べべん、とひとつ琵琶の音。昔々の語り口調。慣れない語り口調でも、日本語ですから大丈夫。ゆっくり、ゆっくり読みました。あわや、あわやと、鳥肌もの。ほうほう、と読み進めると「件(くだん)」とは何ぞや。それは嘘偽りのないもの?人間とは、何でも都合よくしてしまうのだろうか。否、何かしら啓発を発しているのかもしれないですね。いつの間にか、江戸時代の寄席にタイムスリップしたかのような不思議な感覚になりました。べべん、とひとつ琵琶の音。今夜はちょっと眠れなくなりそうです(笑)