概要
月で大罪を犯した姫が生まれ変わったのは、桃から生まれた……?!
むかしむかしあるところに、お爺さんとお婆さん――失礼、おじさんとおばさんがいました。
おじさんは山へ剣の修行に、おばさんは川の岸辺で精神統一の瞑想をしていました。
すると川の向こうから大きな黄桃が流れて来て、おばさんはそれを片手で持ち帰りました。
剣の修行から帰って来たおじさんはその桃を見て言います。
「中から声がする」
おそるおそる黄桃を切ってみると、中から元気な男の赤ん坊が生まれて来ました。
「これは一体……?!」
「子供に恵まれなかった我々に、仏様が授けて下さったのか……?」
一方、赤子は自分の体を見下ろして思いました。
「私、男に転生してるぅ!?」
※毎週火曜20時の更新を予定しております
おじさんは山へ剣の修行に、おばさんは川の岸辺で精神統一の瞑想をしていました。
すると川の向こうから大きな黄桃が流れて来て、おばさんはそれを片手で持ち帰りました。
剣の修行から帰って来たおじさんはその桃を見て言います。
「中から声がする」
おそるおそる黄桃を切ってみると、中から元気な男の赤ん坊が生まれて来ました。
「これは一体……?!」
「子供に恵まれなかった我々に、仏様が授けて下さったのか……?」
一方、赤子は自分の体を見下ろして思いました。
「私、男に転生してるぅ!?」
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