概要
いまや、宇宙輸送も経済性を追究する新たなる時代に入ったと言っていい
【第11回小説現代長編新人賞 二次選考通過作品】
時は西暦二一五二年。
人類は夢のクリーンエネルギーといわれた核融合発電を「いちおう」実用化し、木星まで有人の巨大宇宙船を送り込むことができるようになるまでに、科学を発達させていた。
まさに、夢のような未来の世界。
……と思いきや、日本人のメンタリティーは約130年経っても全く変わっていなかった!
予算の未達におびえ、上司の顔色をうかがい、人事異動に一喜一憂しながら、日本の巨大宇宙船「しきしま」は今日も一万二千人の乗組員を乗せて木星と地球を往復する。
未来の船内で繰り広げられる、あまりにも日本的な会社員たちの人生模様を描いたサラリーマン宇宙SF小説。
時は西暦二一五二年。
人類は夢のクリーンエネルギーといわれた核融合発電を「いちおう」実用化し、木星まで有人の巨大宇宙船を送り込むことができるようになるまでに、科学を発達させていた。
まさに、夢のような未来の世界。
……と思いきや、日本人のメンタリティーは約130年経っても全く変わっていなかった!
予算の未達におびえ、上司の顔色をうかがい、人事異動に一喜一憂しながら、日本の巨大宇宙船「しきしま」は今日も一万二千人の乗組員を乗せて木星と地球を往復する。
未来の船内で繰り広げられる、あまりにも日本的な会社員たちの人生模様を描いたサラリーマン宇宙SF小説。
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