自身の排出したそれにわざわざ第三者が手を加えて、より良いものにしましょう──みたいな感覚がどうもピンとこないというか。もう、自分から切り離された存在なのだから、これでよくない? どうでもいいわけじゃないけど、やるなら好きにしてみたいな。そんな感覚ですかね。

    魍魎の匣>
    『百鬼夜行シリーズ』二作目なのでまずは一作目である『姑獲鳥の夏』から──と云いたいところですが、一作目を読んでいなくとも問題なく理解できる内容なのでぜひ『魍魎の匣』からどうぞw

  • 先日stand.fmで聞かせていただいて、すぐ読みに伺いました。才能で負けて、唯一出来ることでも負けるって、なんてエモいんだ(語彙力)と思いながら読んでいました。良いですよね、ああいう絶望感はよく感じるので人ごととは思えず、スクロールが止まりませんでしたね。あれ、この感覚も……? メタい読後感も味わえる美味しい作品でした。

    作者からの返信

    なんてエモいんだ(語彙力)>
    「エモい」ってマジで魔法の言葉だよなとつくづく。個人的には「ある意味」「ある種」も呪文の類だと思うております。とりあえず、嫉妬にまつわるスイッチ全部押してみました感が、いっそ清々しいですよね。

    私が云うのもおかしな話ですが、読んでくださってありがとうございます😌

  • 原稿を見ると、声って表情があるんだなぁ、と思いました。どちらも面白いのですが、最初に聞いたのがstand.fmの方だったので、tiktokの件までが思い返されて更に楽しめました。

    作者からの返信

    このコメントを読んで、エッセイとして読まれる分には何とも思わないのだけれど、「音声配信の原稿」として読まれると若干恥ずかしいということがよくわかりました🥳(もうどうにでもなれという気持ちを表した顔文字)

  • べき的思考って本当に敵を作り、楽しさを下げますよね。僕は昔は特にこの認知的完結欲求が強かったので、とても良く分かります。「いらないプライドで損してたな」と。今でも思いますが……。それにしても、にんちてき、かんけつ、よっきゅう。うわー、噛みそう。

    stand.fmの姫乃さんの配信を聞こうとウキウキしてappstoreに向かいましたが、こちらではDL出来ないみたいです。残念。まじで残念。新たな層の流入にはならないので、目的とは違うと思いますが、噛み神を拝みたかったです。

    作者からの返信

    認知的完結欲求>
    Askewさんの云うように「敵を作る」という点が大きいデメリットですよねー。結局、この欲求が高いと僅かな情報を頼りに結論出してしまう可能性が高くなるわけですから。それだけ判断ミスが増えますし。わりと噛み"そう"な箇所は噛まないのですよ。ここじゃあ噛まんだろうと思ってる箇所で噛むのです(笑)

    stand.fm>
    結果聴けたようで何より😌

    編集済
  • 「書かれていないところに世界がある」、「フレームの外に世界がはみ出ている」。
    いいなあ。
    間を妄想の大海にして泳ぎ回ってきたので、自然と自分でも励んでしまうのかもしれません。
    姫乃さんのレビューは、自分の習い性になった意図性を炙り出し、少し俯瞰した視点から言葉として示してくれることで、ポジティブな意味で自己理解が進む心地よさがあるような気がします。
    ベタすぎますが、レビュー・カウンセリングとでも言いたくなるような。
    ご紹介、ありがとうございます(^-^)v

    作者からの返信

    随所に「え? 男性なん? 女性なん?」と思わせる曖昧さがあって、けれども作品の落ち度としては映らない。

    読み手が"外部"に想像を膨らまさざるを得ない状況を意図してつくっていると云いましょうか、作品が文字情報の中だけに収まりきっていないこの感覚をどう言葉にしていいものやら──などと考えていました折、脳裏を過ぎったのが荒木経惟でした。「いや、コレじゃん」と(笑)

    なので、レビュー自体はほぼほぼ偶然の産物です。フレーミングの下りを思い出して良かった。

    こちらこそ、良き作品をありがとうございました。

  • 今年は早かったです……。仰る通り、新たなダンジョンに飛び込む勇気が必要なのですよね。個人的に「もう1年!?」でした。今年はコロナのせいでどこにも行けておらず、新しい風は趣味が少し広がったくらいです。ゴルフとギターを始め、練習していたら時間はあっという間に過ぎていきました……。「もう」1年なのに、「まだ」ここかぁ……という感傷に浸っております。

    しかし、ブログもちょくちょく拝見させて頂き、こうして姫乃さんがちゃくちゃくと記事を重ね、物語を書いているのを見ると、頑張らなきゃなぁ!! と背中を押される自分もおりまして。下手な自己啓発書を読むより良い感じです。あと丸3ヶ月、少しでも自信がつくような失敗を繰り返していきたいと思います。

    作者からの返信

    新たなダンジョンにたとえるとハードル高いんですけどね。正直ハードル自体は低くて良いと思うのですよ。「今日は昨日と違う」という感覚さえあれば。FFにたとえるとようやっとラ系の属性魔法を覚えたぞ! みたいなパーティーがガ系さえ通じるかどうか怪しいモンスターのはびこるダンジョンに飛び込んでも大半心折れるわけで。ぶっちゃけ「まだ」と思える気持ちが一番大事なのではないかなぁと🙂

    「過去失敗したことがない」という響き、聞きようによっては格好いいのですけれど、要は「失敗しようのないレベルのタスクしかこなしたことない」って意味ですからねアレ。
    何かしら発起するきっかけとなれたのであれば幸いです😌

  • 前回からとても興味深く読ませて頂きました。姫乃さんのこの知識はどこから仕入れているのでしょうか。コロラド大学もUCLAバークレー校もあらゆる大学の近くにいるはずなのに何も知らないので、そこもまた面白い所です。

    たしかに「先にエッセイ書くか―!」とエッセイを書き終えたら、もうそれ以外のことをする気起きなくなりますもんね。難しいものから手を付けるというのは至極納得しました。

    また、理想を求めるにはひらめきじゃなくてとりあえず動け、というのは耳が痛い話です。笑
    あと「実用書は新たな知との出会いで小説は新たな自分との出会い」というのは全く同じ感覚でびっくりしました。どっちが面白いとかじゃないですよね。ジャンルが違うので、どっちも面白いんです。小説はただ娯楽のために読むことがほとんどですが、その結果、色々な考えや感覚が変わったりするので、知識とは違う体験だとカクヨムを始めてからひしひしと感じています。

    作者からの返信

    Askewさん、コメントありがとうございます。

    知識の仕入れ先は、概ね下記ブログにお世話になっております👇

    ✅https://yuchrszk.blogspot.com/

    難しいものから手を付ける>
    好奇心をベースにしたほどよい難易度の作業によってモチベが"補充"されるって考え方が面白いですよね。

    「実用書は新たな知との出会いで小説は新たな自分との出会い」>
    以前こちらのエッセイでも書いたのですが、小難しい文学作品って個人の認知的完結欲求を下げるんじゃないの──みたいな研究がありまして。つまりはグレーを許容する能力、曖昧を受け容れる能力が高まると。云われてみると小説に対する面白いって「ああ、これを"面白い"と思う自分っているんだ」と、発見に繋がることありません? そういう意味で、まさに出会いだよなぁと。


