【オファーの瞬間】『蒼き太陽の詩』| 読者の熱い想いが最後の一押しに!

カクヨム作家の皆様に贈る、編集者・プロデューサーへのインタビュー企画「オファーの瞬間」。今回話を聞いたのは、5月23日に1・2巻が角川文庫から同時発売となった『蒼き太陽の詩』を担当した、角川文庫編集部のLさん。Web小説としても、商業作品としてもあまり類のないアラビアンファンタジー作品の書籍化の決め手となったのは、応援コメントの圧倒的な熱量でした。Lさんが企画された「角川ホラー文庫 デスゲーム小説コンテスト」の話も絡めつつ、角川文庫が求める作品像について話を聞きました。

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角川文庫の看板となりうる、文芸的ハイファンタジー

――もともとハイファンタジー作品を探されていたと聞きました。

Lさん:角川文庫は現在比較的ミステリーの人気作品が多い一般文庫レーベルなのですが、他社では『十二国記』(新潮文庫)や『八咫烏』(文春文庫)、『龍ノ国幻想』シリーズ(新潮文庫nex)といった骨太な和風ファンタジー、中華ファンタジー作品が人気を博しています。そのため角川文庫でもこうしたラインナップを強化していきたいということで方々にご相談をしていたところ、当時カクヨムに配属されたばかりの新入社員のAさんに推薦いただいた作品がアラビアンファンタジーの本作でした。
 希望していたジャンルとは少しずれてはいたものの読み始めると、本当に素晴らしい作品で圧倒されました。国を奪われてしまった双子の王子がいて、どちらかを殺さないと王にはなれない。骨子は少年が王を目指していくシンプルなストーリーですが、それを彩るキャラクターの一人一人が魅力的でした。本作は十神剣という将軍がいたりしてキャラクター数は非常に多いのですが、一人一人の個性が際立つように書き分けられていて、それぞれが抱える葛藤や成長に何度も心を揺さぶられました。ストーリーの展開の仕方もWeb小説ならではの良さが存分に活かされていて、まるで週刊漫画誌の人気作品を読んでいるような感覚でした。100万字を越える分量を3日ほどで一気に読んでしまいました。

――オファーもその流れですぐ決まったのでしょうか。

Lさん:いえ、実は商業出版としてオファーをするかどうかはかなり悩みました。というのもいまの書籍の市場は、一般文芸のジャンルでは西洋風のファンタジーが少しありつつ、和風ファンタジーや中華ファンタジーが中心という状態です。アラビア世界を舞台とする作品は、そもそもほとんどないのではないかなと思います。
 先行例がないものを切り開くのが編集者だろとお叱りを受けるかもしれませんが、やはり前例がないジャンルの作品には及び腰となってしまうのは事実です。商業出版として出す以上、「そこに読者の方がいるのか」はとても大事なことなので。
 そうした中で「やっぱり本作を書籍化しよう」という最後の一押しになったのは、読者の方の応援コメントでした。
 『蒼き太陽の詩』はランキングやPVで上位に来ている作品ではなかったのですが、熱狂的な読者の方が数百人いらっしゃっていて、その方たちがものすごい熱量でレビューや応援コメントを書いていらっしゃったんですよね。
 これはWeb小説に限った話ではないのですが、担当している本を送り出すときはいつも「私は面白いと思っているけど、この物語を他の人も面白いと思ってくれるのかな」という不安がつきまとっています。そういう意味で、本作に関してはたくさんの方々が「大好き!」という気持ちを込めて書かれた一文一文が、私にとって大きな後押しとなりました。「やっぱおもしろいよね!」と勇気づけられました。

