「童話 少女」を含む小説

幼なじみの姫君は、おとぎ話や幻想的な物語を信じる夢見るお年頃。 とある童話を読んで精霊に会いたいと願う姫君のために、幼なじみの少年たちががんばるおはなしです。 ちょっと年下の幼…

世界を侵食する領域。突然現れ、突然広がるその領域の中には、想像を絶する世界が広がる。 歪になった世界。人も、建物も、動物も、草木も、全てが変質する。 その領域を世界は『異譚』と呼…

ペロー版の童話「赤頭巾」をハードボイルド風味に翻案した物語。 ペローが削除した要素の一部を再解釈して盛り込んでいます。 ※生々しいバイオレンス描写が苦手・無理な方には、お勧めし…

一角獣と少女。 童話のように書きました。 ５分で読めるショートショートです。 隙間時間にどうぞ。 クロノヒョウさんのお題企画参加作品です。 https://kakuyomu.j…

【カクヨムコン10参加】 【全12万文字、ライト文芸、ほっこり＋感動】 灯りの魔法使い「メイナ」＆灰の魔法使い「リティ」のふたりが、『氷の年』に滅んだ世界で北の聖地を目指す、文…

妖精の配達人《フェアリーメイル》養成学校。 ここでは空を飛んで依頼人に贈り物を届ける配達人、 フェアリーメイルを育成している。 そんな学園に一人。 飛べない、という特異な少…

ある日、教室で将来の夢について聞かれました。 「わたしはいせかいにいってみたいです。」 そう言うと、周りの人たちはわたしのことを笑いました。 「わたしははなやさん。」「おれ…

――クリスマスの日、少年は少女の願いをかなえるために奇跡を起こす すべてが完全に機械制御され、天候までもが操作されている街。 そんな中で、セランは雪を降らせようとしていた。 か…

【あらすじ】 母親【岩波レイ】の実家に帰省した【岩波ユイ】は、母の残した切符とアトリエに導かれ、銀河鉄道［まほろば］に乗る。 そこで出会った少女【レイ】とともに天の川銀河を巡…

『月狩りの森』とあだ名される深い森。そこには化け物が住んでおり、人間をおびき寄せては命を喰らうという。 そんな森に迷い込んだ少女に、精霊が恋をした。 それはきっと叶わない恋。月…

南半球の十二月は夏です。 ハニという女の子は冬のクリスマスに憧れていました。

それは、雪の降る町で生まれた小さな少女の、儚くも健気な奮闘記。 ※昔、某所で書いたものです。頭だいじょうぶかは、読んだ皆様の判断にお任せ致します。 ※パロディです。ネタと趣味…

七夕の日、二人の旅の終着点には、どこまでも伸びる壮大な天の川を背景に、まるで羽衣伝説のように幻想的な5次元の世界と、胸を打つ感動の瞬間が待っていた。 ・・・・・・・・・・・・・ …

「あなたはこの物語の主人公に選ばれました」 朧げな記憶の中、迹�迺�髪驤ｴは見知らぬ書庫にいた。雑多に本が並ぶ書庫には、青と白のロリータ服に身を包み、家でもないのにエプロンを着…

裸の王様、人魚姫、マッチ売りの少女…… 誰もが一度は読んだことがある創作童話の数々。それを生み出したアンデルセンというのは、どういう人なのか？ アンデルセン童話を読み解きなら、童…

眠れぬ二人の少女は、夜ごと物語を求めて人々を館へ誘う。 「聞かせてほしいの。あなたが犯した罪と過ち、あなただけの物語を……」 それぞれの物語が交差した先に見える、真実とは。

これは月読のメシアと呼ばれた少年が英雄となるまでを描いた英雄譚であり、また、月にある国「皇月」の姫が地球を冒険し、見聞を広め、愛するものたちのために革命を起こす冒険譚でもある。 …

花を食べる悪癖がある少女は人目を避け、自ら塔の中に閉じこもった。 食べることがやめられない少女の前に、夢喰う魔物だと名乗る青年が現れる。 青年は言う。「君の夢をくれれば、願いを叶…

不思議な夜市をのぞむアパートにて、マダムが赤子に物語を読み聞かせる。 牢屋のなかを逃走しつづける死んだ男の物語。（『夜』） 部屋の温度を下げるためにビルを探検する、ネジの外れた…

絶対たる力を持つ戦人“騎士”こそが、至尊の座より祝福されし、箱庭の王国。 勇猛に、荘厳に、そして絢爛に。 綺羅星に輝く戦舞台は、――地を這う弱者の嘆きに満ちていた。 嘆きはいつ…