  • 編集済

    まさか2作もご紹介いただく光栄に預かろうとは……とても嬉しいです。ありがとうございます。
    こうしてご講評をいただけると、私も勉強になるのでとてもありがたいです。
    女の子に妖精じみた年頃があるとは、本当にその通りですね。目から鱗が落ちる思いがしました。
    ここまで細かく読み解いていただけて、書き手冥利に尽きます。
    作品に新たな息吹を吹き込んでいただいたような、そんな気がしました。
    ありがとうございました。

    追記
    ちょっと疲れたので休んでおりました。
    このようにご紹介いただき、とても嬉しかったのにすみません。
    そのうち完全復帰すると思います。

    作者からの返信

    スエテナターさん、コメントありがとうございます。

    妖精じみた年頃>
    ルオとのロマンスの間にさえ同級生の一線が引かれている(ように見えた)あたりなんかがまさにそれだよなぁと。悪意があるわけじゃないんですよね。そりゃ、ひと匙くらいはあるかもしれませんけど。ただ、そういうものに焦がれた末、しかも行動に移せてしまう年頃。

    作品に新たな息吹>
    何分レビューの我が強く。畏れ多いと思う反面、新たな息吹と捉えて下さって大変嬉しく思います。

    P.S.
    Twitter含めて何かありました?
    (これを目にする可能性は著しく低いでしょうが)把握しました。
    ご自愛くださいませ。

    編集済
  • ご紹介&レビューありがとうございます。
    二周目をお勧めするレビューを書いてもらったのはこれで二回目です。意識していた部分ではありますので、こうして触れてもらえますと嬉しいですね。

    作者からの返信

    こちらこそ、良き作品をありがとうございました。

    一周目の時点ではどこかもやっとしていた部分が、二周目では「あーはいはいそういうこと」と明らかになる。それが、何やら宝探しめいた心地だったので。このようなレビュータイトルと相成りました。

  • 今更ながら、こちらにもレビュー頂けてありがとうございます。

    めちゃくちゃ爽やかな曲を調理したら、なんだか不思議ひと夏ものになりました。という浅い背景ではありますが、こうして再読していただいて、夏を感じて貰ったと考えるだけで、あの格好で夏を歌った西川兄貴の気持ちが分かるような気がします。ちょっと照れ隠しが入って、良く分からない例えをしてしまう所が悪い癖だと思います。

    さて、自らの意思で動かなかった彼の言葉、「ちゃんとした人間じゃないから」の裏を掬い上げていただけたことが何よりでございます。彼の気持ちを知りながら、その言葉を(自分を救うために)引き出した彼女のずる賢さというか、脆さも同時に理解してもらえたのだと思うと、こんなに嬉しいことはないですね。

    あの時も二人の脳裏の夏にはズレがあった。僕は昔で、彼女は今で。それからも二人の時間はズレ続けますね。僕は昔で、彼女は今で。

    彼は、あの夏を振り返ることでもう救いようのない今を見れたでしょうか。60年もかけた彼女の行為が無駄でなかったと思ってもらえたら、僕はとても嬉しいです。

    作者からの返信

    ひとまず夏に胸を刺激されてやれ爽快っしたい衝動に駆られていることはよくわかりました。かく云う私も隙あらば出すとこ出してたわわになってしまうのが悪い癖です(お前がなるのか)。

    ──首元の白いうなじには大粒の汗が光っていた。>
    以前応援コメントにも書きましたが、やはりこの一文がいいです。これだけで、二人で泣いたあの夏の日に帰っている。夏の"終わり"──ではなく、夏が秋へと移ろう頃にふと読み返したくなる、そんなお話だと思います。

    編集済
  • 今更ながら、こちらでご紹介頂いてありがとうございます。おかげでにゃんにゃんして下さるというまさかの幸福も得れて満足です。

    そして、内容に関しては面白く読ませてもらいました。女性の方がエピソード記憶が強いといのは面白いですね。男友達に本人も覚えてないような小中学生エピソードを際限なく出せる奴もいるので傾向だとは思いますが、それでも元カノの苗字も、記念日も全く思い出せなくなる僕にとっては良い情報でした。ご忠告通り「得意な記憶が違うんだよ!」と開き直ってフルボッコにされてきます。

    とはいえ、最後の意見にはひどく賛成でして、僕にとっては「何月何日に」何をした、ではなくて「どこで誰と何をした」が重要な訳で、日付って大した情報じゃないんですよね。だから、大濠公園をプラプラしたことも、コーヒー屋さんでのんびりしたことも覚えているし、たった数ヶ月で別れを切り出した時の「やっぱり」顔も覚えています。それが何月何日だったかはどうでもいいのですが、それ以外はどうでも良くないのでそこは勘違いしないで欲しいですよね。

    つまり、僕は「エピソード記憶を定着させるために、携帯で日時をメモすべきだ」という結論になります。その努力も含めて愛でしょうか。違うでしょうか。

    作者からの返信

    私も苗字はさておき記念日系はガチで憶えられませんね──。

    「得意な記憶が違うんだよ!」>
    実行は一向に構いませんが、「姫乃只紫の入れ知恵で──」と告げ口するのだけは止めてクレマチス。

    日付って大した情報じゃない>
    おっしゃる通りで、記念日を大事にすること自体はイイと思うのですよ。ただ、より大事にすべきは今目の前にいる相手であって、記念日ではないでしょうと。「記念日信者」にはそもそも何故自分がそこまで記念日信仰に固執しているのかを一度振り返っていただきたい所存。それは、はたして誰と誰にとっての記念日ぞ?

    愛>
    「情熱は見つけるものではなく育てるもの」だと聞きました。愛とはまた似て非なるものやもしれませんが──失いたくないと努めているのであれば、きっとそれはもう愛なのでしょうて。

    編集済
  • 自分語りをしたければエッセイで事足りますもんね。小説を書くパワーはどこから湧いてくるのだろうと1年前の自分を見ながら思い返しています。言いたいことを言うのに簡単な方法はやっぱりエッセイですもんね。最近はエッセイ一辺倒です。

    でも、学生の時、ろくにあらすじも帯も読まずに小説だと思って、人気作家のエッセイを手にしたときの記憶が蘇ります。「俺はお前の身の上話を読みたいんじゃねぇ。お前の面白い作品が読みたいんだ」と憤りました。

    そう考えると、小説に求めるものとエッセイに求めるものって相当に異なるはずなんですよね。僕のエッセイを読んでくれる人は少ないながらもいます。でも、僕の小説は別のパワーを持っているのだろうか。表現するものは同じだとしても、羞恥オブラート包みをしなくて良くなった時、自らの小説に求められるものってがらっと色を変えるんじゃないか、と。姫乃さんと同じく、エッセイを書けるようになったことが小説を書くという初期衝動を取っ払ってしまったんじゃないかなぁ、と感じています。

