このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(164文字)
子どものころ、まだ本当に小さかったころ。あまりにもつらい歴史だけど、その結果戦争が終わった、と考えていたら。アメリカ人の知人に、加害者側の国の人に、それは違う、間違いなく、必要のなかった攻撃で、そこには差別意識があったんだよ、と教わりました。ありがたい、とも少し違うけど。たぶん、とても正しいことを教わったと思っています。同じことを、二度と繰り返してはいけない。
きっと、修学旅行か何かで原爆ドームに訪れたのですね。 教科書を読んで知ったばかりの人たちには、より鮮明に、悲惨で、残酷に、悲しく映って見えた事でしょう。 その感性を大切にして下さい。 悲惨なところにいる方々は、世界中に、まだ沢山いるのですから。