概要
扉が開く。そこに悪夢がある。
『境界の扉』。
今年の文化祭の部誌に載せる題材として、新入生の石田拓郎が選んだもの。
聞いたこともないネタに首をかしげる高畑と浦。
聞いたこともないネタに激昂する先輩、石田孝之。
「ネタにしてはならない、使ってはダメだ」
それでも石田拓郎はそれを題材に追った。
追い続けて、ときは夏休みの直前。彼は消えた。異世界に消えた。
異変は、それから始まった。
----------------更新情報----------------
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v1.0.0 全話公開予約しました。
今年の文化祭の部誌に載せる題材として、新入生の石田拓郎が選んだもの。
聞いたこともないネタに首をかしげる高畑と浦。
聞いたこともないネタに激昂する先輩、石田孝之。
「ネタにしてはならない、使ってはダメだ」
それでも石田拓郎はそれを題材に追った。
追い続けて、ときは夏休みの直前。彼は消えた。異世界に消えた。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「境界」越しに見たとき、ファンタジーはホラーに変わる
昨今、異世界ファンタジーに現実のリアリティを織り込み、そのおかしみを強調した作品が流行しているように思う。
「境界の扉」は同じ流れを汲みながら、別の視点からアプローチした作品だと感じた。
一言で表すなら、異世界転移ファンタジーを現世側から見た雰囲気だ。
そういう作品は正直、少なくない。
しかし、転移した者が現世にコンタクトを取れるシチュエーションでの、現世側を主眼に置いた話は珍しいように思う。
現実世界は一人の人間が消えたことで大騒ぎだというのに、異世界から送られてくるのは熱に浮かされた言葉ばかりだ。
生きているらしいが、どこにいるのかもわからない。メッセージの内容は現実離…続きを読む