嵯冬真己

何となく覚えのある百人一首。 有名どころをピックアップして、猫化するという一捻りが愛らしくも可笑しみを醸し出してます。 読んでるうちにふふっと笑ってしまう切り取り方は、少ない文…続きを読む

同じ筋の物語を、それぞれがどう料理するかの企画ですが、 こちらの作品はもうきちんと作者さんの独自料理になっています。 しかも完成度が高い。 きちんと個々のキャラクターも立っていま…続きを読む

2020年2月6日現在の最新話、「アステリア学園中等部二年 友情危機一髪　 腐令嬢、なりきれず」まで読んでの感想です。 およそ37万字を、数日かけてほぼ一気読みしてしまいました。…続きを読む

明治冒頭好きにはたまらない作品です。 こちらの紹介から本作品を読みましたが、ほぼ一気読みでした。 レビューまで書かせる力作。 サムライガールとサムライボーイの物語をぜひ！ おすす…続きを読む

散切り頭を叩いてみれば、文明開化の音がする たぶん一度は聞いたことがあるはずのこの都都逸（はやり歌）に代表される、断髪令が出たまさに明治4年（1871年）、この物語はスタートしま…続きを読む

作中の舞台が、元銀行の建物を使った博物館。 そして私自身が、場所は違いますが同じく元銀行だった博物館で実習した経験があったもので、イメージがとてもリアルに蘇りました。 私自身の失…続きを読む

ネタバレになってしまいますが、もし美術館に自分の作品が展示されていたら？ そんな空想をさせていただきました。 未来の展示に自分はどんな作品を並べられるのか。 短いのでさっくりと読…続きを読む

＞この人の感性と普通の人の感性が相互理解可能になる仕事こそが、学芸員だったのだ。 この一文、その説得力といったらもう！ にやにやとしてしまう作品でした。 ただ、きっとすべての人…続きを読む

この物語の魅力をどう伝えるのか悩みながら、 それでもレビューせずにはいられない物語り。 よりたくさんの人に読んでもらいたい一方で、 自分だけの秘密にしておきたいという思いがふつふ…続きを読む

昔どこかで見たことのある仕掛けを、小説で再度読むような。 最初はワクワクして読み初め、そして少しずつあれ？　と違和感が生じます。 最後は、思わず笑った後に、ホラーだこれ！ と気が…続きを読む

最新話「第四章　その３　新顔ミュージアム」まで読んでの感想です。 年間来館者数5000人。 財政難に、少ない利用者数から閉鎖が決まりかけた船出市立郷土博物館。 主人公のあずさは…続きを読む

ある港町の赤煉瓦倉庫が、美術館としてオープンした話。 これだけでシンプルに説明できてしまうのですが、 読み始めると、もう本当にあった話じゃないかと、 映像すら具体的にイメージでき…続きを読む

カクヨム甲子園作品の中でもキリンレモン賞のキーワード「透明」をきちんと意識して描かれています。 ラムネのビー玉を、瓶を割らずに取り出せるかを、大昔にやっていたような記憶がよみがえ…続きを読む

「ミュージアムなんて興味のない人間は一生来ない。ただし、惹かれる人間は虜になる」 どきっとさせられたセリフの館長は、一癖どころではないコレクター。 そしてその館長に見いだされつつ…続きを読む

書籍化出版された『ドルフィン・デイズ！』を先に拝読し、その後こちらを拝見させていただきました。 同じところ、違うところ。 なるほどこんな変化があったのか。 新キャラクターの追加…続きを読む

ツイッターで流れてきた婚活エッセイ。 どんなのかしらと覗き見てみたところ、じわじわと応援したい気持ちが盛り上がるのなんの。 更にきちんと進展しているのです。 本当に。 自己分析…続きを読む

クリーニング店が舞台の小説ないかしら？　と探して見つけたこの作品。 クリーニング屋でバイトしていた経験のある身としても、これはリアル。 タグつけやら季節の預かりもの、シミ落としの…続きを読む

