ボタンのかけ違いで、つらい思いをする子を支える子がいて、ほんとによかった。読み進めながら、最悪の結果もありうるな、と思っていたので。幸せな結末に、涙が出ました。
好きな作品: 浅田次郎の『蒼穹の昴』 ドラマ『ゲームオブスローンズ』 『源氏物語』(瀬戸内寂聴版と谷崎潤一郎版を読みました) いつかこんな骨太な作品を作り…
親子って不思議で、やっぱりと共に成長していくものなんですかね。一度はかけちがってしまった家族。それぞれの思いときちんと向き合って、また家族になるために、今度は人と向き合う。素敵なお話です。
タイトルに示された通り、この物語の登場人物たちを結ぶのが思い出の「味」。行き違ってしまった人たちを、思い出の味がまた繋いでくれる。そして、新たな出会いもまた。素晴らしい物語。ほっこりとあたたか…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(228文字)
糸が縺れた時、時間がかかるからと強引に引っ張っては行けない。けれど、それを選ぶことが正しいと勘違いし、引きちぎってしまう。自分の好きな物も、将来も、自分の体型も、現在すら否定された娘。否定したの…続きを読む
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