俺の悪友

作者 岡本圭地

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★★★ Excellent!!!


カメムシの死骸を筆箱に入れるわ、なすりつけで停学になるわ
やることなすこと最悪で、「悪友」で許す主人公は神様なのか?
そりゃあもし仮に間抜けな事故死をしたら自分を殺した犯人に仕立て上げる為に一時間だけ現世に戻りたいと神様に要求するよね!?!?
北川に完璧なアリバイがあろうとなかろうと――あれ……

泣いて笑いました

まさかね、でも

泣いて笑いました

北川は最高に悪友!

★★★ Excellent!!!

あなたには腐れ縁で結ばれた親友がいますか?
このお話の「彼ら」は確かにそんな間柄です。

決して磨きあい、高めあうプラスの要素なんか無くたって、迷惑ばっかりかけられたって……??
それでも一緒に居続けちゃう友人はつまり「悪友」なんでしょう。

このお話は、そんな悪友の大切さを、失って初めて気付く経緯の物語です。
―――まぁ、命を失ってしまうのは主人公なんですけれど、

ほんのり感動的なこのお話で、久しく顔を見ていない誰かさんを思い起こしました。

★★★ Excellent!!!

ネタバレしてしまうと面白くないので詳細は伏せますが、ある日まぬけな死に方をしてしまった主人公が、にっくきあいつが殺したことにして、復讐してやろうとする物語です。

このにっくき悪友のやってきたイタズラがいちいち笑えます。
また、悪友を罪に陥れようとする主人公の作戦も色々とわきが甘くて笑えます。

コメディとしてじゅうぶん面白いのですが、最後、物語は感動の結末へ――

久し振りに旧友に連絡を取って酒を酌み交わしたくなる短編です。

★★★ Excellent!!!

本作は現代の日本を舞台として、運悪く不慮の事故で命を落とした青年が、幽霊となって現世に戻ることから始まる物語です。

彼の目的は悪友に積年の恨みを晴らすこと。そして、ある計画を実行に移そうとするのですが、物語は意外な方向へと進んでいくのでした。

ちょっと笑って、ちょっと心暖まる、そんなハートフルな短編です。

★★★ Excellent!!!

 この小説の主人公。みんな間抜けです。主人公も悪友も刑事も神様も……みんな間抜けでアホです。
 だから、こんなに面白い物語が紡がれていくんです。

 まず最初の主人公の死に方。なんでこんな死に方をするんだ、おい……悲しいことなのに、思わず笑っちまいます。
 コメディはコメディでも、これは最初はなんかものすごい復讐劇的な何か? かと思いましたけれども……違うんですね。
 友達は友達でも悪友。悪友でも友達は友達。
 本当は違うんだよ。
 罪を着せたいわけじゃない。そもそも、主人公はそんなことをする奴じゃない。
 本当に、仲良く遊んでいた悪友なんだ。
 そこから、悪友の魂の叫びです。あぁ、うん、これが青春なんだなぁ友情なんだなぁとしみじみと、なんかウルッとしてしまう。
 最後はものすごいビックリの急展開です!!

 様々な描写をすることができて、設定が細やかで、零体というのもまたリアルにデキてる。どうやったらこんなに笑わされるんだ? ウルってさせられるんだ?
 この作家さんただもんじゃないです。
 絶対に飛ばし読みしてはいけません!

★★★ Excellent!!!

いやぁ、テンポの良さにスルスルと水を飲むように一気読みしちゃいました!!
あまりネタバレせずに言うと、間抜けな死に方をして1時間だけ霊体で何か出来ると言われた主人公が、悪友くんに罪を着せようとする話なのですが。
最初は、えぇ主人公くんクズいな、と正直思ったのが悪友の北川くんも大概な性格だった為、彼らは正しく「悪友」だったんだなと!!
死んだ事で気づいた自分の気持ちや、知らなかった北川くんの気持ちが垣間見れたシーンは胸が熱くなりました!!お前達はズッ友だぞ!!