そうして人類は永遠の眠りについた。
人類は眠り、お世話ロボットとペットたちだけが暮らす世界。ある日、白猫は眠っているはずの飼い主が殺されているのを発見する。このアパートのどこかに眠っていない人間がいるのか、それとも他のペットによる犯行か。白猫は隣部屋の三毛猫と共に飼い主を殺した犯人を探すことに。猫2匹とヘビにフクロウ、モモンガ……やがてペット達は様々な推測の果てに真犯人へとたどり着く──
※本作品は「第2回日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト」略して「さなコン2」への参加作品です。
テーマは「共通書き出し or 共通書き終わり」。
『そうして人類は永遠の眠りについた。』という文章を書き出しの文もしくは書き終わりの文とした10,000文字以内の短編小説です。(本作品は加筆修正版です)