このレビューは小説のネタバレを含みます。 全文を読む（65文字）

このレビューは小説のネタバレを含みます。 全文を読む（212文字）

ミステリーものとしてとても楽しく、最後まで読み切ることができました。そしてミステリーでありながらなぜか非常に明るくあっけらかんとした雰囲気が感じられ、重さがないので、私のような年配者でも楽に読むことができます。これは簡単なようで意外に難しいと思います。つまりミステリーが苦手な方にでも楽しめるミステリーということが言えます。

そんな中でも様々な伏線はちゃんと色々と張り巡らされていて、後から様々思い出し、また見返すようなこともしばしばありました。

しかしながら、なんといっても一番驚かされたのはこの物語の設定そのものです。これには全く作者の方に騙されてしまいました。こんなちゃぶ台返しの設定はミステリーではなくても様々なジャンルの小説の中においても初めてです。

……ずっと本当に時代劇だと思っていたのに。

拝読する価値は十分にあります。
一見して時代劇物だと思いますが、随所に散りばめられた違和感。
そして、急展開。
推理物としてもしっかり出来ています。
にしても、下手人はあれを何処に隠すつもりだったのかが気になります。

やられた、くやしいです、二度読みしました
まんまと騙された！

素敵なひとときをありがとうございましたm(_ _)m

中途半端なミステリードラマや映画作るより断然面白いです♪

恐らくは読んだ人の殆どが騙される事でしょう。
しかし、ココからが面白いところで騙された事が逆に心地良いと言うかなるほど～！と感心させられ嫌な感じがありません♪
むしろ次の騙しを求めてしまいそうになる病み付きさが有ります。

我こそはと思う方も普通の推理小説に飽きた方もあまり推理小説読んだ事無い方もこの『騙される楽しさ』を一度感じてみてはいかがでしょうか？

これは騙されます。僕はもう騙されました！　悔しい！　作者の思惑に嵌る楽しさがここにはある！