参加作品数

36

参加受付期間

  • 終了

企画内容

 文化をしっかりと描写するのってすごく難しいと思います。

 でも、現地の人達が生きてきた証が詰まっていると思うので、そういった描写がある作品を読みたいです。

 そして、参考にしたいです。

 なので、是非ご応募ください。

※本企画では文化が描写されている作品を募集しています。
 作品を書く段階で、作者様ご自身が、文化を意識した作品をご応募ください。
 文化の整合性あるいは妥当性、または独自性があると感じた作品をお願いいたします。

※中世ヨーロッパと単に記述するのではなく、国籍や建築様式をしっかりと記述頂けるようお願い申し上げます。
 ヨーロッパと一言で言っても様々な文化圏があり、時代があります。
 中世は四世紀から十六世紀までと非常に長い期間続きます。
 よって、初期と後期では建築様式も文化も全く違います。
 時代ごとに流行した建築様式も異なり、国籍ごとにも文化が違います。
 ドイツであれば木骨住宅が多く、1500年代を超えると木材に対する防腐処理が行われるようにります。よって、1500年以降街並みがカラフルになります。また、漆喰の利用も多く白が際立つ町並みが見られます。
 フランスも白を基調とした街並みがあります。フランスでは主に石材の上から漆喰が塗られるためです。ドイツと比べ、木枠の露出がない分統一感が強い町並みになります。
 イタリアではルネッサンス建築は皆様の知るところでしょう。現代ではコンクリートを利用して再現されていますが、中世当時はレンガや石です。赤や灰色、あるいは大理石の白が見られる地方だと想像します。
 イギリスは、言ってしまえばハリーポッターです。二階以上の階が道路にせり出している建築が見受けられます。
 四カ国上げましたが、とても特徴的です。
 文化を描写するということは、文化を考証するということです。
 特に中世では地質の考証は欠かせないでしょう。コンクリートという統一的な建材が存在しないため、石や木や粘土が主な建材です。それらは全て土壌に由来するものです。よって、文化の考証は地質の考証から始まります。
 ヨーロッパばかりを例に上げましたが、それはヨーロッパの街並みが美しく、物語の舞台として非常に適性が高いと考えるからです。ですが、ほかの地方でも同じです。時代を考証し、地質を考証し、街並みを考証する。すると、職業に関する考察が始まり、食物や娯楽の考察が起こり、全て含めて文化考証となります。

 よって、非常に難しいのです。
 だからこそこの企画を始めました。
 私個人では、文化の考証を完遂できません。
 どうか皆様ご協力をお願い申し上げます。

参加方法

参加する小説の設定画面で、自主企画欄にある「異世界文化や社会制度を書きたい!」を選択してください。

運営より

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主催者

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参加者 21