――本当に応援コメントが多くて、しかも熱量が高いですよね。

Lさん:そうなんです! 本当に作品として愛されていて、それは著者の日崎さんがご自身の書かれたいものを大事にされながら、常に読者の応援に答えようと真摯に向き合われていたからこそだと思います。
 感想を見ていても読者の皆さん一人一人、推しキャラが違うんですよね。「このキャラが好き」が違ってくるのは、キャラクターをかき分ける筆力の他に、群像劇として物語の深みがあるからこそだと思います。こんなにいっぱいキャラクターがいるのに、ちゃんとそれぞれ見せ場がある。敵として登場するキャラクターにもきちんと裏側のドラマがあって、勧善懲悪になりきれないのもこの物語の魅力ですよね。
 実は書籍刊行にあたって書店さんでの拡材としてA4サイズのパネルを作成したのですが、そちらにはカクヨムのサイトからの応援コメントを使わせていただきました。編集者があれこれ見栄えの良い言葉を並べるより、読者の方の「ライブ感のある熱量」をお届けするほうがこの作品を知らない方に届けるのには一番だと思ったからです。コメントの使用にOKを出してくださった読者の皆様、この場をかりて本当にありがとうございました!
 ちなみにこの本はまだ社歴が浅いHさんと2人で担当しているのですが、Hさんと私の推しのキャラクターも違っていて、改稿相談をするにもそれぞれの贔屓しているキャラクターにより魅力が出るような提案をしあっていました。私たちの推しキャラクターは秘密です(笑)。

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――書籍化にあたり、どのような部分について改稿の相談をしたのでしょうか。

Lさん:物語の大きな流れに関する修正は、ほとんどありませんでした。各章ごとに事件を起きるので「次はどうなるの!」と惹きつけられますし、その一方でそれぞれのエピソードが細切れに感じられないようにきちんと一本軸の物語が中心にスッと立っているので、大きな手直しの必要性を感じませんでした。ですので書籍化にあたって、作中で起きる出来事がバッサリ変わってしまう、というようなことは起きていません。
 こちらから日崎さんにお願いをしたのは、群像劇としての完成度をより高めるためにシーンを加筆していただくことでした。これは結末まで一気に読んだから言えることではあるのですが、キャラクターの成長の部分をより鮮明にできればと想い、最後にこういう帰結になるのであればこういう要素を加えましょう、というご提案をしました。日崎さん自身も5年かけてこの物語を書かれる中で、より深くキャラクターを描きたいと思われた部分もおありだったようなので快く受け入れてくださいました。
 日崎さんの本当に素晴らしいところは提案に対して、毎回毎回こちらの期待を大幅に上回るクオリティで改稿をしていただいたことです。自らの書きたいものを芯に持ちつつ、そのうえで読者や編集者の声を積極的に取り入れて作品をアップデートされています。これは簡単なように見えて非常に大事なことで、商業作家としてずっと書いていくのに必要な能力だと思います。改稿で各キャラクターの印象が変わった部分もあると思いますので、カクヨム版をお読みの方も是非書籍を読んで見比べていただきたいです。

デスゲームは極論全員クズでオッケー

―今回Lさんには、デスゲームを主宰、いやデスゲームコンテストを主宰いただきました。

Lさん:はい、長年の夢であるデスゲームの主宰者をさせていただきました(笑)。

――コンテストは長編での募集となりました。

Lさん:カクヨムでは短編や中編から書籍化を目指すコンテストも増えているとうかがったのですが、短編の「巧さ」と長編の「上手さ」は違うこと、今回は書籍化作品としてそのまま出版したいと思えるような作品を選びたいという思いもあり、このようにさせていただきました。
 私は物語を書く人すべてに敬意と畏怖を持っているのですが、特に長編作品を仕上げるということは努力と才能の賜物だと思います。10万字の物語を書いたことがある、その時点で皆さんは他の方にはないスキルを持っていることを誇っていただきたいです。そもそも常人では10万字も書けないですからね!
 今回コンテストを主宰してみて感じたことはデスゲームやホラー作品のようなアイデア勝負になる作品であれば、今後は中編短編のコンテストもありかなという気はします。
 コンテストの評価ポイントという言い方が正しいのかわかりませんが、たとえば文章としての完成度が高いけれどもデスゲームとしては面白みに欠けるものと、デスゲームとしてのアイデアが飛び抜けて面白いが、筆力が追いついていない作品があったとした場合、私個人としては後者を受賞させたいなと思います。ですので、常人が考えつかないゲーム、けれども一言でわかるキャッチ―なゲームを思い付いたら、いまからでもチャレンジしていただけるとうれしいです。

