清十郎

歴史といえば、 将軍家、 信長、 秀吉、 家康、 どうしても歴史の本道、 中心、 根幹、 そこを詳しく、 いろんな書物で誰もが知っている歴史となります。 だからこそ、 なかなか…続きを読む

犬神憑きに狐憑き、憑き物信仰 というものはなかなかなくならないものです。 未だに憑き物があるという占いが跋扈しています。 その根っこには人間の弱さがあることは明白です。 人間の弱…続きを読む

本当に偉いって何でしょうか。これを読んでまた考えさせられます。 世の中には偉そうにしている人がいっぱいいます。いい服を着て、高級な車に乗って、高そうな食べ物毎日食べて、ブランドの…続きを読む

ミステリーものとしてとても楽しく、最後まで読み切ることができました。そしてミステリーでありながらなぜか非常に明るくあっけらかんとした雰囲気が感じられ、重さがないので、私のような年配…続きを読む

信長を取り扱った論評や小説は数多あります。その中の一つとして面白く新しい解釈をされている側面も垣間見えて最後まで楽しく読まさせていただきました。 信長と父信秀、そして、守役の平手…続きを読む

まさに天衣無縫！自由奔放！場外乱闘！支離滅裂！無法天に通ず！ こんな自由すぎる戦国史、未だかつて見た事はありません。まるで漫画の世界を逆に文章化したような、そんな無茶苦茶な戦国で…続きを読む

これは果たしてホラーなのだろうか。うすら寒いものを感じるのは私だけでしょうか。 いつもながら丁寧な文章力に引き込まれ、長さも気にならず、じっくりと読み進めていました。 父の死が…続きを読む

なかなか詳しくは知らない十字軍戦争のエピソードがわかりやすく、しかも、楽しく、読み応えがあります。 十字軍側もエジプト側も隙きのない英雄と英雄のぶつかりあい。つい、どっちも頑張れ…続きを読む

主人公は世間様には顔向けの出来ぬ仕事で生業をすすぐ人物。詐欺師。 しかし、この詐欺師、詐欺は詐欺でもただの詐欺師じゃない。一本筋金の入った大詐欺師です。 その仕事は壮大で繊細な…続きを読む

あまりにも美しい突然の転校生。彼女はその妖しい魅力で、たちまち、クラスの人気者に。 しかし、その謎に満ちた妖しい美女に関わりを持つ生徒たちが、次々に体調に変調をきたし、生命の危機…続きを読む

いざ鎌倉の故事に、大陸の話しを織り交ぜて、つい引き込まれる短編です。 あまり知られていない宋代の話しは新味に溢れて、ついつい楽しく蒙古と漢の話しを楽しみました。 最後に、日本に…続きを読む

亜麻色の髪の乙女とは何者か？原子爆弾に、原始共産制、人間社会を破滅の波に溺れさせるセイレーン、はたまた業火の灼熱に焦がす戦火の女神ヴァルキューレ、はたまた、人類を守護し戦う知恵の女…続きを読む

ひょんなことから爽やかな大学生のグループ交際が始まります。かたや優秀な医者の卵の女子大生、かたや医学とはいえ、医者ならぬ獣医学部の男子大学生、しかし、そのような世間的な尺度とは関係…続きを読む

タイトルの意味が最後まで読んでようやく胃の腑に落ちました。 始めはどこかの戦場の最前線で負傷して部隊から取り残された兵隊さんから始まります。 しかし、兵隊さんが行った先の村でと…続きを読む

最初は気楽にさらっと読み流していました。でも、随所に共感する部分が多々あり、非常に参考にさせてもらうとともに、自分の物書きスタイルを振り替えるきっかけになりました。 物書きは、私…続きを読む

何か不思議に胸をわしづかみにされる作品です。まったく楽しさの欠片もなく、救いようのない虚無と絶望と悲しみがあるだけなのに、つい引き込まれて読み進めてしまいます。 彼女の存在を認め…続きを読む