    だから、これから書く小説は(背後にある思想は置いておいて)新境地になるんですよね。開拓できる気はいまのところ皆無ですが、いつか踏破出来たら良いなぁ、と願いながら今日もエッセイを書きます。

    作者からの返信

    当初は単純にエッセイの方が生み出すリソース少なくて済むから量産してるんやろうなぁくらいに思っていましたが、ここ最近は"適性"も感じますねぇ。どちらかといえば向いてるのは、明らかこっちなんだろうなぁと。

    そう考えると──やっぱ近々書きそうではあるんですよね、小説。偶には向いてないこともしておいた方がいいだろうくらいの感覚で(笑)

    兎にも角にもAskewさんの新境地は楽しみです。一概に楽しみと云って良いのかどうかはつかの間ためらいましたが、何だかそう云ってイイと思えたので。

  • こんばんは、PV回ってびっくりしていた濱口です(笑)

    レビューをありがとうございます。

    「どうにでもなれ」と、さらに状況を悪させていくと、気持ちのよいものでもありますよね(と同意を求めてよいものか)。
    破壊欲求なのか、再構築したいのか、出口を捜しているのか。とにかく自制心の箍を外すことで得る満足感は厄介だなあと。

    「ダブルミーニング」は結果的に出てきたものでしたが、はい。ご指摘の通りです。
    書いているうちに登場人物らの虚実が曖昧になってきて、「こいつは一体何者なんだ」と。3話目あたりでは意図して「どのように解釈するか、お任せします」と投げています。なので、「本当は何なんだ!」と読んだ方に思っていただけたら、しめしめ ✌︎('ω'✌︎ )

    時代物としてよりも、ひとつの物語として共感して頂けたことが、何よりも嬉しくていけません。

    作者からの返信

    「またまたそんなこと〜🥴」と思われているやもしれませんが、登場人物の名前間違ってないかしらん──などとレビュー投稿後に読み直すことも珍しくないので。酷いときマジで20PV前後貢献してる説あります。

    どうにでもなれ>
    人間も動物である以上脳のリソースが省エネで済む活動求めちゃってますからね、本能的には。他人のクソデカ感情を観測するのは愉しいぜ٩( ᐛ )و

    しかし、単純に語彙の勉強になりました。普段読まないジャンルを読むのもやはり良いものですね🙂

  • いつか見た憧憬 『義死』への応援コメント

    十夏さんの作品、私も好きです!

    作者からの返信

    ヤッタゼ٩( ᐛ )و
    これからも縋さんをよろしくお願いします😌(自分でもどの立場から発言しているのかよくわかっていない)

  • ご紹介いただきありがとうございます。素敵なお言葉をいただけて、とてもとても嬉しいです。
    これからも皆様のほっこり陽だまりになれるよう微力を尽くしてまいります(選挙か)。
    どうもありがとうございました!

    作者からの返信

    こちらこそ、素敵な作品をありがとうございました。ちなみに私の中の暫定一位は「第7話 爺やと一緒」です。むっちりした手でミカンをなでまわす姫──良き。

    これからも小林さんの選挙もとい創作活動を心から応援しておりますm(o・ω・o)m(オジギシテルクセニコッチミンナ)

  • このような形で拙作をご紹介いただき、ありがとうございます!びっくりしました!嬉しいです!
    情景描写メインの作品なので、そんなに面白いわけでもないですし、こうしてご評価頂けるなんて光栄です。
    とても励みになりました!
    これからも頑張って書いていけます。

    作者からの返信

    いえいえ、こちらこそ良き作品をありがとうございました <(_ _)>
    励みになれたのであれば嬉しいです。
    これからもスエテナターさんの創作活動を心から応援しております。


  • レビューをありがとうございます。
    いつもこっそり鋭くかつ、あったかいレビューを拝見していたので、うわあ!と思わず叫んで、腰を浮かせてしまいました。てへ。

    確かにそうですね。
    「歩みをを止めないひと」の固執ともいうべき真摯さは、真面目で尊く、美しいがゆえに、牽引力と反発力も一入ではないかと思います。

    私も「夢や人生の目標必須ではない派」です。また、「嗜好と適性の乖離はよくあること」であり、嗜好よりも適性で生きる方が、より充実するのではないかとも思っています。
    しかし、ひとは(と一般論に逃げ)おのれに無いものをねだりたくなる傾向が顕著で、その乖離度が大きいほど、生きづらくなるのかなあ、と。しかし、継続がキーワードのひとつであろうとも、諸処における観察と経験から思うところでもあります。

    ずれてしまいましたが……。
    なによりも、余白に「匂い」を感じてくださったことが、とても嬉しかったのです。

    ありがとうございました。

    作者からの返信

    腰を浮かせてしまいました>
    ヤッタゼ٩( ᐛ )و

    「夢や人生の目標必須ではない派」>
    嗜好と適性の乖離については、まさにおっしゃる通りで。「好きを仕事にしろ!」と声高に主張してきた偉人、大体好きを仕事にしてないという(笑)
    継続の大切さはもちろんなのですが、「〇〇になりたい!」「〇〇に就きたい!」と"存在"に憧れることこそしんどいというか、地獄への入り口だよなぁ──と私は思っていて。「〇〇に携わりながら生きていくためにはどうすればいいか」を考えつつ継続した方が、メンタル的にはよっぽど健全だったりするのですよね。

    「匂い」>
    偶にあるじゃないですか、夏場炎天下のシーンで聴覚に関する描写皆無なのに「セミ鳴いてんなぁ──」と脳内補完させてくれる作品。そういう余白のある作品の方が、読み手にやさしいと思うのです。

    こちらこそ、ありがとうございました。

    編集済
  • FULL AUTO 『明滅』への応援コメント

    (b゚ω`*)

    作者からの返信

    👍

  • 僕は大人になれないことを悟った今、せめて子供であれたらと思っている子供でもなにものでもない何かです。爆弾はいいですよねー。潔くて派手なのが良き。ビームも撃って、誰かの全てをぶち壊せれば、言うことはありませんね。言い残すことはあるかもしれませんが、その時間差がエモく感じます。

    作者からの返信

    「何歳まで子どもでいたい?」は、今だからこそ心に響くものがあると思うのですよ。
    https://www.youtube.com/watch?v=EDV183PQyXI

    やっぱり派手さというか、華やかさって憧れますよね。大輪の花を咲かせてから、せめて散りゆくまでのつかの間、見守れる存在でありてぇ。されど正直なところは、爆弾にならずともビームを撃てずとも不安のない世を生きたいというのが本音。

  • はじめまして、Askewさんのエッセイから、遅ればせながら私もワープしてきました。

    Askewさんからの流れと関係ないかもしれませんが(汗)
    人は、人を選んで褒められたいという部分に、いたく共感しました。
    確かにそうですね〜!
    いや、まったくそうです!!