――デスゲームは短編ありとのことですが、キャラクター小説とデスゲーム小説の違いについて聞いてもいいですか。

Lさん:あまりその二つを比較したことがないのですが(笑)、キャラクター小説で言うと、作者の方がどれだけ愛着を持って描けるかが重要なのかなと思っています。
 キャラクター小説の場合、読者の方が登場人物に愛着を持ってくれるかどうかがすべてになってくるので、そのためにはまず、著者自身がそのキャラクターをずっと書いていられると思えるくらいに愛することが大切なのかな、と。
 結局のところ読者の方が読みたいのは各キャラクターの変化や成長だと思うので、著者さんが愛情深くどこまで内面に潜りこんでいるかによって描かれるキャラクターの深さは変わると思いますし、その深さこそが著者さんの持つ個性につながってくると思います。エキセントリックなキャラクターを作ればよいというわけではなく、その人物が「どういう人で」「どういうものを愛し」「何を成し遂げていくのか」を詰めて詰めて詰めていくことでしか、この作家さんにしか描けないキャラクターというのは生まれないのかなと思っています。
 あとは得手不得手はあるとは思いますが、男女まんべんなく書ける方だといいなぁとは思います。そういう意味では長編のほうが色々な登場人物が出てくるので、書き分けという部分での筆力が見えやすいので、キャラクター小説ならば長編を読ませていただきたいなという気持ちです。
 一方で、デスゲームやその他の小説において、そこまでキャラクターを深堀する必要は必ずしもありません。
 ミステリで言うと、ホワイダニット(動機さがし)が問題である作品であれば動機に納得感が生まれるためにもキャラクターが重要ですが、トリック重視であれば意図的に人物造形を類型的にしたほうが、本筋の推理する楽しみにのめり込める部分もあります。
 デスゲームで言えば、ゲームそのものの内容自体がむちゃくちゃ面白ければ、キャラクターは極論全員クズでも大丈夫です。むしろクズのほうがわかりやすく殺し合いの世界にのめり込める部分があると思います。
 重要なのは、この作品で何を書きたいのか、何を見せたいのか、という部分だと思います。
 一般論になりますが、読みこみが甘い、というような言葉を作り手が読者に対して投げかけることがありますよね。もちろん言いがかりのような批判や感想が存在していることも事実ではありますが、小説の面白さを感じてもらえなかった、という点では創り手側に、もっと工夫できたことがあったのではないかなと反省することもあります。いろいろな原稿を拝読しているので、「書きたいことや見せたいものがありすぎて溢れてしまっているんだな」と感じることがあるのも事実です。
 編集者は作家さんにとっては最初の読者であり、読み手とを繋ぐ作り手のパートナーでもあります。なので、書籍化をする際にはより物語の世界がたくさんの方に広がっていくためのご提案をしなければいけないな、と常日頃感じています。

一般文芸でもWeb的な良さを活かして

――Lさんは現在角川文庫のデスクをされています。

Lさん:はい、スニーカー文庫から文芸に異動して8年になります。このシリーズでも登場している『今昔奈良物語集』を担当したWさんと入れ替わりのような形で文芸編集部に異動しました。文芸では単行本や文芸誌を経験し、いまは角川文庫・角川ホラー文庫を主につくっています。ホラージャンルで言うと『ぼぎわんが、来る』の澤村伊智さんを、ほぼデビューの頃から今もずっと担当しています。本当に様々な作家さんを担当させて学ばせていただきましたが、こと編集者のキャリアという点では、スニーカー文庫編集部で林トモアキ先生の担当をさせていただいたのは大きいです。キャラクター小説のイロハは『ミスマルカ興国物語』から学びました。キャラが魅力的で笑いもあり、シリアスな伏線もあり、どんでん返しもあって『ミスマルカ興国物語』はキャラクター小説のシリーズとして本当にお手本みたいな作品なので、ぜひ全人類に読んでいただきたいです。

