第41話  日米でものすごく違う発音


 アメリカに来てぶったまげたことの1つはカタカナの発音が違いすぎることだ。 

最初から日本語のひらがなは英語で覚えるけれど、カタカナは油断する。


「きっと、似てるに違いないよ」って。

有名なのがマクドナルド。 

一番近いカタカナ表記は ミックナ~~~ロ~

マでなくてミ。そしてクは限りなく小さく、クとナの間に聞こえないくらいのドをいれ、最後のロ~は限りなくルドに近いロです。

似ても似つかず。


アメリカ人の友達にマックって日本語でどう発音するか知ってる?マ。ク。ド。ナ。ル。ド。って切るんだよって教えると、「うそでしょう~?きゃはは」と大笑い。

君たちだってカラオケの発音出来てないよ? キャアラオッキ~?気持ち悪い。

Keの発音がキなんですよね。なので酒(Sake)もサッキ~と言う人が多いです。


キャラオッキーに行ってサッキーを飲まない?なんてね。 いやです。


タイフーン(台風)などのように日本語になってるのもあるけど、ひどいのが盆栽。 

いつのまにかBanzaiになっている。バンザイTree。何かと思った。


地名も日本語になっているものは注意。例えばシベリア。

シベ~リアアなんて言っても通じない。 これはサイビュリアだ。

サイビューリアン・ハアスキーと聞いた時はなにかと思った。シベリアンハスキーだった。


短い発音も注意が必要だ。例えばチリ。 発音はチレなのだ。

私はこれ最近まで知らなかった。


「チレ?どこ?知らないよ?」

「この間炭鉱の事故があったじゃない?」

「チリでしょう?」

「それが~チレ!チリは食べるやつ!」

同じだもんね、知らないよ、チレなんて。


私はコンセントも間違えた。英語じゃない!コンセント。絶対に英語だと思っていて「コウ~ンスエント~」と言ってみたら、夫は変な顔していた。

正しくはアウトレットOutletというのだ。な、なんでえ??日本ではアウトレットモールの意味だけ~。


同じ発音で違うものもある。例えばストーブ。 これは日本のストーブを指すのではなくて、キッチンのコンロのことなのだ。

最初はいろいろと混乱したのを思い出した。カタカナは危険だ。



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