    んーむ。
    となると、世の中、ちょっと見方が変わってくるものがありますね。。。(笑)

    作者からの返信

    はじめまして、姫乃只紫と申します。Askewさん流石の吸引力(笑)

    見方が変わる>
    視座が増えるのはイイことですよ、きっと(´ω`*)

  • おはようございます。
    Askewさんのエッセイからワープして来ました。
    変態道をただいま学んでおります。
    なるほどと思いました。
    私もビームを打ちたいです。
    幸い?女子なので
    出来ればおっぱ…………以下自粛……

    コメント失礼しました。

    作者からの返信

    あいるさん、はじめまして。

    ワープ>
    まさかのワープ能力持ち登場。囲め囲めー!

    自粛できてえらい。
    コメントありがとうございました🙂

    編集済
  • 人差し指から出してデスビームごっことか楽しそうですよね。「みーんな幸せのハッピーエンドなんて私には地獄と大差ありませんよ」って言ってみたい。

    作者からの返信

    人差し指からビームは強キャラの証。ヒトが指から出していいのは、せいぜいビームかミルクティーくらいのものです。

    ただ無詠唱系は若干不安になりますよね。くしゃみとか力んだ拍子に漏れたりしないのかしらん。

    あと"先鋒"としてご紹介いただき、恐悦至極にござい。ありがとうございました。

  • そうなんですよね。今の時代、稼ぎ方というのはいくつか方法があると思うんですよ。

    それこそITが発達した今の時代、大きな会社が取り持ってくれなくともフリーランス集団の中で一回限りの出版を全力でやる、みたいな動きも可能です。但し、それをやるには文章力はもちろんのこと、人を動かす力(超絶曖昧)みたいなものも必要になってくる。

    いわゆる、その人(キャラ)を好きになるかどうか。が大切になってくる。
    本当の自分なんてどうでもいいんですよ。その文章を書いている人がどのような人かをまず売り出していく。Youtubeに代表されるように、一種の人気商法が手広くできちゃうんですよね。

    もちろん、それには一定の才能が必要になってくるのですが、今までのように「文章さえ良ければ売れる」なんて一辺倒な方法じゃなくてもいい。

    それが良いことなのか、悪いことなのかは人によるでしょうが、少なくとも姫乃さんのように、手広く繋がりそうなことをやる努力は必要になってくるでしょうね。どのように認知されて、人気を積み重ねていくか。ここに戦略と戦術が必要になりますよね。僕はとりあえずノープランですが、考えねばな(曖昧)と考えています。

    作者からの返信

    Askewさん、コメントありがとうございます。

    人気商法>
    web小説投稿サイトってぶっちゃけこのアプローチをしやすい界隈だと思うのですよ。もちろん作品そのものにも相応の質は求められますが、「あの人が書いたのだから読んでみよう」とか、打算的なところでいえば「あの人の人気にあやかりたい」とか、数字が絡んでくる以上そういう理由で近付く人も"絶対"にいるので。以前は「小説投稿サイトから出版に至るまでは黙々作品を書き続けるのが一番賢い」みたいな話をちょくちょく聞きましたが、長期的な目線で見るとどうもそれが最善手とも云い難く。

    手広く繋がりそうなことをやる努力>
    作家うんぬんとは少々話が逸れますが──もう何が起こるかわからない時代じゃないですか(笑)「ここに身を置いていたら絶対安全だよね!」と中々云い切れない。たとえば自分に子どもがいたとしてその子が「父さん、私タクシーの運転手になる!」って云い出したら絶対止めるじゃないですか(笑)いやいや、将来的にその仕事なくなる可能性大やろと。自分がこれさえ頑張ってたら何とかなるだろうと信じて労力を費やしていたそれが、いつ無価値なものとして扱われるようになるかわからない。だからこそ、手広く何かをするに越したことはないなーと。ええ、私も日々何か新しいこと考えないとなーと考えております(謎構文)。

    編集済
  • >──私の作品全般というか文体って三点リーダー似合わなくね?
    た し か に

    姫乃様が醸し出す雰囲気って講談めいた空気感があるんですよね~。
    こう、淀みなく読み上げていくような、と言いますか。
    間はあれども三点リーダーほどは停止しない感じがありますねえ。

    時折、高座にいる黒猫が小机をバシバシ叩いているような絵を幻視します……。

    作者からの返信

    三点リーダー>
    間が空くには空くのですが──なんとなく似合わないんですよね(笑)ファッションでも顔立ちと体格、共に似たり寄ったりなのに「Aさんが着るとイイ感じだけど、Bさんが着ると何か違うよね」みたいなのあるじゃないですか(Bさん強く生きて)。だから、そういうものなんだろうなぁと今は解釈しております。

    黒猫>
    それこそ猫アイコンが与えてくれる恩恵にござい。ぶっちゃけ猫アイコンだから多少の粗野っぽいつぶやきも大目に見てもらえるでしょ? 的な甘えはなきにしも非ず。

  • ふと思ったのですが、伊東ライフ氏は小説を書いてるような人たちにとっては当たり前に認知を得ているものなのでしょうか。
    あるいは、もしかしてこれ自体が好きなバンドTシャツのメタファーだったりしますか?

    作者からの返信

    須藤さん、コメントありがとうございます。

    どうなのでしょう──。あくまで私の中では、伊東ライフ先生その人より「がんばれ♥がんばれ♥」が一人歩きしている印象がやや強めですが。あと、厳密には「がんばれ♥がんばれ♥」ではなく「頑張れ頑張れー♥」なのですが。
    メタファーに関しては全く以てそのような意図はなかったのですが、先ほどTwitterのDMで一人"あぶりだされました"。ええ、誓ってそのような意図はなかったのですが(これがメンタリズムです?)。

    編集済

  • 編集済

    RELOADへの応援コメント

    数年前に姫乃様がひねり出した「同じ高さに立つためにはどう思っているのかまず伝える」という表現は、『瑕R255G255B255』を書き終えた後の理解とは別物ではないか、と身勝手にも感じました。

    自分の発した言葉が受信者に意図せざる結果を及ぼすように、過去の己が記した言葉が今の己へ別の理解を指し示す。

    過去の自分がいくらか利口に見えたのならば、それはきっと今の自分が新たな知見を得たからだ。そう思った次第であります。


    追記:
    んほお゛お゛お゛ジョークに反応しちゃってもうはずがじいよお゛お゛お゛!!!
    生温かく受け取って貰えてよかったです。ぐすん。

    作者からの返信

    件の自虐(と云う程でもないか)自体、私の中ではジョークの意味合い強めだったので。ありがたいやら、若干申し訳ないやらなのですが(笑)今回に限らず、昔書いた小説を読み返したとき、一部キャラの言動なんかに「へぇー」とか「ほーん」とか思わされることはざらにあったりします。

    ただ──過去の自分と比べて今の自分を卑下するかのような発言をしたとき、それをさらりとフォローしてくれる誰かがいるというのは、素直に心地良いものですね。ありがとうございます。

    追記:草

    編集済
  • 心というものが「どでーん」とあって、感情はそのひと欠片が表出しているだけである。

    なんだか、氷山の一角というイメージがパキッとはまります。
    感情一つとっても複雑怪奇、面白いですねえ。

    作者からの返信

    たとえば仕事でつい上司の理不尽な指示にプツンッとくることがあったとして、それって100%目の前の上司にブチ切れてる──とは云い難いじゃないですか。

    思い返せば、プライベートで何だか腑に落ちない出来事があったかもしれない。ストレスが積もりに積もったところで、上司の指示が最後の一押しになってしまったのやもしれない。

    感情一つとっても、それが生じたきっかけとなるイベントはただ一つ──と云う事態の方が少ないのではないかなと。

    そうなのです。人間の心理は面白いのです(迫真)。

    編集済
  • のわあああー感情の受けやすさの話、とっても気になりますよ!