――普段はどのように作品を探していますか。

Lさん:私は「文芸編集部カクヨム班」には所属しておらず、基本的にはカクヨムコンにはかかわっていないので、盛りあがっている作品や文芸に特におすすめされた作品を読む程度です。基本的には小説サイトを巡回して自分の価値基準で、面白いモノをゆったりまったり読んでいます。ランキングは月に数回チェックし、SNSで盛りあがった作品を読んでみるぐらいでしょうか。
 ですので、常日頃チェックしているという編集者の方に対しては後れを取ってしまっている部分はあると思います。ただ、昔よりも明確に「こういうジャンル!」と目的を定めて探すことが増えました。ある意味『蒼き太陽の詩』はそれに近い探し方ですね。最近はとあるジャンルの作品を探すため、魔法のiらんどを読んでいる時間が多いです。カクヨムだとホラーとミステリジャンルに関しては積極的に巡回しています。
 
――探して読まれているのは基本的には完結作品になるのでしょうか。

Lさん:はい、完結作が中心ですね。連載中でよっぽど評判だという作品に目を通すことはありますが、完結前のお声がけというのは私個人としてはしたことがないです。
 おそらくそれは、自分の仕事のスタイルも影響していると思います。文芸編集者として雑誌連載を本にする場合も、書き下ろしを本にする場合も、私は結構がっつり改稿のご相談をすることが多いんですよね。もちろん綿密なプロットをいただいていてそれに沿って書かれた原稿をそのまま出すということもありますが、原稿を読んだ際に「こういう部分をもっと目立たせた方がよいのかな」と気づくこともあります。そういう場合は著者としっかりお話をして改稿をしていただくケースが多いです。Web小説を読む場合も、完結作品のほうが著者の方の得意としている部分がわかりやすいですし、どういう本になるのか読者を想定しやすいので、完結作品を読むことのほうが圧倒的に多いですね。

――『蒼き太陽の詩』で感じた「Web小説的な良さ」について詳しく聞かせてください。

Lさん:日崎さんほどの完成度でなくても、1エピソード1エピソードに力を入れている作品が非常に多い印象を受けます。文芸的な作品であっても、細かく物語を更新することで、物語の書き方、作り方がいい意味で変わっている印象を受けます。
 たとえば一般文芸書のミステリ作品では、中盤までほとんど何も起こらなくて終盤から始まる怒涛の伏線回収とどんでん返しでものすごく面白かった、というような作品も少なからずあります。ただこうした作品が成立するのは、読者が作家さんに「この人なら後半の展開で絶対面白くしてくれる!」という期待が前提にあって、地味な展開ですら伏線として受け入れてくれるからだと思います。逆に作者に対する信頼がない場合、地味な展開では読者の方が序盤で離れてしまうんですよね。「これ本当に面白くなるのかな?」と思われて。
 その点、Web小説の書き手の皆さんは「読者を飽きさせない工夫」をすごくしてくださっていると感じます。
 本一冊として出そうと思うと、風呂敷広げすぎていないか、要素が多いのではないか、と感じるような作品もあるのですが、実際明日も読んでもらおうと思うと、出し惜しみをしている場合ではないというのもよくわかります。色々と入りすぎてわかりづらいかも、という部分は編集者が書籍化の時にご相談すればいいことだと思いますので、Web小説を書かれる際にはまずは惜しみなく面白い要素を詰め込んで書いていただけたらいいなと思っています。
 特にキャラクター小説では、一冊の物語としての完成度を高めつつ、章ごと、巻ごとで次どうなるんだろうと転がしていく展開の面白さが求められます。Web小説で楽しめるように書かれているからこそ、その部分も自然に満たされている作品が多いのかなと個人的には感じます。

