嫌気 ÷(猫+海鮮丼)=寂しさと愛しさ

少ない会話なのに、相手との距離感や親密度、時間経過を感じさせてくれるのが凄いです。
主人公の心理描写が、自然や風景と重なっていろんな色に変化していく。
まるで、光の三原色のように色んな感情が交じり合って、真っ白になる事さえある。

そして、田舎の町を徘徊するクローン。
この表現と発想に座布団10枚!

無駄がなく、繊細な文章で表現されていて感服しました。
素敵な物語をありがとうございます!

その他のおすすめレビュー

伊桃 縁さんの他のおすすめレビュー117