    姫乃様が書く気分になるよう、一人祈祷しておきます。

    作者からの返信

    犬童さん、コメントありがとうございます。
    意図して気になるように書きました。これがメンタリズムです(大嘘)。明日or明後日には更新予定なのでしばしお待ちを~。

  • この記事のタイトルと書きだしが、僕が新しいエッセイで何度か実践しようとしてきたことだったので「やられた!」と思いました。「おいおい、何やってくれちゃってんだよ姫乃さんよぉ」とドスの効いた声と笑みが抑えられない顔で近づくので、早く逃げて下さい。

    あと553PV陳謝にもやられた。Twitterで見て(いい意味で)頭を抱えました。

    さて、素敵なレビューを頂いた身として「読んでねぇな」とはどう転んでも思えないですね。仰る通りです。さらに姫乃さんのレビューは楽しくて仕方がないんですよね。作品のテーマに触れつつ、枠が広がっていく感じ。ゾホレ・ダブディが出てくるレビューは他にないと確信しています。

    正直、あの話の内容は”在って無い”ような虚構なのであんまり描写頂かなくとも良いと思っています。生と生さえ感じてくれれば(読み方違うよ)。

    僕がレビュー書く時は読み違えもあるだろうし、目の粗いざるで作品を掬ったようなものだとはわかっているけれど「ここが好き」という部分を可能な限り(作者、読者に)魅力的に伝えたいですよね。

    と、言いながら自分のレビューを読み返して(悪い意味で)頭を抱えました。……もうちょっと表現力磨いてきます。

    作者からの返信

    Askewさん、コメントありがとうございます。あれ? またオレ何かやっちゃいました(これもまたリスペクト精神)? オラオラ系はノーサンキューめう。

    思いついた以上は実験せねばなるまいて。

    あのレビューなんですけど、私としては「なんとこの作品(世界)では、触覚どころか味覚をも含む五感の再現技術がすでに確立しているのです」の一文にどうしても繋げたくて。結果、あの壮大過ぎる前フリが爆誕してしまったという。そう云っていただけるとありがたいです。ええ、生と性さえ感じていれば(悲劇的誤字)。

    正直「確かに読みました」という事実さえ伝われば読み違いって微々たる問題だと思うんですよね。映画であれ、漫画であれ、小説であれ、話に多少粗があっても"勢い"があったら「面白いしまあえっか」ってなるじゃないですか? アレに近い感覚だと思うんですよ。

    Askewさんのレビューは今でも充分素敵だと思いますが、表現力を磨くこと自体は良いと思うので止めはしません(笑)

  • 安定限界は刺さりましたねぇ。ずっと蚊帳の外をぶんぶん飛び回っていた蚊の分際としてはどうにもならない関係というのが心地よかったです。

    仰る通り踏み込めない距離感がそこにあって、もしそこで地雷原だらけの恋愛戦場に踏み込める馬鹿なら主人公の器になれたのかもしれないですけど、全く以てそんな危害も蛮勇すらもないですわな。

    主人公なのに主人公しきれないキヨモリ好きですよ。愛すべきヘタレです。(姫乃さんのことではありません)

    作者からの返信

    Askewさん、コメントありがとうございます。

    俄かに「自作語りでもするかー」と思い、改めて読み返してみたら主人公なのにびっくりするほどアクション起こしてなくてビビりました。「真性陰キャが恋愛小説の主人公になったら」とかそんな感じのタイトルに変えてやろうかと思ったぐらいです。

    やさしいカッコ書きをありがとうございます。かつて蚊帳の外にいた姫乃は、現在withコロナの社会で蚊帳の外に追いやられぬよう頑張っております(必死)。

  • 普段なろう系ぜんぜん読まないくせに幽焼けさんのクソラノベレビューだけはついついみちゃうオジサン2号です。

    実際にWEBで活動してみると、なろう系の売り方ってすごい理に適ってるなぁと思わされますね。読んだ後に作品としての評価がなされる書籍と違って、選ばれた時点でPVやブクマ数という形で評価されるWEB小説なら、そりゃ初手でどんだけインパクト与えるかが全てじゃろ、と。まぁそれをそのまま書籍化しちゃうから、クソラノベだなんだと叩かれるわけですが……ほんと書籍とWEBって、同じ小説媒体でも別物ですよね~。

    ちなみに拙作「かげひなたになる」、別サイトにて「風俗の女に100万払って同居を申し込んでみた」という、いかにもなタイトルに改題して発表してみましたが、やはり初速の伸びがダンチでした。WEBにはWEBの戦い方があるってことですな。

    作者からの返信

    神田さん、ご無沙汰しております。お元気そうで何よりです。
    クソラノベレビューのおかげで「とりあえず三〇なずな先生ってすごい人なんやな」と知ることができたオジサン1号です。

    書籍とWEB>
    求められている面白さからしてちょっと別物感ありますよね。前者は一冊の中で魅せる物語を作ればいいので長期的な伏線を張ったりしますけど、後者はエピソード毎に勝負というイメージが強いので。伏線に短期的且つすぐさま回収される、わかりやすさが求められがちだったり。

    先ほどノベルアップ+見て来ました~。レビューを見る限り、改題作戦巧くいきましたね(笑)しかしながら、「きょういちろう」ではなく「ぎょういちろう」だったことに衝撃を受けました。

  • なるほどー。勉強になりました。コーヒーを飲み過ぎるとなんだか胃がむかむかするのは副作用と聞いたことがあるので、飲み過ぎないようにしている(1ヶ月に1杯程度)んですが、そのようなからくりがあったのですね。ちょうど今日カフェインの話になったのでタイムリーな話題で舌。フタ!! 覚えておきます。

    作者からの返信

    Askewさん、コメントありがとうございます。

    カフェインは集中力UP以外にも脂肪の燃焼や筋トレの効率を高めてくれるなんてデータも出ているので、運動習慣がある人には間違いなくオススメなのですが、何事も過ぎたるはなんとやら──ということで。

    1ヶ月に1杯程度>
    「最近あんまりカフェイン効かなくなってきたなー」と感じている私(1日1杯は確実に飲む人)は、しばらくカフェイン断ちしなければなどと思っている次第にござい。見習わなければ(笑)

    編集済
  • いかがでしたか? 系ブログ死すべし。慈悲はない。


    SNSでは議論が紛糾して炎え上がるというのも珍しくはないですが……今のこうした状況も業界が意図したものだとしたら、舌を巻いてしまいますね(堀江何某氏は完全にコントロールしてのことでしょうけども)。

