親愛なるあなたに、この物語を贈ります。
花を食べる悪癖がある少女は人目を避け、自ら塔の中に閉じこもった。
食べることがやめられない少女の前に、夢喰う魔物だと名乗る青年が現れる。
青年は言う。「君の夢をくれれば、願いを叶えてあげる」
少女は言う。「わたし、花を食べるようになってから見ていません」
これは、青年と少女の童話を模した「夢」の物語。
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