若くしてこの世を去った天才、彼は様々なストレスを抱え押し潰されて亡くなった。あまりに早い死。では、彼は不幸だったのか？ モーツァルトは明らかなる発達障害、日本にも裸の大将がいるし…続きを読む

新撰組の魅力は、それが殿様でも家老でもなく、また、全国に有名な国学者でも志士でもない。その素性はすべてが一般庶民であることです。その悩み悶え苦しむ姿は私達読者が自らを重ねやすく、同…続きを読む

少女の純粋でひたむきな気持ちが、素直に心に染みました。読みやすく、伝わりやすい文章で、すんなりと読み進め、頭に入ります。少女の思いの始まり、宝箱を見つけるまでの苦労を加筆すれば、ま…続きを読む

白鳥家族の暖かな物語。非常に読みやすく、児童向けの絵本になりそうなお話しですが、短編ながらも、大人もついつい引き込まれてしまいます。家族愛にあふれたテイストながら、自然環境保護や野…続きを読む

とても初々しい、素敵な青春初恋物語です。読んでいて、気持ちがとてもほっこりします。 電車の向こう側の彼女との数秒だけの交歓に、読み手は不思議と心が癒されてしまいます。誰もがこんな…続きを読む

今までに考えなかったテーマの不思議な世界、夢の中で見ているような世界でした。 始めは疑っていました。この少女は主人公のリハビリのために病院側から差し向けられた者、ひょっとしたら、…続きを読む

心配性なお父さんが、まだ小学生だが、分別がつくようになった息子のもとにやってきた。 大好きな楽器を息子に教えて、生きてる時には出来なかった息子とのふれあいをやりに来ただけじゃなか…続きを読む

始めはなんだったのだろう……すら～っと流して読んで、フンフンと。 しかし、あの王太子が登場して、俄然、ストーリーに不思議な魅力とパワーが溢れてきた！ついつい引き込まれているうちに…続きを読む

冒頭で交通事故により幼い少女の命が失われた。 しかし、場面はいきなりサバンナへと変わっていく。読者の疑問をよそに真実の愛に飢えるサバンナの王がさ迷い歩く。 しかし、サバンナの王…続きを読む

短編ながら、読了感のある作品でした。第一次大戦は、地上では残酷な殺戮が繰り返されている一方、空には騎士道精神に溢れた戦いが繰り返されているとよく言われます。 しかし、筆者は、騎士…続きを読む

とても爽やかに不思議と心地よい読後を味わえました。 だったらコクっていれば良かったのに……いえいえ、そういう問題じゃないのですよね。 幾つになっても初恋は初恋で大切な思い出です…続きを読む

中身については様々な立場で見方は色々あると思います。

でも、文章は簡潔で伝わりやすく丁寧です。他の文章も読ませていただきたいです。ありがとうございます。

素敵なお話しでした。短編ながら、ついつい引き込まれて、あっという間に読んでしまいました。朴念仁の鈍感男と、恋に不馴れな純情乙女、やきもきしてしまいそうな取り合わせを、粋な牧師とスト…続きを読む

有名な川中島を題材にしながら、マイナーな話しに焦点を当て、しかも魅力的なキャラクターを登場させて、ついつい引き込まれてしまいました。これからも作品を楽しませていただきます。

最初は意味も分からずいったい何の話か？と戸惑い半分。しかし、読み進めるうちに様々なヒントがちりばめられて、それを想像し考える謎解きの楽しさ。 その中に、継母と若殿の心の繋がりが次…続きを読む

河越夜戦という、名前だけはよく知られてはいても、その詳細はとなるとあまりよくは知らない、少なくとも私はそうでした。しかし、これを読んで、まさに日本三大夜戦、三大奇襲と言わしめる、す…続きを読む

OLさんが戦国時代にタイムスリップ、そんな奇天烈な設定から始まるお話ですが、そのOLさんは歴史改変なんてだいそれた事は考えませんし、異世界に投げ込まれて人格崩壊しちゃうようなやわじ…続きを読む