    いわゆるなろう系作品は、小説の存在を一つ上の段階に引き上げたように思えます。
    読まずともそれらしく語ることができるなど、それ以前では考えられないことでしょうし。

    悪名は無名に勝るとはよく言ったものです。
    願わくば、悪貨が良貨を駆逐してしまいませんように……。

    作者からの返信

    「ググってもカス」とかいう忌み語を生んだクソブログを許すな。
    犬童さん、コメントありがとうございます。

    業界が意図した>
    なろう系批判の論調として、このままなろう系に頼るばかりでは真に良質な作家が育たない、そんなラノベ業界に未来はないというものを見かけるのですが、「そこまで業界だってバカじゃないだろ」と思うのが正直なところでして。あくまで私の考察の域を出ませんが、フツーに意図してやっている部分もあるのではないかなぁと。

    願わくば~>
    しかしながら人は生来悪貨に目が向きやすい生き物なのである。皆注意バイアス修正治療訓練を受けよう。

    編集済
  • 思ったんですがなろう系とラノベの違いって何なんでしょうね。媒体で決まるんなら僕の作品も全部「なろう系」にくくられますし、出版したらなろう系のラノベになるのか? それはそれで全然オッケーだと思っています。アンチすらつかないほどの片隅作家としてはアンチであろうが多くの人が心を動かしてくれるんなら、作者冥利につきるのではと思う一方、アンチに心をもむのも大変だろうなと思います。

    以前、敬愛する森見登美彦さんや万城目学さんの作品もラノベという意見を聞いて、確かにライトに読めるし純文学ではないよなぁ。と納得したのを思い出しました。なろう系も気軽に読めるというのは強みだと思うんですけどね。

    話が脱線しまくりましたが、間口が広いのはいいことだと思います。ファンもアンチも含めて人を動かす作品はエネルギーを持っていると証拠ですから、なろう系はやっぱりエネルギーを持っているのではないでしょうか(結論放り投げ)

    作者からの返信

    なろう系とラノベの違い>
    私も色々調べてみたんですが、結構難しいです。たとえばなろう作品によくありがちなあの長いタイトル、今となっては「流行りモノ」として書籍側にも輸入され始めているので、一概にあのタイトルが特徴とも云えませんし、全てのなろう系が転生+チートスキル要素を含んでいるかと云われればそうでもないので。

    余談ですが、そもそもあの独特なタイトルは『小説家になろう』というサイトの中で勝ち上がるために編み出された"戦略"だという考え方があります。なろうのトップページを見てもらえればわかりますが、作品のタイトルしか見えない。クリックしなければあらすじが見えない。だからタイトルで内容に触れるのが最適解──といった具合です。

    作家では前例を知りませんが、とりあえずまずは知ってもらわないと! という理由から初手炎上を選択する人はいるっちゃいますね。記憶に新しいところで云えばN国党のあの人とか。「何だ変わったことしてんな」っていうのが大勢の心を掴むファーストステップですからねぇ。

    気軽に読める>
    ライト文芸なんて言葉もありますから。結局「気軽に読める」が大きな強みの一つだと思うんです。長いスパンの伏線がない、張った伏線がすぐさま回収されるタイプのストーリーはやはりweb小説ウケしやすい。

  • ピンクノイズはピンクノイズですよね。良かった、Askewも一人ではありませんでした。
    フラリッシュ感覚というのは初めて知りましたが、たしかに書くことで何かを実感している気はしています。書くためにはインプットもアウトプットも必要ですもんね。方向性はともかく以前の自分と比べたら確実に物事を考えるようになりました。方向性はともかくとして。

    作者からの返信

    あっ、おっぱいの人だ(ツイート分析+診断メーカー的な意味で)。
    Askewさん、コメントありがとうございます。

    私もこのエッセイを書き始めてから、日々インプットしたつもりになっている情報をきちんと整理する習慣が着きました。おかげでネタが尽きる不安こそありませんが、思い出してみるとこれはあくまでおすすめ作品集なので。今は舵を戻せるかどうかが不安でなりません。

    方向性はともかくとして>
    そうですね。私もよく考えるようになりました。方向性はともかくとして(意味深)。

  • めっちゃ分かります。パブリックなSNSビギナーですが、結構色んな考えの人がいて(自分にとって)あまり見たくもない話題も出てきますもんね。

    そして、ネガティブ思考もその通りですよね。脳科学の本を読んでから僕が暗闇で無意味にびくっとしてしまうのは「偏桃体の正常な働きなのだ!!」と思うことで自分を正当化することが出来ることになってとても楽になりました。

    付き合い方は大切。そして、付き合うための知識も大切。SNSは奥が深いですね。

    作者からの返信

    Askewさん、コメントありがとうございます。

    脳科学>
    実際科学や心理学に救われている部分多いんですよね、私。たとえば何かを買いた~いっていう欲求に強く駆られたとしても、どういう条件が揃ったとき人は衝動買いしやすいかを把握していればブレーキ踏めるじゃないですか。冷静に判断する上で知識ってとても大事。

    SNS>
    メンタル面でのデメリットこそ上げましたが、だからってこのご時世これをやらないのはちょっともったいないと思うんですよね。だからこそ、SNS中毒にハマらない程度に皆さん楽しんでいただけたらなーという所存(サービスの開発者かな?)。

    編集済
  • 一度読ませて頂いてから嬉しすぎてしばらく寝かせていました。人は嬉しいとすぐに行動しないものですね。これもまた発見です。

    EXとして登場させて頂いて本当に感無量です。そして、あのSFなのか妄想なのか良く分からない物語を愛でて頂いて嬉しいです。

    書いて頂いている通り、認識論というか、存在論というかそんな誰もが中二の時に通る疑問をなんとか物語に出来ないかと書いてみたのがこの物語なので、的確かつ追加的な情報を含めた解説はこれ以上にないですね。キャッチコピーもかなり狙ったのですが反響が少なくて「エロの力を用いてもこんなものか」と勉強になった(しょげていた)ところ、地球と木星くらいの時差で食いついて貰えたので、涙ちょちょ切れです。

    没入感が経験によって左右されるというのは現代のVR技術の限界なのでしょうね。確かにプライベートライアンの冒頭のシーンで臭いと爆音を思い出す元兵士のように同じ芸術体験でも経験によって追体験の濃さが違う、というのは納得したくないですが納得でした。じゃあなんだ、僕はVRでさえも女性の機微が感じ取れないのか。残酷ぅ。

    ゾホレ・ダブディさんとは一体……と検索したらあのマトリックス的世界観を唱えた人でしたか。その記事を読んだことがあったので、これまた納得でした。

    個人的に水槽の脳でも別に良いですよ。その脳がオキトキシンばんばん出してハッピーになっているなら肉体なんて別に要らない派です。

    だからシミュレーション仮説って良いですよね。希望があるし。ワクワクします。生にこだわるのはなぜだろう。それを考えるきっかけになったようで、ここでこの物語の使命は果たされました。

    作者からの返信

    Askewさん、コメントありがとうございます。
    こちらに載せた内容のコピペで恐縮ですが、レビューという形で送らせていただきました。よければお納めくださいませ。

