概要
力が勝つか、頭脳が勝つか
世界が魔族に脅かされていた時、勇者と呼ばれるシャングという名の男が現れ、ドッペ、フーリッツ、ラウハと共に世界を救った。
それに歓喜する人々。
だが異世界から返ってきた彼らは、突如人類に牙を剥いた。
パニックに陥る人類。
歩調の揃わない各国。
魔族が闊歩していた時よりも、さらなる絶望に陥る人類。
彼らは魔族以上に人類では対抗しようのない力の持ち主なのだから。
それに対抗するのは「トルハランのリコウト」と、クックハンの伯爵令嬢である「リリィ」
リコウトは、
「相手が得体の知れない魔族では無く、相手もまた人間だ」
と、嘯き行動を開始した。
その胸にある想いを秘めながら。
小説家になろうで完結済みです。
向こうで「カクヨム」向きでは? と感想いただきまして、そのまま。
それに歓喜する人々。
だが異世界から返ってきた彼らは、突如人類に牙を剥いた。
パニックに陥る人類。
歩調の揃わない各国。
魔族が闊歩していた時よりも、さらなる絶望に陥る人類。
彼らは魔族以上に人類では対抗しようのない力の持ち主なのだから。
それに対抗するのは「トルハランのリコウト」と、クックハンの伯爵令嬢である「リリィ」
リコウトは、
「相手が得体の知れない魔族では無く、相手もまた人間だ」
と、嘯き行動を開始した。
その胸にある想いを秘めながら。
小説家になろうで完結済みです。
向こうで「カクヨム」向きでは? と感想いただきまして、そのまま。
お読みいただきありがとうございます!
好き勝手書いてますので、お心をひろーーーくお願いします。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!最強の味方が最強の敵になる…よくある事だが、「これ」は読めなかったわ。
魔族を滅ぼした勇者が、人類に反乱を起こした。
たった4人の人間に軍隊は蹂躙され、大国は滅び大勢の人が死んだ……。
事ここに至り王侯貴族達は慌てふためき、人々は絶望した……。
そしてある男が現れる。
その男は力も武勇も無く魔術も使えない、とある小国の王弟。
小国の王弟なので自由に使える軍隊も持っていなかった。
だが、勇者達はその男の「策」に翻弄されていく。
魔族を滅ぼした程の勇者が、只の人間の掌で転がされていた。
◇◆◇
主人公ですが最初は只々胡散臭い、という印象しか無かったです。
それが口八丁手八丁で各国の王を懐柔し、あの手この手で一人また一人と、強力な力を持ち人類の敵となった勇…続きを読む - ★★★ Excellent!!!虐殺の限りを尽くす勇者たちに知恵と策略で立ち向かう謎の男
舞台は剣と魔法の世界。
魔族たちを倒して人類を救った勇者たち。
尋常ならざる戦闘力を誇る勇者シャング。
強力な魔剣を使いこなす戦士ドッペ。
冷静な判断力を持ち死人をも生き返らせる神官フーリッツ。
強力無比な魔法でどんな敵をも打ち倒すラウハ。
ここまではある意味ファンタジー世界のテンプレともいえる設定です。
しかしこの物語では「そもそも国家機関に属する軍隊でも敵わないような魔族を滅ぼすほどの力を個人が持っているとき、果たして彼らは秩序を守る存在になりえるのか」というタブーに切り込んでいます。
考えてみれば王様に「魔王を倒してくれ」と言われてそれを実行できるほどの人間が、その後で王様の命令…続きを読む