概要
私は守られるだけの少女じゃない。この広大な宇宙の片隅でも。
主人公・神山沙羅は、ある理由で祖父母の家で暮らしていた。そんな中、高校二年の夏休みの課外授業で、転校生がやってくる。彼の名は輝流渉(きりゅう・わたる)。偶然隣席になった彼に、沙羅の幼馴染の桜井健太は抵抗心を抱き、輝流が放課後、富士の樹海に姿を消すことを目撃。沙羅や、同じく幼馴染の河野美穂、小山克樹(かつき)に連絡して後を追うことにする。しかし、そこで遭遇したのは見たこともない人間大の怪物だった。危うく殺されかけた四人の前に立ちはだかる輝流。彼には秘密の身分があったのだが、それは沙羅たちを怪物対自衛隊の戦いに巻き込む大騒動の序章に過ぎなかった。そして、自衛隊にも、沙羅との因縁がわだかまっていた。彼らは無事生還することができるのか?
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?