恋愛四季折々

作者 奔埜しおり

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★★★ Excellent!!!

青春連作短編もの。

それぞれの季節ごとに分けられた青春恋愛ストーリー。一週目と二週目ではそれぞれ季節に登場する人物が変わり、一週目とは違う趣向があってよかったです。一週目はなんだか切ない感じがしました。

またお話自体は独立しているものの、ふとしたシーンで他のエピソードの要素が見え隠れするところがあり、連作短編として読み応えのある内容になっていました。

サラサラと読める恋愛作品。オススメです!

★★★ Excellent!!!

 キャラクター全員がたっていてとても面白い恋愛小説です!
 一度目の季節と二度目の季節でキャラクターの見方もガラリと変わりそれもまた魅力的!特に話の順序も中々にくい演出です!
 恋愛小説は苦手でしたが、とても面白いと感じました。

 形式としては群像劇に近いのですが、難しい話ではなく、とても感情移入しやすいので、いろいろな方にオススメ出来ます!
 

★★★ Excellent!!!

高校生達4組の恋愛を綴ったオムニバス。
でも、それぞれの組み合わせごとに描く季節を2つに分けることで、関係性や心情の変化が綺麗に味付けされています。その構成が、練られていてとても巧い。

結末がハッピーなだけじゃないのも、リアリティーを強からしめていてお気に入りです。

どの季節からでも読めますが、それぞれの組を並行してちょっとずつ読んでいくのも面白いかもしれませんね!

★★★ Excellent!!!

構成が巧いです。
最初に思った感想がこれでした。
春、夏…と季節ごとに区切ったオムニバス形式ですが、同じ高校の同じ登場人物たちによる、さまざまな恋愛事情がもどかしいったらありゃしない!

春は、高3の女子による、転校生との運命的な出会い。
夏は、後輩の2年生による、高3の先輩への憧憬が初恋に昇華された、忍ぶ恋心。

いずれも登場人物がかぶっていて、多角的な視点から恋の行く末を追いかけられます。

いずれも必ずしもハッピーエンドとはならず、今後に尾を引く展開で次の季節へと進むのですが、どの恋も先が気になって仕方がない!

夏の主人公が特にお気に入りです。委員会で一緒になった先輩に憧れる後輩なんて可愛いじゃないですか。しかもドジっ子で、不器用で、舌足らずで噛みがち。可愛い。

小道具としてクレープ屋さんのクレープがあり、これがまた美味しそうなんです。それぞれのキャラに合ったクレープを食べていて、個性の表現になると同時に、味わいが恋模様にも反映されているのも妙味だなと感心しました。