概要
いわくつきの「絵」。それが物語るものは。
アスコラクシリーズですが、この作品だけでもご覧いただけます。
『アスコラク‐聖痕の娼婦‐』の主人公・シャクヤの妹の物語。
絵に魅了され、絵に集い、そして暗躍する影。
果たしてアスコラク達は、その影をとらえることができるのか?
『アスコラク‐聖痕の娼婦‐』の主人公・シャクヤの妹の物語。
絵に魅了され、絵に集い、そして暗躍する影。
果たしてアスコラク達は、その影をとらえることができるのか?
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!美しき女王の微笑みが観る者をいざなう。時を超えた名画の世界へ――
エル国立美術館に飾られた名画『時の女王―カーミュ・デ・コーメニ』の前に、深夜あらわれる少女の霊が、観たものを石にしてしまう。という噂が流れた。
偉大なる女王の死から三百年が経過したマスハの街に、シャクヤとクランデーロとイネイを伴い、アスコラクがやってきた。
名画の前に佇み、シャクヤは思う。「私は、この絵に会うためにここまでやってきた」のだと。けれども、今回のアスコラクの標的は――
◇
「首狩り天使アスコラク」のシリーズ三作目です。前作『アスコラクー聖痕の娼婦』の続編にあたりますが、この作品単体でも理解できるように書かれています。
前作をお読みになった方は不思議に思われるで…続きを読む