シン・土方歳三

個人的に新撰組の今の人気は、箱館戦争の土方歳三さんたち、箱館新撰組がかっこいいからだと思っています！

負け戦とわかっていて、最後まで戦い続けるこちらのシン・土方歳三さん、とてもかっこよかったです。

壮絶な武士の人生の最期を見事に切り取った一遍。
今際の際で放つ必殺剣。散り行く命と五月の桜。
読むだけで魂が燃える。

死地に赴くのではない、死に向かいあえた。
昔馴染みの声を傍らに、死地でなおも歳三は研鑽する。
沖田を失い、近藤も亡い。それでも振るう剣は応えてくれた。
天然理心流を極め、終に結実する。
花の下、繰り出すのは秘剣、である。

最期を切り取ると、その人に生涯が見えてくる。
函館では桜は五月に咲くんだ。土方歳三は、やっぱり画になる。とってもカッコよかったです。

土方歳三。

その生涯最後のワンシーン。
これにたいして、私のような輩が言えることはかけらもなく。
故にひとこと。

美事。

ただその言葉を贈る。

土方歳三最後の瞬間が華麗に、壮烈に描き出されています。長編小説の最終回の盛り上がりにすら、感じられほど。心動かされる。

土方の見上げた桜を、五月の青空と供に見に行きたくさせる一編。

いいフレーズですね。
五稜郭は長い間、タワーに登っても全貌が見えない問題があったんですが、五稜郭タワー2が出来てその問題は解消されたようです。俺は行ったんですが天候の関係で登りませんでした。土方像は見て来ました。

なんか当たり前ですが今見ると全然血生臭くなくて、ただの綺麗な公園です。しかしそういう過去があったってのは不思議な感じがします。

土方歳三。
走る彼が、ただ格好良い。
走り続ける彼が、ただ眩しい。
走り続けて走りきった彼が、ただ侍であった。

血沸き立つような、疾走感のある立ち合い。
新撰組鬼の副長の最後、その傍らにあったものとは。

わくわく必死ですよ！

武士ではなかった男、土方歳三。
彼の最期は京でも江戸でもなく、北海道は函館の地でした。
永く連れ添った仲間達と別れ、最期の相棒となった者とは。

彼が命を燃やし尽くした瞬間を、seal先生がどう描かれたのか。
必見ですよ。

函館市若松町。seal先生の街であろうこの場所には、有名な男がいた。その名も土方歳三。ご存知新選組の一人。

これはその彼の生き様を描いた物です。歴史しか触れられなかった彼の最期に瞬間がかっこよく、そして熱く書かれています！

熱いあなたの街紹介の短編。ぜひ一度手にとってはいかが！