嶌田あき

わたしは、いらないのかな。————暗い。 わたしは、じゃま、なのかな。————とっても、暗い。 「わたし」って、なに？————とってもとっても、暗い。

目を引く赤い髪。そんな見た目も相まって、この学校で彼を知らない者はいない。 とある噂のある高校で、その渦中の人が彼であることを、新入生は疑ってやまない。それは、入学式当日の朝に目…

8月8日の夜、大学生の大山川貞李は変わらぬ日常を過ごしていた。だが、翌日の朝に信じられないことが起きていた。その日は8月9日のはずが、6月8日となっていたのだ。それなのに、世界は…

【感謝84.6万PV突破!!】 物語創作に関する本を多数出版してきたフィルムアート社の中の人が、自社の本を徹底的に読み込み、それらの本の中から小説を書くために本当に必要なポイント…

半グレ―――欲のままに暴れ、欲のままに暴走していく若者。そんな彼らの中にも現れる“異常者”。暴力と脅しを体現する男が見せる、凶悪なストーリー。

生まれ持った髪の色によって、異なる能力を持って産まれる世界に――なった。 いつからかはわからない。しかし世界の形がそのようになってから、黒い髪の持ち主は段々と数が減っていき、ア…

心療内科に訪れた青年の相談は「夢の記憶を消してくれ」という難題で、猫のような女医は真摯に話を聞き入れる。どうやら彼は知らない土地の記憶を持っているようだった。

異世界に勇者として召喚されてしまった瑠衣は魔力適正0の欠陥品、無能と言われ追放された勇者は世界樹のダンジョンを攻略する ──幻想を夢みるダンジョンあるいはキミとの物語

◆葛葉創（くずは・つくる）は、ＡＩ巫女アイドルＣＭＡβ（シーマベータ）のコンサートホールにいる。 場内が沸く、ＣＭＡβはツンとした対応で招く、創には魅惑的でたまらない。 懐かしい…

カクヨムコンはお祭りと聞き、お祭り女の血が騒ぎます――ので、参加してみようと奮闘中ですが、なにせBL作家。 BL作家でもカクヨムコンに参加できますか！？ 右往左往している様を…

中学二年生の夏休み明け、ヒデオは悩んでいた。実りのない昔から続けたピアノに終止符を打ちたかったからだ。 運動もダメ、勉強もダメ、唯一の取り柄だったピアノさえ、師であった祖母が亡く…

襲来する巨大脅威にロボット兵器で対抗している世界で、元ＯＬのポンコツ主人公がエースパイロットの少年と出会って心を開かせるまでのお話。 あらすじ 二十二世紀の超ＡＩ「演算思考体」…

ユーリイ・ガガーリンの宇宙飛行から半世紀。 各国は、『優秀な宇宙開発関連人材の育成のため』と、『宇宙科』の学校を設置した。 日本・JAXA管轄の国立高校『国立内之浦高等学校』で、…

最初に人を殺したのは15歳。 ”カムイ”と呼ばれる力を使う少年は、兵士として人殺しを続けた。 切り裂く事に特化した少年は終戦を期に軍を退役する。 敗戦から10年が経ち、少年は青年…

絶対プロデビューしてやる！ そう意気込んで入学した羽宮高校には軽音楽部がなかった。 しかし、多くのプロが通ってきたコンテストの出場条件は「部活動であること」。 まずは軽音楽…

「私、もうすぐ死ぬの」 そんな彼女の言葉は僕の胸の内を深く傷つけた。 僕は彼女に何ができるだろうか？残り少ない時間の中で何をしてあげられるだろうか……？ 病気持ちの彼女と平凡な僕…

たくさんの理不尽に振り回され、卑屈になっていた少年は、思いを振り払うように中学校のグラウンドを走りだす。 そこで少年はある人物に遭遇するが…。 ありふれた日常の中で起こった、ささ…

“乳化能力”により特殊な舌と目を持つ牛乳ミルク探偵。　 牛乳をなめることで痕跡を感じ取り、違和感を見抜くことで真実にたどり着く。　 しかしそんな彼のもとに、黒い魔の手が忍び寄る─…

え、お前、宇宙人だったの？

『コバルト短編小説新人賞』【もう一歩の作品】 超巨大ショベルカーが街に出現して穴を掘り始めたのは今から24年前のこと。俺——士陶竜樹（しとうたつき）が生まれる10年も前のことら…

高校生の僕は西日暮里のシェアハウスに住んでいる。なんとここはライトノベル作家やその卵のためのシェアハウスなのだ。朝の支度をする僕は、同居人の女子大生作家・沢名センチメートル――沢…

ミナトには、どうしても頭から離れない歌があった。 この歌の意味する意味を求めて、 とある島を訪れた。 泣けるストーリーになっております。

　人類が生み出した最初の量子コンピュータAI『クリシス』は、メカ少女が好きだった。 　戦争の道具としての役目を終え、廃棄される運命を受け入れたその日、後継機であるAI「ジェネシス…

【現在、次章の構成に向けて休載中です】 【カクヨム特集（以下URL）に掲載されました！】 https://kakuyomu.jp/features/168173306596270…

　不登校になった千佳のもとに、クラスメイトの伊織が訪ねてきます。テストのまとめノートを貸してくれると言う伊織。しかし無条件というわけではなく、彼は千佳にチェスの勝負を持ちかけます…

