概要
この話は、性的虐待を受けて育った私の実体験を書き連ねたものです。
けして気持ちのいい話ではありませんし、ただの実録です。
私自身恐怖心は消えておらず、今でもキーボードを打つ手が震えてしまうほどなのですが、『なかったことにしたくない』その思いで書いております。
願わくば、私の体験が誰かの為になりますように…。
[この作品は、エブリスタ・小説家になろうでも重複投稿しております]
◆ 追記 ◆
たくさんのフォローやレビューありがとうございます!
多くの作品の中から私の作品を見つけていただき、更に読んでくださる皆様に感謝の気持ちがいっぱいです。
皆様の優しいお言葉や応援ひとつひとつを拝見させていただき、胸が暖かくなる思いと、弱虫な私に書くことの勇気が湧い
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!誰でも読むべきとは言わないが、読破したわたしは怒りと哀しみでうち震える
まずは、エッセイのタイトルが衝撃的だった。
性的虐待……、その意味をわたしは知っている。それでも、読み進めるのに、身体は震えた。
父親が、娘にする虐待の中では、もっとも最低なものだと思っている。
娘の尊厳は、父親によって蹂躙され、拒めば誰かが犠牲になると、脅迫され、恫喝される。
年端も行かぬ娘が、その行為の本当の意味も理解できずにいるのをいいことに、秘匿する様に唆す。卑劣にも程がある。
そんな日常の中、この著者さまは、よく耐えきったと思う。がんばってきたと思う。
こんな経験などない、わたしの言葉は軽いかもしれないけれど……。その分、これから、もっと幸せになってほしいと願ってし…続きを読む - ★★★ Excellent!!!私がカクヨムを始めるきっかけになった衝撃作
とにかく重いテーマであり、そして分かりやすい文章。
現実にあるんだと思い、そして不謹慎ながら脳内で作った妄想ストーリーかなとも思ってしまう。
だが、この話が本当の話ならば作者さんは壮絶な経験をされたのだと心が痛くなります。
打ってる途中にも泣きそうになりながら書いてるのかと想像できます。
鮮明に書かれているのが、また素晴らしい。
ユーザーネームにも意味があったのですね。
カクヨムに登録する前に全話読んだので2017年頃です。無料で読めることにも感動を覚えます。
私の小説の過去編にも性虐待を取り扱うので参考にはなります。とにかく、私の小説も重い話です。いじめやら自殺やら。 - ★★★ Excellent!!!それでも生きる理由
わたしが産まれる前から重い精神障害だった実母から、精神的虐待を受けて育った者です。家族全員が母の罵声と暴力に怯え、完全に支配されている家庭でした。
私の実母の激情的な暴れ方にもかなり近い上、強い支配関係などそっくりですが、性的虐待はありませんでした。
もし私が置かれていたあの状況に、あなたが体験したような性暴力があったらと想像するととても私は生き延びることはできなかったと思います。
アウシュビッツ収容所での体験を書いた『夜と霧』を書いた精神科医フランクルは、
自分の身に起こる出来事は選べないが、起きた出来事に対してどう反応するかを選択する自由が、人間に最後に残された自由だと言いました。
あ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!世間が知らなければならない事。
最近、性的虐待を娘に続けてきた父親が無罪判決になる裁判が頻発しているというニュース記事を読み、「本当に抵抗できなかったのか」という疑問を投げかけれるこの被害者の女性達は、果たして実際にはどのような状況だったんだろう、と調べていた時にこの小説を見つけました。見ていて不快になるし、暗い気持ちにもなる内容でしたが、それでも「知りたい」「知らなければならない」と思いながら全て読みました。ここまで詳しく書いてくださった事に驚きと敬意を表します。壮絶な体験を書き起こすこの作業は本当に辛いものだったと思います。本当にお疲れ様でした。
世間の色んな人が知らなきゃいけない事実だと思います。本当に理不尽な事だと…続きを読む