    キャッチコピー>
    ベージュっぽい色合いが生々し過ぎたのでしょうか──(首傾げ)。

    没入感>
    ゲーム研究会の東大生の方が間違いなく想像力は勝ってると思うんですけどね。残念ながら現状のVR技術では、リアルな経験値の差がモノを云うようです。こんな残酷な現実、知りとうなかった‼

    シミュレーション仮説>
    私もワクワクする派です(笑)
    ただ、もし私の"これまで"が高次の存在によるプログラムの一部に過ぎないのだとしたら「プログラマーもっとしっかりせぇやバグだらけやぞ」って強く抗議したい。

    編集済
  • 中高生陰キャが陥りやすい偏見にこれでもかと打たれた変態がおります。中高生の文体とかどうでも良いと思います。よほど「俺は中高生だ!」くらいののめり込み方をしないかぎりちょっとやそっとの言い回しは不自然に感じないですよ。というか、あれだけ勉強していた高校生時代、勉強の知識だけは今よりもあったのでなまじ馬鹿に出来ないのではないかとさえ思います。今、センター何割とれるかなくらいの残念な頭に戻っているので。

    正直、そのキャラが崩壊しなければどんな文体だろうがエッセンスとして成り立つと思うんですよね。僕は森見作品が好きなのですが「ペンギンハイウェイ」なんて「あんな小学生いるか」という至極真っ当な見方なんて(普通に読んでいたら)出来ないですもんね。そりゃ、拙者はとか言い始めたら笑いが漏れるでしょうが、それが作品を通じて崩壊しないならそういうキャラだって受け入れられる気がします。阿部 共実作品もしかりですね。

    まだ一人称しか書いたことがないので大口は叩けませんが、こうやって言って貰えるとなんだか背中を押されたようで書き手としては嬉しいですね。

    作者からの返信

    Askewさん、コメントありがとうございます。

    変態は出て行ってください‼ 嘘です‼ 中高生の文体は全く意識していない(キリッ)──とは書きましたが正直なところ完全にはできなくね? というのが本音でして。視点を変えたり、そのキャラの立場になって思考することはできても文体って──何かこう生理的な要素含むところないです? 変えるにしても限度があるというか。作風に応じてある程度捻じ曲げれるっちゃあ捻じ曲げれるけど、作品毎に「コレ本当に同じ人が書いてるの?」って思われるほどの"カメレオン"にはなりたくないというか(あくまで私の願望であってそういう方向性の作家を否定しているわけではないので悪しからず)、「あーやっぱりこの人が書いた作品だな」と、実感できる人には実感してほしいというか。うーむ贅沢かつ支離滅裂(笑)

    余談ですが、私はAskewさんの作品(『リラの花は二度咲かない』)を初めて読んだとき「多分だけどこの人あんまりメジャーじゃない一部でホットなバンドのエモい感じの曲とか好きなんだろうな」と思いました。今になって思えば文体や言葉選びから感じさせる何かがあったのやもしれません。

    編集済
  • あぁ、すごい。初めて被服気候(高校ぶりに使った)という言葉を知った時のように、実感はしていたんだけど言葉にする術をしらなかった感覚が蘇りました。

    服を着るという行為は外界と身体の間に気候を作り出すものであって、そこに生まれる一種の人工的な世界。内的とも外的とも違う間世界を身に着けているのだ、となんとなくそこにあった不思議さを言語化出来た時の感動を発見をしたようです。

    カーテンの中は心地が良かった。段ボールの中は初めての一人だけの空間だった。毛布の中は宇宙だった。プルオーバーから顔を出すまでは間世界旅行だった。

    小さいときに感じていたあの感覚がぐわっとよみがえって来て、ぞくぞくしました。これは愛ですね。確かに、あれは愛です。


    あと「絶対にセーターの襟ぐりから顔を出さない彼氏VS絶対にテーブルの下から出てこない彼女」が強烈過ぎて、読むたびに笑いが止められません。即、チャンネル登録します。

    作者からの返信

    Askewさん、ch登録ありがとうございます。

    今回の件とは関係性の薄い話で申し訳ないのですが、思い出しちゃったから云わせて。ちっちゃいときストーブであっためた肌着着るのめっちゃ好きでした。

    そう、テーブルの下はまだわかると云うか、「あーはいはいなるほどー」って感じなんですけど、セーターの内部はね──。居心地どうこうを語る対象として完全盲点だったなと。

    この小説を読み終わった私が、ニットの襟ぐりから頭のてっぺんだけを出して「あー。っぽいわー」とお世辞にも知能指数が高そうには見えないJKみたいな感想を漏らしながら内部を堪能したことはもはや云うまでもなく。ええ、云わない方が良かったかもしれません。

    編集済
  • こんにちは。
    ものすごく勉強になりました。
    私は一人称で書くのがどうも苦手で、なんでかなーと思っていたんですが。まさに姫乃さんのおっしゃる通り、主人公の性格を深堀りしないまま書いているからだなと気づきました。

    ちょうど今も、考えていた展開がこのキャラの性格上有り得ないのでは気づいてしまい、さあどうやって話をつなげていこうか悩んでおります。

    勢いで書き始める前にもっと設定考えないといけないですね(当たり前)

    突然こんな感想残されてもご迷惑かなと思いつつ、目から鱗が落ちた気持ちになったので書き逃げします。失礼しました!

    作者からの返信

    永堀さん、コメントありがとうございます。

    このキャラの性格上この展開あり得なくない? と気づくのは何だかんだで巧いこと繋がるフラグなので大丈夫です(経験則です。科学的根拠はありません)。

    勢いで書き始める前に~>
    ですね(かく云う私も行き当たりばったりに書き進めることが多々ある手前強くは云えんのですが)。

    迷惑だなんて滅相もなく。畏まるような場でもありませんので、またいつでもお越しくださいませませ~。

    編集済
  • もはやこのコメ欄が自分と姫乃さんのダベり場と化している件については目を瞑っておくとして。

    一人称ってほんと奥が深いですよね。視点のブレが起きにくいから初心者向けだと言われる一方で、面白いものとして仕上げるには相当の技術がいる。技術ってか、書き手の地力? 素の文章力って言えばいいかな? 個人的にゃ、描写を捨てる意識を持てていない内は、大人しく三人称人物視点で説明的な文章に徹していた方が経験値的にうまみがあるかなぁ、と思っていたり。一人称はなまじ簡単に形になってしまうからこそ「書けた気」になって、そっからの成長に繋がらない。

    ところで人称と言えば、姫乃さんの「僕チカ」って三人称神様視点で書かれてますよね。あれね、マジで驚いた!

    三人称神様視点って、小説のスタイルとしてはタブーに認定されてるじゃないですか。視点がブレやすくてキャラへの感情移入もしにくくなるから、小説は一人称か三人称人物視点で書きなさいって、どんなハウツー本読んでも書いてあると思う。

    なのに「僕チカ」は神様視点でもちゃんとエンタメとして仕上がってて、マジパネーって思いましたもん。描写の取捨選択ができる確かな技術を持ってないと、あのスタイルじゃまず形にすらならない。

    ちなみにこの感想、最初はレビューに書こうと思っていたんですけど、流石に専門的すぎるのでカットしました(笑) 視点への言及とかニッチにも程がある……。

    今回、姫乃さんが好き放題喋ってるようでしたので、こちらも好き放題喋らせてもらいました。……いいよね!? そういう場所だよね!?

