第37話 シモネタ関係英語 女性器のスラング

アメリカのスラングは罵倒語もたくさんあり、シモ系もそれはそれはすごい種類がある。男性器のスラングについて書いたので、今日は女性器。


女性器についても、色々な言い方がある。

スラングでない本当の言い方は vagina と言う。

アメリカの発音ではヴァジャイナ。これは公共の場でも使えるくらいの(まあ、あまり使わないほうが良い)言葉だ。


スラングで一番有名な物はPussyだと思う。

昔Beaver(ビーバー)というのもあったけど、こちらの女性、サロンでヘヤーをお手入れしてアンダーヘヤーのない人が増えたせいか、あまり聞かなくなった。


最悪で最も下品な言い方ではカントという言葉がある。日本語訳がないくらい悪い言葉だ。絶対にお使いになりませんように。

これは羊たちの沈黙でクラリスが初めてレクターに面会に行く時に囚人から侮蔑的に言われていた。ドラマではゲーム・オブ・スローンズにもよく出てくる。


私の知らない言葉ももちろん山のようにある。


土曜日の夜の我が家の楽しみはサタデーナイトライブ。

毎週違うゲストで、政治ネタあり下ネタありでおもしろい。


先日88歳(当時)になるBetty Whiteがゲストですっごく面白かったが、コントで全くわからないのがあった。

女性が3人延々と(Muffin)マフィンについて話してる。


夫と息子はヒイヒイと笑い転げている。ちっとも面白くない。


「全然おもしろくないじゃない?マフィンってなんて意味?」と聞くと、これが女性器のスラングだった。

それぞれマフィンを焼いてきて感想を言い合うのですが、言葉を引っ掛けてあり、わかったらすごく面白かった。思わずもう一回見た。 


「私のマフィンはおいしそうよ」


そこで88歳のベティーがマフィンを持って


「私のマフィンは古くて硬くて粉が吹いてるわあ」


「私がチェリーマフィンを焼いたのは1920年だったかしらね?」

Cherryは処女と言う意味のスラング。


もっとスラングを覚えないとコメディーを笑えないのだった。

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