伊桃 縁

この二人の出会いは必然？偶然？ 『刑事アン＆ラッキー』のお仕事は、もちろん事件を解決することだが…。まさかの障害がコンビ解散の危機を招く⁉　だが、アン刑事は閃いた⁉ さぁ、事件を解…続きを読む

男はロマンを抱き、女は現実を見る。そんなテンプレのようなことではなく、この物語の〝いいわけ〟には、少なくともお互いに嘘は言っていないと思う。達成したり、実現していないだけで(笑) …続きを読む

タイトルの通り『納税』について『バトル』が繰り広げられます。毎度お馴染み〝春海水亭流〟壮絶バトル（武力✕頭脳）が、逆転３ラン打たれたように展開されるのですが、これはお話の流れと、特…続きを読む

ボディビル大会には、観客席からのユーモラスな掛け声があるのですが。このボキャブラリーの高さと攻め極まる隙のない言葉センス！筋肉のキレと相まって、笑わずにはいられない！ ん？もしや…続きを読む

不意の出会いとは、このお話の一行目です。一文章を読む毎にツッコミを入れると、もれなく作者様との対話が実現しつつ、まさかの不審者撃退法の経験値を得られますよ？ なにせ、今、その瞬間…続きを読む

ぬいぐるみ職人、見習い中のリコ。
必要な素材は、心に響く知性の煌めき。

人を想う気持ちと、一生懸命なリコの姿。
世界中の子供たちに読み聞かせしたい。

最後のオチにゾクっとくる。 「自分の人生とは？」ということさえ考えさせられてしまうような。 文章には〝ない〟何かを思い起こさせてくれたお話です。 あなたは、最後までページをめくれ…続きを読む

本屋≪ブックストア≫は、しょっちゅうその構造を変えるって？ 主人公・本（ブック）の探索者≪ブックワーム≫と 少年の姿をした本≪ブック≫ 二人の冒険は始まったばかり。 ファンタジ…続きを読む

人ひとりに人生という物語がある。 それぞれの想いが、キャラクターの特徴を表現し、 ひとつひとつの行動が、物語を突き動かしてくれる。 過去を背景に、今を生き、共に戦う者同士が立ち向…続きを読む

毎日を終えて、足繫く通える夜のお店に出会ってしまったミヤさん。 約束したわけでもないのに、そこに居る馴染み客ハルさんとの何気ない会話が、まるで同席しているかのような空気を漂わせてく…続きを読む

日常に溶け込んでいる不思議。 普段から〝そこにある〟から、見ていないだけで。 一話完結の短編たちは、そんな気付いていない不思議との境界線をフッと越えさせてくれます。 時に切なく、…続きを読む

大きな事を動かそうとしたら、まずは小さな事から。 そして、大切なのは「好きだから」 主人公・平山吉洋は、その「好き」に迫っていく。 まだまだ、微力ながら地元魅力発進！ 仕事も、…続きを読む

少ない会話なのに、相手との距離感や親密度、時間経過を感じさせてくれるのが凄いです。 主人公の心理描写が、自然や風景と重なっていろんな色に変化していく。 まるで、光の三原色のように色…続きを読む

閻魔様曰く、地獄に行くには軽すぎ、天国に行くには些か重すぎる罪を背負った「自殺者」という存在。 冥土少年院は、天国と地獄のはざまに存在する更生施設。 そこで出会うルームメイトの明…続きを読む

初っ端から「へ？」ってなる展開。
読者も焦る、焦るよ！
彼女は言い勝ち功名⁉
下心は災いの元？

日常に潜む『オイシイ罠』に、ご用心。

こんなアパートに住んでみたい（動物側で笑） 大切なご主人様が！ さまざまな動物たちが真相を探っていく。 時に疑い、時に推理し合い、見極める。 そして、辿り着いた先に…、 その時…続きを読む

主人公の語り口がとても優しく分かりやすい。 南極探査員の皆さんも、それぞれの個性がマニアっぷりが素敵です。 そして、ひょんなことから出会ってしまった古代人。 第5話まで読了。 続…続きを読む

人ひとりに人生がある。 それぞれのお話が、それぞれに気になって読み進めていけます。 あと、おじさんキャラは必要ですよね！ あの男の子と現世で会えたのかな。 その後の人生に幸あれ！…続きを読む

僕が探し求めること。 人魚が望み求めること。 ふわふわと行ったり来たりする 孤独と解放感。 「海というものがどこかにあるらしいわ」 あなたはどんな海を見つけられるでしょう。 …続きを読む

『事務職、舐めたらあかんぜよッ！』 ツゼイが格好良く台詞を決めていそう…笑 と思ったら、最後の最後に！ （色んな意味で爆笑） これぞ〝春海水亭の作品〟って感じのフィナーレ！ 面…続きを読む

最低、最悪のアイツ。 でも、スリルに満ちた日々は最高に愉快だった。 切るに切れない、腐れ縁。 最後は思わずニヤリとしました！ その後の二人のやり取りが目に浮かびます(笑) 面白い…続きを読む

細かい事は気にするな。 日常のアレコレに悩む暇があったら 小説のネタに困ってウダウダしているなら 毎日ツマンネーなぁ、と時間を無駄にしていたなら これ読んで大いに笑うといい！ 滅…続きを読む

