扉が開く。そこに悪夢がある。
『境界の扉』。
今年の文化祭の部誌に載せる題材として、新入生の石田拓郎が選んだもの。
聞いたこともないネタに首をかしげる高畑と浦。
聞いたこともないネタに激昂する先輩、石田孝之。
「ネタにしてはならない、使ってはダメだ」
それでも石田拓郎はそれを題材に追った。
追い続けて、ときは夏休みの直前。彼は消えた。異世界に消えた。
異変は、それから始まった。
----------------更新情報----------------
v1.0.2 全体校正2回目の結果を反映しました
v1.0.1 全体校正1回目の結果を反映しました
v1.0.0 全話公開予約しました。