とてつもなく間抜けな死に方をしてしまった主人公。このままでは死んでも死にきれないと思った彼は、積年の恨みを晴らすべく今まで散々な目にあわされてきた悪友にその罪を被せようと企てますが…というお話です。今まで迷惑としか感じていなかった事でも、見方を変えれば大切な思い出。そんな事実に改めて気付かされます。
事故死を悪友のせいにする計画。なかなかのアイデアですが、主人公の心の移り変わりが、話しを二転三転させるのは面白いと感じました。これからの2人が良き友である事を願います
メッチャメチャ間抜けな死に方😵💫💫アッツアツのピザトーストを足の上に落とし、トムとジェリーのトムのような雄叫び。『ア〜オ😫!』屈んだところ、テーブルに体をぶつけ、テーブルの上にあった包丁が落下!それがノドに刺さり、死亡😵💫💫死の世界。神様の前で主人公は懇願。少しだけでいい、自由な時間が欲しい。タイムリミットは1時間⏰️さあ、どうする👀?
電子レンジでピザトーストを温め過ぎたことが引き金となって死んじゃった主人公。こんな間抜けな死に方は嫌だ。ってことで悪友に殺されたことにしちゃおう。大丈夫、アイツの性格は最悪だから。類は友を呼ぶ?それとも、割れ鍋に綴じ蓋?はたして主人公は、悪友に罪を被せることができるのか!
そこはTS転生させて北川と再開して真面目にさせて結婚したあとに「実は俺山崎なんだ」って言う展開だろう!と思ったりした。
間抜けな死に方をした主人公が、心残りを解消するために現世に向かうというストーリー。果たしてその意外な結末は──?短編ながら謎が散りばめられており、最後まで読むと「なるほど」と唸らされます。タイトルの意味にも納得。楽しませていただきました!でも……。できればこんな死に方はしたくない~!(笑)
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(183文字)
まず読む前、そして読んでいる最中、そして読後…私は三度、『俺の悪友』というタイトルへの印象が変わりました!短編という制約の中、これ程に物語の起承転結を上手く構築する岡本圭地 様の手腕に脱帽です!!
一人称「俺」がつづる臨死体験、爽やかな青春ストリー。
これは一読の価値があると思います。出だし読み始めた瞬間にアタリだなと思いました。オチも秀逸でしたね。色々と予想しながら読み進めていましたが「ああ、そう来るか!」と。納得のラストです。笑いあり、涙あり。短編という短いストーリーの中にこれだけの起承転結を纏め上げ、スッキリとした読後感で締め括り。素敵な作品に出逢えたことに感謝です。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(160文字)
ある日、主人公が突然事故死するところからこの物語は始まります。 それもかなり、間の抜けた事故で。 このまま事故死として処理されたくない主人公は、かつて色んなことをされた悪友の北川を、自分を殺した犯人に仕立て上げようとするが―― 全体的にコミカルな雰囲気と文体で、すらすら楽しく読めますが最後はほっこりします。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(93文字)
こういった種類の悪友は持ったことがありませんが、ぼくなら黙って縁を切ります。でもこの主人公はすぐに意気投合するぐらい、相性が良いんですよね?応援してます!
序盤から、情景が自然と浮かび上がり、まるで映画かドラマでも観ているような…楽しく、最後には胸が暖かくなるようなお話でした。これからも、他の作品にも期待しています。
カメムシの死骸を筆箱に入れるわ、なすりつけで停学になるわやることなすこと最悪で、「悪友」で許す主人公は神様なのか?そりゃあもし仮に間抜けな事故死をしたら自分を殺した犯人に仕立て上げる為に一時間だけ現世に戻りたいと神様に要求するよね!?!?北川に完璧なアリバイがあろうとなかろうと――あれ……泣いて笑いましたまさかね、でも泣いて笑いました北川は最高に悪友!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(99文字)
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(237文字)
最初から最後まで笑いっぱなしでした。最後は悪友では有るけど真実の親友ということで万々歳🙌