蜂蜜の里

民族浄化。なんておぞましい言葉でしょうか。 登場人物の一人のような状況に置かれた時、人間として「正しい」選択をできるか自信がありません。だからこそ、彼の崇高さが際立ち、そしてそれは…続きを読む

タタンカ（バッファロー）や、ペミカン、少年のバックグラウンドにあるものが、全て奪われてしまう現状。

文化の破壊とは、本当に罪深い。

まるで、妹の心尽くしの台湾風ラーメンを一緒に食べたような優しい気持ちになりました。

優しさって、連鎖だよね。

ボタンのかけ違いで、つらい思いをする子を支える子がいて、ほんとによかった。
読み進めながら、最悪の結果もありうるな、と思っていたので。
幸せな結末に、涙が出ました。

日本人は、水みたいな精神を持っていると思います。 捉えどころがなくて、清浄にも、泥まみれにもなれる。 そして、見た目よりも、とても強い。 世界中の人たちの、特に今苦しんでいる地域…続きを読む

主人公、ヒロイン、主人公の妹、主人公の友だちたち、母親、ヒロインの両親、ヒロインの身近な大人たち…… 善良な人たちが、幸せでキラキラした青春を送ったり、それを優しく(時には歯ぎし…続きを読む

閉鎖的な空間では、最終的にはこういった殺し合いが起こることもあるのは、歴史が証明しています。

人間も、コミュニティも、国も。
クローズドではいけない。

ほのぼのとした、カップルの日常です。

緑のたぬきがすごく美味しそうで、蕎麦アレルギーなのにすごく食べたくなった、罪深い作品です笑

傘のサトウくんも、トラウマ持ちの黒猫ミイちゃんも、すてきなサトウ先生に巡り会えて本当によかったね！
人間は残酷だけど、優しい人もたくさんいるよ。

その人の幸せを、どんな形でも願って。
でも、ずっとそばにいたいと思う気持ち。

辛い経験を乗り越えて、全員が幸せを掴む姿が、とても爽やかで清々しい気持ちになりました。

主人公のコンプレックス、劣等感。
どれも、覚えがある感情だからこそ。

最後の一文に、胸が掴まれました。

誰も救われない、ぞっとする、けれど悲しい話でした。

真夏の夜に読みたいお話でした。

優しいようで、実は恐ろしい、呪いの物語です。

子どものころ、まだ本当に小さかったころ。 あまりにもつらい歴史だけど、その結果戦争が終わった、と考えていたら。 アメリカ人の知人に、加害者側の国の人に、それは違う、間違いなく、必要…続きを読む

個人的に新撰組の今の人気は、箱館戦争の土方歳三さんたち、箱館新撰組がかっこいいからだと思っています！ 負け戦とわかっていて、最後まで戦い続けるこちらのシン・土方歳三さん、とてもか…続きを読む

現代人が、戦国時代のような過酷な時代で生きることになったら。 生きる上での大前提や、価値観が異なりすぎて、生きていくことさえ難しいと思いますが、主人公はその中でもとてもよくやって…続きを読む

切なくて、愛おしい二人です。
ヒロインのおばあちゃんが、自分の祖母にそっくりな、愛情あふれる素晴らしい人で泣けます。