作者さん読みです。
精霊の存在を信じている幼い姫のために、小さな少年二人が部屋を抜け出し、奮闘するお話です。
精霊を捕まえることはできるのか? そもそも精霊は本当にいるのか?
子供たちの可愛らしい行動やキラキラとした気持ちが、読んでいて胸が暖かくなります。
年長の少年は、ちょっと冷めた目で姫ともう一人の少年を見ているのですが、放っとけないので、当然ながら巻き込まれます。それはもう、がっつりと。
そして、それをさらに冷めた目でみる幼い姫の姉(年長の少年と同い年)。
この二人のやりとりも初々しい。
「イレスダートの聖騎士」を読んでいる方はぜひ読んで欲しい。本編の世界をさらに堪能できます。
そうじゃない方も大丈夫! 問題なく読み進められますし、なんなら本編も読んで欲しい。