悩みを抱えたままの主人公。 人には言えない悩み、誰だって持っている。 留まっている自分と向き合えるのか。 でも、あの頃の〝青春〟は、いつだって僕を掻き立てる。 『月夜ノ波音』は、…続きを読む

二人の関係性を雨が教えてくれます。 長い時間を過ごし、共に死線をくぐり抜けてきた二人。 短い文章と会話で、想像を掻き立てる。 そして、最後にタイトルの意味と主人公の複雑な心境が伝…続きを読む

関係の深さは、共に過ごした長さだけではない。 妙にウマが合い、妙によそよそしい。 少ない会話で二人の距離感を伝えてくれます。 （この微妙な感じがイチ押し） 主人公・朔月くんの背伸…続きを読む

レーダーに特定外来陽キャの反応 すぐさま学級ヒエラルキー辞典（自前）でエピソード確認 【要注意人物】警告：一切関わらない事を推奨 しかし、迷いながらも足を突っ込んじゃうチナミちゃ…続きを読む

忘れたい、認めたくない、やり切れない想い。 地元のしがらみも、自分自身も蔑む主人公。 会いたくて、分かって欲しくて、伝えたくて。 傍に居て欲しい彼女の想い。 全ては地元・岡山で。…続きを読む

ふっ……（笑いの悶絶） 誰が一番の敗者かって？誰もが負けた奴に負けたんだ。 でも、みんなビデオレターに救われ…（笑いの悶絶） だからこそ、昨日の敵は今日の友。 人生で一番濃ゆるい時…続きを読む

出る杭は打たれる。 歴史は勝者によって書き換えられ、 真実は民衆によって語り継がれる。 （更にドラマティックになる現代） この少ない文章で、胸熱なシーンを見れるなんて！ 綾の想う…続きを読む

主人公や家族の強烈な感情がリアルに伝わってきて
心の中に線状降雨帯が発生しました。

アケちゃんは、絵を描ききることができるのだろうか…。
心臓がバクバクしてます(笑)

仄暗い色の絵本の世界へ。 誰が書いたのだろう。 どんな絵が描かれてあるのだろう。 分からないから、その先が知りたくなる。 子供は特に好奇心旺盛。 オトナは色々とアレコレ考えちゃう…続きを読む

伝承を元に奇想天外なお話。 甲賀忍者達の雰囲気もまた、時代を感じさせつつ。 突如、姿を現した謎の二人。 ちょっと待て！なんだこの童女ちゃん！ めっちゃカワイイ！！！ 相方のお侍…続きを読む

やめられない、とまらない。ガンバAB戦！（A or Bボタン連打） 敵も味方もめちゃくちゃ頑張っている。 だからと言って、ただの消耗戦にはさせない。 ずるッっと賢く攻略するには……続きを読む

べべん、とひとつ琵琶の音。 昔々の語り口調。 慣れない語り口調でも、日本語ですから大丈夫。 ゆっくり、ゆっくり読みました。 あわや、あわやと、鳥肌もの。 ほうほう、と読み進める…続きを読む

主人公と〝彼〟は腐れ縁なのか。はたまた、妙に利害が一致するだけなのか？ その〝彼〟＝民俗学者と謎を解明すべく現地調査へ。 柳田國男の『遠野物語』にも触れ、得体のしれない生ぬるい恐…続きを読む

ついに始まってしまった… 読み始めたら、あなたも逃げられない。 見えない相手と、どう戦う？ 近づいてくるぞ！さぁ、次の一手は⁉ その瞬間、メリーさんの思わぬ攻撃に！ 「なにィー…続きを読む

おかしい。おかしい。こんなハズじゃなかった。 ちょっと、ちょっと。愛おしくなるよこのお話。 来るなら恋（来い）！は、そう簡単に来てくれない。 縮まったのに、なにこの離れ行く縮尺記…続きを読む

それぞれの思惑が功を奏して、観光スポットとしてもどんどん盛り上がっていく様子は、地元愛が溢れています。 これもお地蔵様のご利益か！ そんなお地蔵様たちは、時代がいくら流れても事情通…続きを読む

ハチャメチャな人選にも負けず 夜の荒波にも負けず 『誠実』と言う言葉が似合うメロ太郎 とてつもない展開のストーリーになろうと 伝説のナンバーワンですね！ 面白くて笑えて楽しかっ…続きを読む

「お伺いしましょう」 このセリフが毎回いいな(笑) 今の時代、配慮に配慮を重ね、平等♪平等♪と言われ……。 しかし、それを全部取り入れちゃう柔軟性！ 着眼点がよいです！ そして…続きを読む

切ない。
ラストは主人公にとって救いとなったのか。
でも、本人達にしか分からない気持ちってありますよね。
短い文章なのに凄いです。
とても胸が締め付けられるようなお話でした。

「俺という生き物は、ずっとずっと汚い」と自分の惨めさに苛まれる桃太郎が、鬼と呼ばれる人達に出会ったことで人生に大きな変化が。生きていく理由ができたこと、ラストで決意した覚悟が良かっ…続きを読む