二〇二〇年は、まさに怒濤のような一年だった。 アパートが火事になって、引っ越しを余儀なくされて、宇宙人と出会って、新型コロナのせいで失職、うまくいかない転職活動、宇宙人との身体的…

特に掴みどころのない男の子、有馬壮太（ありま　そうた）の高校生活は苦労と青春と友情の塊だった。 ひそかに思いを寄せている石原黄泉菜（いしはら　よみな）は人の心が読めるという能力を…

【カクヨムWeb小説短編賞2020 短編佳作受賞！】 失恋した大学１年生、棚町藤花は講義棟の裏で泣いていた。 そんな彼女に、ひとりの女の子が――喜多村綾乃が声をかける。 元カ…

男子高校生の伊織の趣味は、詩を書くこと。日々己の感性を働かせ、美しい文章を連ねる時間に心を預ける。しかし、友人からはいい評価を貰えず、だんだん思うような詩が書けなくなっていく。 …

狂気のマッドサイエンティスト、鶴見テルの歴史的瞬間の1ページ。 タイムマシーンが出来上がった日。歴史は動き、過去は改変される？ タイムマシーンがある時間軸とは一方的ではなく、…

Twitterの創作界隈で創作の楽しさを知り、そして創作人との交流を経てある思いを抱いた主人公の池添は文芸部へと入部し、とある嘘をつく。 批評＝批判のスタンスの先輩、体育会系並み…

2025年、世界に新たな感染症が流行った。 このウイルスの特徴は、感染者の脳内に多量のオキシトシンが分泌される事だった。 オキシトシンとは『愛情ホルモン』とも呼ばれ、女性の…

色々な小説投稿サイト使ってみた感想 使用感や良い点、改善して欲しい点 ロイヤルティやスコアなどの利益 投げ銭などの収入源について 題名の横に（※）が付いているものは関連する話のリ…

　２０３０年、アメリカ。 　世界的私設諜報組織「ＩＭワークス」ニューヨーク支社の諜報部に属するダイアナ。“クレイジー・キャンディ”と呼ばれる彼女は、持前の過激な正義感と異能を武…

高校二年の春。 地域でも有名な不良である月崎湊はひょんなことから自殺未遂の後輩の少女、星宮楓と天文部を作ることになった。 元々天体が好きだった湊だったが、他人と関わることは苦…

ボク達はヒトゲノムから複製された「二番目の人類」。 滅亡した人類文明の再興と引き換えに異星人の共同体と取り引きした。 それはボク達の時空の外側の存在、大銀河全域に及ぶ巨大な脅威「…

　数百年後の未来、とある星系に存在するスペースコロニーがあった。そこは程度の違いこそあれ住まう人々が血統に固執している階級社会となっていた。 　そんなスペースコロニーで、それぞれ…

二十二世紀前半。人類は、外宇宙にまでその生存領域を拡大し、多くの惑星のテラフォーミングを成功させていた。そのうちの一つに居住する十代半ばの少年・アルは、人類の故郷である地球に憧れ…

育ての親である資産家の祖母が残した遺産。紫陽に与えられたのは小さな星だった。条件付きでの贈与に戸惑う彼女は、祖母の秘書とその星を訪れることとなる。優しく頼りになる秘書は、星に着い…

どうせみんな死ぬ。シリーズ第1章 他の章から読み進めていただいても問題ありません。 ほのぼの魔法ファンタジー。 と見せかけて、急な重めのシリアス展開。 温度差で風邪を引きたい人…

全ての役割を終え、そのまま死ぬはずだった荒神裕也。 神々を殺し尽くし、全てを犠牲にしたはずの男が目覚めた場所は地獄ではなく白くどこまでも続く見知らぬ世界だった。 そこで出会った一…

「有里さんと結ばれる為なら、世界だって変えます」 夢を追い続けているAI開発者、甲斐荘 有里。 彼に開発された試作型万能AI　アルマ。 これはアルマが、人間の有里君と結ばれる…

なぜ、こんなことになってしまったのだろう？ 主人公・僕の後悔の記憶を辿り、物語は語られる。 どこか壊れていて、大人になれない大人の僕は人生の真実を見つけようと記憶をたどることに…

ある日、私は「書籍化の打診」というメールを運営から受け取りました。 しかしそれは、書籍化へと続く遠い道のりの一歩目に過ぎなかったのです・・・。 ※注：だいたいフィクションです、…

あらすじ：中3の雅は突然幼なじみの匠から告白された現場を兄・なっちゃんに目撃されてしまい、断る間もないまま、ずるずると匠とつき合うことになってしまうが――。 誰かをすきになったこ…

ある春の満月の日。 妖狐である俺は『夢』を見た。そもそも、俺のような『妖』は夢を見る事はおろか、寝る事すらない。 それなのにも関わらず、突如としてなぜか睡魔に襲われたのだ。 …

心臓に重い疾患ををもつ広瀬 凜は、二つ年上の少年、斉藤 千春と出会う。 長い闘病で生きる意味を失った少女は、まっすぐな少年と関わるうちに変化が生じていく。 しかし、彼もまた大きな…

私はロボットのパーツショップの店長だ。物語の流れを日記に記す。 一話～七話 成長編 主人公はカメタ。ライバルのキラー君のサツイは、自らを守る心だった。そんなキ…

日常の何気ない瞬間を 140字小説で書き記しています。 誰かを想う気持ち、労る気持ち、 愛する気持ち、後悔する気持ち……等 一瞬一瞬の気持ちを表現できればいいな。 1話完結…