アスコラク‐時の女王-

作者 夷也荊

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★★★ Excellent!!!

アスコラク。
初めに出会ったときからのめりこむようになったこの物語は、シリーズ化となり私の心を掴んで放さない。
前作のシャクヤでは、とても悲しい物語に涙を浮かべながら読んだ。
今回、そのシャクヤにまつわる妹が絡む物語となっている。

ミステリーの要素を含む物語は、どこがどう何に繋がっているのか、先読みをしては楽しめるものになっていた。
広大な美術館を舞台に起こる事件を、おなじみの面々が解決していく。

最終的にシャクヤが選んだ自らの立場に、やはり私は心を熱くし涙が浮んだ。

是非、この切ない物語を読んで頂きたい。

★★★ Excellent!!!

エル国立美術館に飾られた名画『時の女王―カーミュ・デ・コーメニ』の前に、深夜あらわれる少女の霊が、観たものを石にしてしまう。という噂が流れた。
偉大なる女王の死から三百年が経過したマスハの街に、シャクヤとクランデーロとイネイを伴い、アスコラクがやってきた。
名画の前に佇み、シャクヤは思う。「私は、この絵に会うためにここまでやってきた」のだと。けれども、今回のアスコラクの標的は――

        ◇

「首狩り天使アスコラク」のシリーズ三作目です。前作『アスコラクー聖痕の娼婦』の続編にあたりますが、この作品単体でも理解できるように書かれています。
前作をお読みになった方は不思議に思われるでしょう。何故、アスコラクの標的が◯◯◯◯なのか? 美術館で起きる事件とともに、ミステリー調の展開に引き込まれます。
クランデーロとリョート、イネイとアスコラク、ジェイコとアブマンの関係にも注目です。

端正な切れのよい文体でつづられるダークファンタジー。ご堪能下さい。

★★★ Excellent!!!

異世界ファンタジージャンルだが、私はこの作品をミステリとして読んだ。

夜の美術館に出没する幽霊。
素晴らしい女王の絵画。
画家を目指す学生。
そしてパン屋。骨董品店。
贋作。

なぜパン屋なのか。骨董品店なのか。
明かされていく謎の数々に、更新が待ち遠しくてたまらなかった。

重厚でミステリアスな世界観。
素晴らしいです。
あなたも是非!

★★★ Excellent!!!

[アスコラクー時の女王]、アスコラクシリーズの続編です。

アスコラクは、首を狩ることで相手を救済します。首を狩られた者は、首狩り天使の仲間となり、天使と共に歩みます。


数千年の時が流れても……。


ただ、常にアスコラクの味方とは限りません。天使に救われたあとも、自由な心と思いを持ち続けているから。


アスコラクの旅は続きます。悪魔と戦い、仲間とも争い……そして、首を狩る。


最高のパートナーである、イネイはどんなことがあっても、アスの傍にいるでしょう。姿形が変わっても……。


イネイの再登場は最高です。やっぱり、アスとイネイはいいですね。これからが楽しみで仕方ありません❗

皆様、首狩り天使の旅をぜひ一読してみて下さい。