応援コメント

一人称小説の表現にアドバイスする前に思い出してほしいこと」への応援コメント

  • 中高生陰キャが陥りやすい偏見にこれでもかと打たれた変態がおります。中高生の文体とかどうでも良いと思います。よほど「俺は中高生だ!」くらいののめり込み方をしないかぎりちょっとやそっとの言い回しは不自然に感じないですよ。というか、あれだけ勉強していた高校生時代、勉強の知識だけは今よりもあったのでなまじ馬鹿に出来ないのではないかとさえ思います。今、センター何割とれるかなくらいの残念な頭に戻っているので。

    正直、そのキャラが崩壊しなければどんな文体だろうがエッセンスとして成り立つと思うんですよね。僕は森見作品が好きなのですが「ペンギンハイウェイ」なんて「あんな小学生いるか」という至極真っ当な見方なんて(普通に読んでいたら)出来ないですもんね。そりゃ、拙者はとか言い始めたら笑いが漏れるでしょうが、それが作品を通じて崩壊しないならそういうキャラだって受け入れられる気がします。阿部 共実作品もしかりですね。

    まだ一人称しか書いたことがないので大口は叩けませんが、こうやって言って貰えるとなんだか背中を押されたようで書き手としては嬉しいですね。

    作者からの返信

    Askewさん、コメントありがとうございます。

    変態は出て行ってください‼ 嘘です‼ 中高生の文体は全く意識していない(キリッ)──とは書きましたが正直なところ完全にはできなくね? というのが本音でして。視点を変えたり、そのキャラの立場になって思考することはできても文体って──何かこう生理的な要素含むところないです? 変えるにしても限度があるというか。作風に応じてある程度捻じ曲げれるっちゃあ捻じ曲げれるけど、作品毎に「コレ本当に同じ人が書いてるの?」って思われるほどの"カメレオン"にはなりたくないというか(あくまで私の願望であってそういう方向性の作家を否定しているわけではないので悪しからず)、「あーやっぱりこの人が書いた作品だな」と、実感できる人には実感してほしいというか。うーむ贅沢かつ支離滅裂(笑)

    余談ですが、私はAskewさんの作品(『リラの花は二度咲かない』)を初めて読んだとき「多分だけどこの人あんまりメジャーじゃない一部でホットなバンドのエモい感じの曲とか好きなんだろうな」と思いました。今になって思えば文体や言葉選びから感じさせる何かがあったのやもしれません。

    編集済
  • こんにちは。
    ものすごく勉強になりました。
    私は一人称で書くのがどうも苦手で、なんでかなーと思っていたんですが。まさに姫乃さんのおっしゃる通り、主人公の性格を深堀りしないまま書いているからだなと気づきました。

    ちょうど今も、考えていた展開がこのキャラの性格上有り得ないのでは気づいてしまい、さあどうやって話をつなげていこうか悩んでおります。

    勢いで書き始める前にもっと設定考えないといけないですね(当たり前)

    突然こんな感想残されてもご迷惑かなと思いつつ、目から鱗が落ちた気持ちになったので書き逃げします。失礼しました!

    作者からの返信

    永堀さん、コメントありがとうございます。

    このキャラの性格上この展開あり得なくない? と気づくのは何だかんだで巧いこと繋がるフラグなので大丈夫です(経験則です。科学的根拠はありません)。

    勢いで書き始める前に~>
    ですね(かく云う私も行き当たりばったりに書き進めることが多々ある手前強くは云えんのですが)。

    迷惑だなんて滅相もなく。畏まるような場でもありませんので、またいつでもお越しくださいませませ~。

    編集済
  • もはやこのコメ欄が自分と姫乃さんのダベり場と化している件については目を瞑っておくとして。

    一人称ってほんと奥が深いですよね。視点のブレが起きにくいから初心者向けだと言われる一方で、面白いものとして仕上げるには相当の技術がいる。技術ってか、書き手の地力? 素の文章力って言えばいいかな? 個人的にゃ、描写を捨てる意識を持てていない内は、大人しく三人称人物視点で説明的な文章に徹していた方が経験値的にうまみがあるかなぁ、と思っていたり。一人称はなまじ簡単に形になってしまうからこそ「書けた気」になって、そっからの成長に繋がらない。

    ところで人称と言えば、姫乃さんの「僕チカ」って三人称神様視点で書かれてますよね。あれね、マジで驚いた!

    三人称神様視点って、小説のスタイルとしてはタブーに認定されてるじゃないですか。視点がブレやすくてキャラへの感情移入もしにくくなるから、小説は一人称か三人称人物視点で書きなさいって、どんなハウツー本読んでも書いてあると思う。

    なのに「僕チカ」は神様視点でもちゃんとエンタメとして仕上がってて、マジパネーって思いましたもん。描写の取捨選択ができる確かな技術を持ってないと、あのスタイルじゃまず形にすらならない。

    ちなみにこの感想、最初はレビューに書こうと思っていたんですけど、流石に専門的すぎるのでカットしました(笑) 視点への言及とかニッチにも程がある……。

    今回、姫乃さんが好き放題喋ってるようでしたので、こちらも好き放題喋らせてもらいました。……いいよね!? そういう場所だよね!?

    また気が向いた時にダベりにきます~!

    作者からの返信

    ダベり場>
    真剣〇0代ダベり場──などというワードが脳裏を過ぎった時点で、今私が物書きの端くれおじさんであることは確定的に明らか(云ってみたかっただけ)。

    三人称人物視点が一番万人受けするイメージ。一人称の「書けた気」になっちゃう感はわかります。動的なシーンをまともに描写しようとすると地獄なんですけどね。

    三人称神様視点>
    ハウツー本で十中八九「別にやってもいいけどどうせ面白くならないからやらない方がいいよ」と評されているアレ。私が2010年こそ自身の才能の最盛期であったと主張する理由はここにあります。作品自体が大分ニッチな感じなので、レビューもニッチでむしろバランスがとれていたのでは?

    作品を紹介している回でさえ好き放題なんだよなぁ(遠い目)──。なので、好き放題喋ってもらって一向に構いません。そういう場所です。

    いつでもおこしやす~。

    編集済