「思う 短編」を含む小説

三条京阪駅前の自動販売機でカフェラテを買おうとしたら、隣には白銀の甲冑を身につけた姫騎士が居たんですが！？ ちょっぴり変わった、青春ワンページお仕事観短編 クラフトボス　ライ…

１９９６年。５月。 私・大城琴（おおしろ・こと）は、気になる同級生の七宮栞（しちみや・しおり）と地域の伝承『橋姫伝説』について刻まれた石碑を見に行くことにする。 宮城県仙台市…

ラブコメというジャンルに設定してはあるけれども、これを読んでラブコメだという者は少ないと思う。むしろほとんどいないだろう。 ただ、これだけはひとつ。 模擬試験に出会いを求めるのは…

貴方を奪い返すためなら、どのような手段も厭わない。利用できるものは全て利用する―― 女であるがゆえに王位継承権を持たないブランシュ王女。父王には顧みられず、継母の王妃には使用人…

その夏、日照りが続いて畑はひび割れた。村長は幼い姉弟に山神さまへの遣いを頼んだ。遣いなどというが、実際は贄だ。身体の弱い弟を庇い、姉は供物と共に輿に乗る。 山の奥に待っていたのは…

雨と誰かを同一視している ある少年の詩です

罪悪感を感じず、後悔もしない。 社会倫理も一般常識も関係ない。 揺らぎない信念・信条のもと、理想を具現化しようとする人が一番怖いと思うのです。 ★自主企画3つの要件に合わせて執…

短編小説で完結しないってそれ自体でアウトだと思うんですよ それなのにこれを投稿する自分って何ぞや あああああ今新しいキャラクタができると非常に困るというのに！ ……居ないとは思…

未来に遺せるものとは果たしてなんだろう 文明が崩壊し、荒廃してしまった世界に立ち、それを思う それでも、わずかでも希望があるのなら 「彼女」は眠りにつき、「彼は」守り人となった …

怪獣・狩人・大バトル！ 『災獣』と呼ばれる凶悪なモンスターが跋扈する世界。 人間たちは災獣と相対す巨大な獣を『神獣』と呼び、その縄張りで共に暮らしていた。 小型の災獣を狩る戦…

僕の思う江戸の夜をプロットなし30分で表現してみました。

出戻り会社員、入間拓巳は3年ぶり3回目の「初出社」を果たす。そんな彼に、後輩の秋庭が声をかける。

　Uターンラッシュの帰り、いい人に出会ったんだ。ああいう人が増えてれば世の中良くなると思うんだ。 『KAC2020 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2020…

剣道が楽しくて仕方なかった少年は、それから数年して竹刀を置いた。 かつての少年を知る小狐は、大学生になった青年を見て言った。 「大丈夫や。八霧はきっとまた剣士になれると思うで。」…

喫茶『勿忘草』は四年に一度だけ営業する。偏屈な老人が決めて、話し好きの息子が受け継ぐ変わった喫茶店だ。 非常にもったいないと、私は思うわけである。 KACに投稿しようと思って…

僕は四年に一度、皮を脱ぐ。皮を抜けば新しい体になって、あいつとももっと遊べると思うんだ。そいつもきっと、待っててくれるはずなんだ。

短編集です、たぶん。ちょっとした休憩なんかのオトモにどうぞ。 ところで徒然って良い言葉ですよね。大好きです。 徒然なるままに生きていたいけど、徒然に生きるには時間もお金もな…

全ての人間がいなくなった世界で、ただ一人残されたアンドロイドは孤独な幾億の昼と夜を過ごしていた。命を持たない人工知能であるはずなのに、彼はいつしか自らの死を願うように。 月が照ら…

　ある夏の晩、高校生の湯谷涼音は彼氏にフラれ、そのショックから茫然として歩いてきたのはホテル街。そこでイケメンの同級生の浅間伊月が四十代ぐらいの女とラブホテルに入っていくのを目に…