――公募作品でもそうした部分を意識したほうがよいのでしょうか。

Lさん:そうですね、Web小説から学ぶ部分はあると思います。まずは冒頭から読者を楽しませることが大事かなと思います。たとえば極論で言えば官能的な作品を買って、いつまでもでコトが起こらなかったら約束と違う!ってなりますよね。実際公募原稿にはそういう作品に出会うことがありますので、ぜひ留意いただけたら嬉しいなと思います。
 一般文芸の場合は、ただ楽しませるだけでなく、この作品が何が起こる話なのかをざっくり50ページぐらい(2万字ほど)までに示してあげる必要があると思います。たとえば異世界転生のようなある種お約束のあるジャンルは、読み始めからだいたいの展開を予想することができてそれが一つの安心感につながっていると思います。ただ、文芸作品はジャンルが広すぎるので「お約束」が良くも悪くもあんまり存在していないんですよね。たとえば一口にミステリといっても、フーダニット(犯人さがし)なのかホワイダニット(動機さがし)なのかハウダニット(トリックやぶり)なのかが分からないと、「結局この本の謎ってなんだっけ?」ということになりかねません。読む上でのガイドが必要なんですよね。
 担当させていただいた作品だと浅倉秋成さんの『六人の嘘つきな大学生』は、本屋大賞にもノミネートされたのですが、たくさんの方に受け入れていただいた理由のひとつには50ページまでの時点で本当に面白かったから、だと思っています。平和で仲良しな就職活動が和気藹々と一気に暗転し始めるのが、だいたい45ページから(ここらへんまではネタバレではないのでご安心くださいね)。そのうえでこの作品はさらに三転、四転していくので、「期待にまず答えて、次の展開を期待させる場を設定した上で、その上をいくストーリーを出す」ということをぜひ目指していただけたら嬉しいなと思います。

――最後に角川文庫から書籍化を目指す方へ、メッセージをお願いいたします。

Lさん『蒼き太陽の詩』の書籍化のご相談のメールをお送りしたときに、日崎さんが仰られたのが「書籍化の提案は本当にうれしいです。ただ、長いシリーズでもあるので中途半端に刊行が止まってしまうことは読者の方のためにも避けたく、できれば最後まで出していただけないでしょうか」ということでした。条件が合わず書籍化自体が破談になる可能性もあるなかで、相当な勇気をもって仰っていただいたと思います。そしてそれだけこの作品を大切に思っていらっしゃるというのが伝わってきました。
 その想いを受けて『蒼き太陽の詩』は本当に大長編なので現状全部(多分文庫本では12冊ほど)を出すお約束はできないということは正直にお伝えしつつ、お話が一区切りつく第1部の3巻分は必ず出しますということで書籍化にOKをいただいたという経緯があります。
 この記事を読んでいる方の手元にも、様々な形でのオファーが今後あると思います。ですが一番大事なことは、編集者のために本を出すわけではなく最終的には編集者の先にいる読者の方に楽しんでもらえるかを忘れないことだと感じています。なので、書く際にも読者を意識した物語づくりをしていただきたいですし、オファーが届いた際にどういう形で出すのが一番読者に物語が届けられるのか、ということを忘れずにご執筆とオファーへの判断をいただけたらと思います。
 『蒼き太陽の詩』についてはもちろん担当編集としては最後まで出せるよう、販促に手を惜しみません。物語としての面白さはもちろんのこと、キャラクター小説を書かれる方すべてに参考になる作品だと思います。ぜひ買って読んで応援してください!

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