親子って不思議で、やっぱりと共に成長していくものなんですかね。一度はかけちがってしまった家族。それぞれの思いときちんと向き合って、また家族になるために、今度は人と向き合う。素敵なお話です。
田中ケケと申します。 新人賞に応募したりしなかったりしてます。 一応、二次選考通過したことがあります。 最近ラブコメに手を出し始めたら楽しくなってきました…
ボタンのかけ違いで、つらい思いをする子を支える子がいて、ほんとによかった。読み進めながら、最悪の結果もありうるな、と思っていたので。幸せな結末に、涙が出ました。
娘の一香いちかが、倒れた。堀川和也は、東京近郊の静かな街の料亭「堀川」の板長だ。妻の清美は、店の女将である。和也は、ひとり娘の一香にこの料亭を継いで欲しいと考えていた。娘は、ここ最近、一香…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(228文字)
食べることという幸せの象徴のようなテーマを扱いながら、不穏な空気が漂う予想外の始まりに引き込まれました。大事な命を失いかけるまで娘を追いつめたものは何だったのか。親子のこれまでの道のりが語られる中で…続きを読む
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