    また気が向いた時にダベりにきます~!

    作者からの返信

    ダベり場>
    真剣〇0代ダベり場──などというワードが脳裏を過ぎった時点で、今私が物書きの端くれおじさんであることは確定的に明らか(云ってみたかっただけ)。

    三人称人物視点が一番万人受けするイメージ。一人称の「書けた気」になっちゃう感はわかります。動的なシーンをまともに描写しようとすると地獄なんですけどね。

    三人称神様視点>
    ハウツー本で十中八九「別にやってもいいけどどうせ面白くならないからやらない方がいいよ」と評されているアレ。私が2010年こそ自身の才能の最盛期であったと主張する理由はここにあります。作品自体が大分ニッチな感じなので、レビューもニッチでむしろバランスがとれていたのでは?

    作品を紹介している回でさえ好き放題なんだよなぁ(遠い目)──。なので、好き放題喋ってもらって一向に構いません。そういう場所です。

    いつでもおこしやす~。

    編集済
  • スポットってわけじゃないけど、極力人のこない屋外の空間が好きですね。深夜の喫煙所とか。部屋に閉じこもっていては味わえない、開けた空間に一人だからこそ味わうことのできる、「選択した孤独」みたいな感覚がとても好きです。

    ところで、仮面ライダーがウルトラマンサイズにまで巨大化した件については、大人になった今でも納得していません。断固抗議したいです。

    作者からの返信

    神田さん、コメントありがとうございます。

    「選択した孤独」>
    孤独ではなく孤高──と胸を張れるほどかけ離れているわけではなく。あくまで孤独の範疇に収まる身ではあるのだけれど、好きでここに居るんやで的な。ちなみに私はこじんまりとして人気のない、あんまりご利益なさそうな感じ(暴言)の神社仏閣が好きです。

    ウルトラマンVS仮面ライダー>
    デフォで巨大化していい仮面ライダーはJだけだ(過激派)──とまでは云いませんが、個人的には巨大化した事実よりも巨大化した経緯が雑過ぎて納得いきません。

    編集済
  • もうすでにただの面白いエッセイになってない……?

    自分的にこういう文章大好物なので、このまま順調に(?)荒ぶっていって欲しいと切に願います(笑)

    しかしまぁ、理由①と通して読んで、改めてSNSの功罪を教えられた気分です。

    曲がりなりにも作家を名乗るなら、自己プロデュース力が求められるこのご時世、最低でもTwitterぐらいはやっとかねばいけないと理屈ではわかっているのですが、そこでのしがらみを考えるとどうしても二の足を踏んでしまう……。

    ましてや自分のような「己の全てを創作にぶっ込まないと勝負にすらならない」タイプの書き手だと特に。執筆に使うわずかばかりの時間欲しさに禁煙成功したぐらいですよ(笑) なので「脳のリソース割きたくない」のくだりはほんとわかりみ。

    でもやっぱり、メリットを考えると絶対にやるべきだとも思うので、Twitterの活用に関しては再検討してみようかなぁと思います。——いかん! 応援コメントなのにまたいつもの持病が!

    大変失礼しました。そして、大変参考になりました。これからも好き放題語っていってください。楽しみにしております。 

    作者からの返信

    今しがた朔之蛍さんの作品を紹介し終えたので、もうエッセイルートまっしぐらよ。嘘です。これからもおすすめ作品集を名乗れるよう精進してまいります。

    SNSの功罪>
    ①で挙げたSNSのデメリットって結局根底にあるのは「他者との比較」なんですよね。特に創作アカウントのツイートって宣伝のみならず「〇〇〇PV突破しました!」「一次選考突破しました!」的なものもあるので。私みたいなスタンスならともかく、本気で作家を目指している人なんかが目にしたら、まあ多少なりとも引っ張られるよねと。時間に関しては、ツールを使えば自動定期ツイートで作品の宣伝やらをできなくもないのですが──。とはいえ、私自身まだ利用したことがないので。使い勝手が良さそうならまたご報告します(笑)

  • 果たして自分がこの記事に応援コメントを寄せていいものだろうか(笑) 

    ともあれお礼の一言だけはどうしても述べたいので、挨拶程度にちょっとだけ書かせてもらいますね。

    正直なところ、永井に対して言及されるとは思ってもいませんでした。こいつは物語を成立させる上で配置した単なる「悪役」、身も蓋もない言い方をするなら「噛ませ犬」に過ぎなかったので。

    それでもこいつはこいつで、他の主要人物たち同様に生きづらさを抱えた人間の一人として書いたつもりでいたので、それが伝わったことは純粋に嬉しく思います。

    そして、それと同時に驚いております。言葉ってここまで伝わってしまうものなんですね。

    永井への考察もそうなのですが、特に驚いたのが、

    >俺はときに広巳だが、菜央でもありみさきでもあると云うのが正しいのかなと。

    この部分。

    おそらくなんとなくお察しのことでしょうが、「かげひなたになる」は準私小説として書いていまして、主立った人物たち——特に主人公とヒロインのキャラクター造形に関しては、自分自身を明確なモデルにしています。

    上記の文章は、厳密に言えば意味合いは違うのでしょうが、まるでそれを言い当てられたような気がして、改めて言葉で伝えられることの豊富さというか、フィクションの可能性というものを感じた次第です。

    ——いけませんね、ちょっとのつもりがまた持病の自分語りが(笑)

    理性でバシっとSTAYSAFEしたところで、最後のご挨拶とさせていただきます。

    ユーモアと熱さが見事に融合した素敵な文章で紹介していただき、ありがとうございました! それと! 私は資産運用のプロでもなければキャリアアドバイザーでもないのであしからず! 

    作者からの返信

    神田さん、コメントありがとうございます。

    永井>
    明らかに善人とは云い切れないパーソナリティが乗っかっているからこそ、永井のゆくゆくはプロゲーマーになりたいと云う長期目標をついつい鼻で笑ってしまう読者がいるわけで。「悪役」と云うフレームを取っ払って彼を見たとき、はたしてそのあさーい感じの生き方をさも他人事みたく嘲笑できるかと云われたら──中々ね🙂

    STAYSAFE>
    かく云う私も隠れ自分語り大好きおじさんなので(隠れ?)。セルフコントロールしてもらわずとも全然構わなかったのですが。理性がそう云うのであれば仕方がない。

    こちらこそ、最初の犠牲者になっていただきありがとうございました(我ながらハンパねぇ日本語だな)。えっ、資産運用のプロでもなければキャリアアドバイザーでもない? 何だマッチングアプリの開発者だったのか(最後の最後までボケてゆくぅ‼︎)。

    最後に──新天地でもどうか頑張ってくださいませ。心から応援しております🤞

    編集済