概要
これは、自らのアイデンティティを巡るスペースオペラ。
二十二世紀前半。人類は、外宇宙にまでその生存領域を拡大し、多くの惑星のテラフォーミングを成功させていた。そのうちの一つに居住する十代半ばの少年・アルは、人類の故郷である地球に憧れを抱き、いつか降り立ちたいと思って勉学に励んでいた。しかし、ある日の避難訓練を境に、半ば強制的に、地球への旅路に就くこととなる。アルと仲間たちは地球に辿り着き、『残酷な運命』を打破することはできるのか?
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!青い星に憧れて
人類が地球外の惑星に住み始めた近未来。人類の故郷である青い星、地球に思いを馳せる少年アル。
地球に降りたい夢をバカにされても立ち向かう彼はひょんなことから地球を目指す旅に恋人や友達と向かうことになるのです。
地球外の惑星からの壮大な旅路は彼らに何を教え、何をもたらすのか……
少年少女の愛と友情の旅の物語なのか? 主人公のアルたちが見せ、問い掛けてくるテーマーにあなたは答えを見出だし、瞳の中のコバルトブルーを見ることが出来るか?
最初こそ彼らは真実を知らないわけですから目的の移り変わりはありますが、物語の軸となるテーマーがはっきりしていて最後までブレないのでとてもイメージしやすく読みや…続きを読む