「#切ない ＃短編」を含む小説

死者が向かうとされる三瀬川の河原。 そこに留まる小姫と渡し守の、柔らかで悲しい繭のひととき。

お飲み物をどうぞ。 やけどをしない温かさの、ほろにがい、せつなさ風味のお飲み物を。 大学のそばのカフェで 『笑顔、始まりました』 車椅子のプリンセスへ 『日常の体温、特別の鼓…

チョコ＆バレンタイン小説コンテスト、参加作品です！ 幸せなバレンタインを迎えられますように(✿´꒳`)ﾉ°+.* ……もう遅い？ ◎あらすじと作品について 思わず構いたくなる後…

妹・佳蘭の婚約者に招かれ、妹とともに都にやってきた柏邑。だが急な仕事で婚約者は長安を離れており、二人は彼の家の離れにしばし逗留することに。そんなとき佳蘭が庭で見つけたのは、行き倒…

五七五で紡がれる、ちょっと切ない「ぬいぐるみの寿司」のお話。 （若干、字余りの句があります。ご了承ください）

可奈は中学生の時に美しい瞳を持つ真咲と恋に落ち、初めて愛し愛されることを知る。だが幸福な日々は親の転勤で終止符を打たれる。しかし離れる前に、真咲と10年後の再会を約束し、将来を誓…

初投稿です。 よろしくお願いします。 遠い遠い未来のおはなし。人々がなぜ争い合うのかを題材にした作品です。 推定読了時間は、15~20分です。

彼がイギリスへ留学するという。あたしは止めない。彼の夢の邪魔はしない。寂しいなんて言わない。「元気でね」とただ笑って、手を振る。それが正解なのだ。そう信じていたのだけれど…。好き…

夏休み、中学校へやってきた幼馴染の２人。 誰もいない教室で、なかなか素直になれなくて…… コバルト短編小説新人賞・もう一歩の作品に選ばれました。

その貸本屋には、誰も知らない話が集う––––––。 そんな所でどうなされたのですか？　どうぞ中へお入りください。 時には寄り道も一興、ですよ? 一冊一冊が全く違う、哀しくて優…

世界連邦が「恋愛感情は人類に不要」としたジュネーブ人類共通宣言を発表してから１世紀。 人類は先天的に恋愛感情を欠如させるゲノム編集を施していた。 ただし、１００万人に一人、遺伝子…

諏訪湖の北岸、岡谷市のうつりゆく四季のなかで歩んだ短く切ない恋の軌跡

転校生、鳴海瞬に惹かれていく長谷川灯香。(春→冬) 文化祭の準備で、ずっと気になっていた先輩、佐々木秀との距離を縮めようと頑張る神崎綾香。(夏→秋) 幼馴染の加藤明の恋を応援し続…

毎朝同じバス停で同じバスを待つ少女と少年。 ある日、少年が少女に話しかけると、少女はこれで話せるのが最後なのだと言い出して……。

女子高に通う健美は付属の女子大には進学しないで理系の大学を受験することを決めた。三年生になったこの春から予備校に通い始め、そこで見かけた一人の男の子に一目惚れをした。彼女の想いは…

実らぬ就活に嫌気が差し、田舎へと逃げ帰った俺が寂れた神社で出会ったのは、狐耳の少女『菊』だった。 もはや人の寄り付かなくなったボロ神社の神様を名乗る『菊』に弱音を吐いたり、怒られ…

恋でも愛でもないような、この関係は何なのだろう。 大切にしたい、大事な人だから 今の関係から １歩も踏み出せないでいる まだ上手く大人になれない少女の話。

パパ。 あなたが私たちの前から姿を消して、もうすぐ10年になります。 ※パパへ。もしも万が一これを見ることができているならば、すぐに連絡してきてください。待ってます。