第24.5話 ★★★仲良く4人で★★★


 突如、部屋に乱入してきたセンフィ。

 だが、三人は止まる様子はない。


「待ってろ。今、二人をかわいがってんだからよ」


 横たわる二人。

 ハルト手によってに体をくねらせながら、嬉しそうに喘ぐオルガとカララ。


「ハルトぉ、ね? もう、のう?」

「私から! もう焦らすのやだ……ね? 私のこといっぱいシていいぞ? メチャクチャにしていいぞ! 私の方がお前も気持ちいいだろ?」


 もう既に二人の準備は完了しており、早く結合したいと雌の顔して訴える。

 ハルトもまたいつでもいける様子。


「んもう、レオン君もあなたたちも朝から……」


 そんな三人の人目も気にせず事を始めようとする光景に、最初は怒っていたセンフィも段々と目を奪われてしまう。

 さらに……


「あ……レオン君の……あんなに……ひ、久々に見た……ご、ごくり……」


 数年前までハルトのエッチ勉強フレンドとして、一時はかなりの頻度で関わってきたハルトの肉体に、センフィは昔を思い出し、段々と体が、顔が、頭が熱く火照ってしまう。


「……おい、オウダ」

「ほへ!? は、ふぁ、ふぁい!」


 そんなセンフィの様子に気づいたハルトは……


「混ざるか?」

「ひゃい!?」

「久々にどうだ?」

「ッッッ!!??」


 一緒にしようと提案するハルト。

 本来ならそんなもの、「ふざけるな」の一言が飛び出るものだろう。

 しかし、センフィにとっては久々に再会し、昔を思い出し、最近は好きな人とも中々進展できず、好きな猥談もできずに悶々としていた日々の中での提案。


「で、でもぉ……だ、だって、レオン君……と、こ、恋人さんたちと一緒になんて……」

「ほら、脱いで久々にオッパイと尻でも見せてくれよ」

「ちょま、で、だ、だから私は今、す、好きな人居るし……やっぱり好きな人いるのに、友達におっぱいとお尻……うぅ~」

「嫌ならいいんだ……俺にはオルガ……のオッパイと尻があるし」

「あ……」

「カララはカララで好きだしよぉ」


 すぐに答えを出せずにモジモジとするセンフィの目の前で、ハルトはオルガとカララの体を見せつけるようにまさぐる。


「あ、もう、ハルトは相変わらず赤子のように……」

「へっ、赤ちゃんはこんなにエロいかな?」

 

 雌の顔をして微笑むオルガ。ハルトはチラッとセンフィを横目で見る。


「ッ!? あ、あんなに触られて……あ……うぅ……」


 かつては自分もハルトに存分に触れられた。食べられた。

 それはセンフィにとっては、嫌ではない思い出。

 自分をほったらかしにして、恋人同士とはいえイチャイチャするハルトたちに、ついにセンフィも我慢の限界に達した。


「わ、分かったよお! 脱ぐ! 脱ぐからぁ……レオン君のイジワルエッチバカぁ! 仲間外れにしないでよぉ……」

 

 制服のブレザーを脱ぎ、ワイシャツのボタンも素早く外し、高級感漂うレースの白いブラも投げ捨てる。

 露になった形の整ったセンフィの美しい乳房に、ハルトは満足そうに頷いた。

 

「おお、昔よりデカくなってるな。一体、俺と会わなくなってから何人の男を相手にした?」

「な、ないよぉ! ハプニングでハジャにモギュッとされたことはあるけど……裸ではレオン君以来ないよぉ……」

「へぇ、そうかい。じゃ、いっぱい食ってやるよ。ほれ、こっちこいよ」

「う~……」

「そうだ。オルガ、センフィ、二人は俺を挟むように、んでカララはこうで――――」


 結局加わったセンフィ。そのとき、ハルトはあることを思いついて、三人を性欲のままに……


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