白銀のコンキスタドーレス

　西暦2220年。
　テラフォーミングの成功。IPS細胞の完成。そして脳の開発による異能の発現。様々な技術が発展する中、一つの技術の革新によって、とある競技が日本を中心に進出していた。
　必要なものはたったの三つ。
　敵陣を落とす攻撃力。自陣を護る防御力。そしてそれらを確実にこなす実力。
　それらを駆使して勝利をもぎ取る。その競技の名はコンキスタ。
　そしてそのコンキスタで最強の男を人々はコンキスタドールと呼び、最強の女性をコンキスタドーレスと呼ぶ。
　これは、後にその名を継承することとなる青年と、そのチームの物語。