「怪談 奇譚」を含む小説

タイトルは「古い」という意味のラテン語 antiquus 。 アンティークと旧友のダブルミーニング。 格別高価で美しいビスクドールを崇めるリピーター奇話。

神隠しに遭ったことがある青年、菱河切人は、迷い犬を探すため、幽霊屋敷へと踏み込んだ。 そこで彼は、恐るべき〝赤い少女〟と遭遇し、『〝まさん〟を食べて』と、謎めいた言葉をかけられる…

大正と現代。百年の時を越えた、ある恋《いんねん》の物語。

自作ホラー短編集「奇々奇譚集」より

自作ホラー短編集「奇々奇譚集」より

自作ホラー短編集「奇々奇譚集」より

自作ホラー短編集「奇々奇譚集」より

自作ホラー短編集「奇々奇譚集」より

深夜に無人の部屋から響いてくる低い歌。 どこにもつながっていない廊下を造った老人。 塞がれた子供部屋にあったもの。 壁の中から出てきたもの。 そして友人が育った、袋小路の家につい…

　ようこそ、〓〓郷へ。 　悲しきかな、ここは奇々怪々たる〝魅〟がひしめく地。迷い込んだが一巻の終わり。命を落とすか、記憶を失うか、取り憑かれるか、異形と化すか、はてさて野となれ山…

「なぁ、面白い話をきいたんだがちょいと聞いておくれよ。」 織田が話はじめる。 昔、大学で流行った噂 神隠しにあった‘‘長浜さん‘‘ 天狗山の屋敷。 これは奇譚によって不思議な…

今はダムの底に沈んでいる、福井奥越の山里の実話です。 村医者の助手をしていた父の父、すなわち私の祖父は、迷信を信じない、科学で現象を解明しようとする人だったそうです。 祖父は…

　『あなたは、神さまですか？』 　少年の奇っ怪なその言葉から物語は幕を開ける。 　少年少女三人と三つの都市伝説が繰り広げるのは、怪異に溢れた街の謎を紐解く奇譚。 　彼らは己が命…

基本どの話からでも読める怪異譚です 都市伝説になりたい人間、都市伝説になりつつある人間 そしてすでに都市伝説である人間の三人が織り成す怪異奇譚

ハッピーバレンタイン！ バレンタインにちなんでチョコレート怪談を捏造しました。

【まえがき的なやつ】 『半実話あやし奇譚』の一部（13話ぶん）を書籍化してもらいました。 本作は前編、後編の続きものもいくつかありますが、基本的に一話完結の短編集です。書籍化され…

昭和初期。子供のようななりをした噺家と、なし崩しに面倒を見る男の話。

ヒノカミ探偵に登場する主人公の幼なじみで、都市伝説好きの女子高生「近條愁羽」が蒐集した、明保野町界隈の怪談、奇譚、都市伝説の覚え書き。 ＊実在の地名や団体には一切関係がありませ…

他の方に怪談を語る機会の際、ご自由にご参照ください。 ただし「自分の話」として語るのは禁じます。出典は、うまくぼやかしてください。

京都の大学内にあるバーのマスターが様々な怪異譚を歴史的・文学的知識で解決する物語。 【舞台となる場所】 A地下：K大学地下にある、アングラな雰囲気のバー。マスターが1人で切り盛…