仄暗い色の絵本の世界へ。誰が書いたのだろう。どんな絵が描かれてあるのだろう。分からないから、その先が知りたくなる。子供は特に好奇心旺盛。オトナは色々とアレコレ考えちゃう。大事なのは、あった事を無かったことにしてはいけない。大切なのは、その歴史を忘れないで生きること。自分もその当事者であると思わせるような背筋がぞわぞわっとしました。程よく怖くて(笑)面白かったです!
あなたが子供を預かる立場で小さい女の子から、得体の知れない本を読んでとお願いされたらどう思いますか?だんだん気味が悪くなっても読むのをやめさせてもらえないとしたら?昔の日本に存在していた忌むべき風習が、まだ身近に潜んでいるかも。熱帯夜も冷え込む、ぞわぞわする和風ホラー。是非ご一読ください。