競馬を知らない私ですが、この思い出の馬たちのお話は
とてもしんみりと心に染みいりながら読ませていただきました。

続きも楽しみにしております。

名前：ウルクス＝ウルラ　<ラテン語でどちらもフクロウの意） 通称：ウルウル 誕生日：9月8日 （9月8日の世界の昔話「かわいそうなフクロウ」　　　　　　　　　http://hu…続きを読む

カクヨムはじめてまだ半年足らず。 なろうも知らず、とりあえず飛び込んだネット小説世界で、 人気のある作品を読んでも、どうにもピンとこず、 何だろうこの現象は？　と思っていたところに…続きを読む

ウェブ小説も、カクヨムがほとんど初めての超初心者からすると 「なろう」や「テンプレ」という言葉そのものがなかなかピンと来なかったのですが、 こちらを読ませていただき、なるほど！　と…続きを読む

この度は、カクヨムコン3の速報を、毎朝出していただき、 本当にありがとうございました！！！！！ 恐らく毎日確実に見させていただいた作品は、こちらかと思います。 また、記録としても…続きを読む

『転生少女は王子様をハッピーエンドに導きたい』 タイトルですべてを物語っている通り、主人公のネリは前世で楽しみつくした乙女ゲーム『ときめき★王国物語』の世界に転生し、神ともあがめ…続きを読む

最近、小説の面白さのひとつは脳がハッとすること、とどこかで読んだのですが、まさにこの小説は脳が喜ぶ感じのするお話でした。
ありがとうございます！

ループもの初体験でした。 オークションを取り仕切る競売人＝オークショニアが主人公の作品ですが、その臨場感あふれるオークションニアの仕事っぷりを垣間見ると思いきや、突然、オークショ…続きを読む

あまりにも面白くて、上手いおススメレビューがずっと書けず、 むしろ読んで、面白いから！　しか言えない自分が悔しかったのですが、意を決してレビューします。 この作品の魅力を語るとた…続きを読む

エッセイでこれだけ小説に対しての熱意や知識、そして経験もあるのであれば、ぜひ作品も読んでみたいと思うのが読者心かと思います。 短編でもよいです。没作品でもいいです。 是非作品を読…続きを読む

カクヨムにだって主婦はきっと（けっこうたくさん？）いるはず！　 と思ってレビューします。 とにかく主婦ネタが満載！　ママ友が実は……みたいな話をこっそり眺めている感じで非常に面白…続きを読む

ミュージアムを舞台にした小説を書きたい！　 この想いだけで書き始めた『ミュージアム島のスアラ』ですが、 期間内に完結することもでき、自分が想像していた以上の方に 読んで頂けたこと…続きを読む

振り返ると本文はとても短いはずなのに、とても濃厚な時間が詰まっています。
不思議な鍵を持つ番人と猫に癒されながら、ゆっくりとした技師と小人たちのひと時を垣間見ることができます。

物語の終わりに毎回登場する展示物の解説が書かれていますが、 この解説文だけでも読む価値があります！　 もちろん、物語そのものの魅力があるからこそ、 解説文がより引き立ち引き込まれ…続きを読む

図書館好きには情景がありありと浮かび、
司書の資格を持っている方は、ニヤリとするかもしれません。

こちらの実験と全く同じことをやってます。 長編小説ですが、第1章は一日で全話アップして、 どこまでＰＶが伸びるのか試してみました。 （結果78ＰＶでストップ） そして現在は第2章…続きを読む

前半はカクヨムならではの技術面でのヒント集。 後半は小説の書き方的なソフト面でのヒント集になってます。 特に前半はカクヨムにまだ慣れていない自分には 「フォローして交流する」とい…続きを読む

料理教室で出会った女性とオカマさんが、距離をじわじわと縮めていくお話し。本物のくじらが館長のくじら博物館で、二人がどうなるのか。続きの展開が気になります。