概要
王宮恋愛ファンタジー×魔法少女。世界の真相に辿り着いた時、何を思う?
巨大な黒入道は嵐を呼ぶ。そして散らばり、黒い人影のような姿になって、街を破壊していくことで光の国を困らせていた。そんな黒影から国を守るのは、プリンセスナイト。謎に包まれた彼女の正体は、王城で働く十四歳のしがない平メイド8075番だ。戦いのため、何かにつけすぐ仕事を抜け出す彼女は、上役メイドからは問題番号として「番子」というあだ名で呼ばれていた。
ある日、隣国のハル王子が来国するという知らせが城に届く。幼なじみの騎士ソラトと昼食をとっていた番子は、光の国第一王女であるユカリコ姫にローズガーデンに連れ出され――?
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友浦の大学時代の卒業制作作品です。
少女向けライトノベルの中に友浦らしさ(?)をぶつけていった結果こうなりました。
今でもとても思い出深い作品です。
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ある日、隣国のハル王子が来国するという知らせが城に届く。幼なじみの騎士ソラトと昼食をとっていた番子は、光の国第一王女であるユカリコ姫にローズガーデンに連れ出され――?
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友浦の大学時代の卒業制作作品です。
少女向けライトノベルの中に友浦らしさ(?)をぶつけていった結果こうなりました。
今でもとても思い出深い作品です。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!愛に生きる"姫"の一代記
作者友浦さんの作品は本作以外にも複数読ませてもらいましたが、本作は初めて発表された長編作品ということで、改めて読み進めるとその作品の完成度に感嘆しました。
物語は素敵な殿方とのラブロマンスの枠だけでは収まらない、もっと大きな勧善懲悪では割り切れない「どんな犠牲を払ってでも自身の信念を貫く」という意味での”正義の物語”を固唾を呑んで読み進めました。主人公の番子は、もはやヒロインというよりはヒーローと呼ぶべき存在に思えて熱い物語だなと感じました。私が大好きな特撮モノを観ているようで満足しています。例えるならば初期の平成仮面ライダー。『クウガ』を彷彿とさせる小説でしたね。 - ★★★ Excellent!!!何枚もの仮面。そして、知られたくない本当の私――。
国民を黒入道や黒影から守るプリンセスナイトは、今日も空を駆ける。その正体は、何と王宮のメイド! しかも、最下位級の平メイドで、名前すらメイド番号の「番子」だった。プリンセスナイトとして市井を守る彼女は、仕事に遅れ気味で、いつも怒られっぱなし。
しかし番子には秘密の親友がいた。それは、国の姫である美少女だ。しかも、光の国と国交がある青き国の王子と番子は、恋仲だった。身分違いの恋。それを取り持ってくれていたのは、親友であり、番子のプリンセスナイト正体を知る姫だった。姫は番子を飾りたてて、王子に紹介していたのだ。番子は自分の身分を隠しつつ、王子との逢瀬を楽しみにしていた。ところが番子には幼馴染…続きを読む