『雨が、好きだ』
天 下句
『聴こえた雨の音』
ㅤㅤㅤㅤああ 私は雨が好きだ
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤきっと何よりも
ㅤㅤㅤㅤㅤどんな物よりも早く
ㅤㅤㅤㅤㅤ僕の心に棲みついて
ㅤㅤ僕の心を 大きく広く覆っている
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤあの雨が好きだ
ㅤㅤㅤㅤああ 私は雨が好きだ
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ歩を進めた時の
ㅤㅤアスファルトから聞こえてくる
ㅤㅤㅤㅤ あの滲んだ音が好きだ
ㅤㅤㅤㅤああ 私は雨が好きだ
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤあの雨粒が
ㅤ 天から私の元にやって来る瞬間の
ㅤㅤㅤㅤㅤどうとも言えない
ㅤㅤㅤㅤ 不思議な音が好きだ
ㅤㅤㅤㅤああ 私は雨が好きだ
ㅤㅤㅤㅤㅤ何か
ㅤㅤㅤㅤ洗い流してく様な雨と
ㅤ私が 隔たりが無くなるあの瞬間が
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ私は大好きだ
『雨が、好きだ』 天 下句 @dsp_a
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
『凡骨文字書きの認め日記』/天 下句
★3 エッセイ・ノンフィクション 連載中 85話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます