概要
主人公になるために、主人公を利用して、事件性へと手を伸ばす。
世界に能力が実在しても、人々の日常は何も変わらなかった。
そんな日々の中で『主人公になりたい』と思いながら過ごす女子高生――明湖(あこ)は、隣の席の転校生に目を付けていた。
転校生の名前は駈壟(かける)。
彼は友人を作らず自称探偵志望の能力者、しかも何故か事件に遭遇する、主人公属性の権化のような少年だった。
彼の『主人公さ』を利用して、明湖は自分こそが主人公になるべく奮闘する。
だが彼と共に町の異変を調査する中で、事件解決後も残る不可解な謎や、日常に潜む違和感が浮き彫りになっていく。
やがて気付いた時には、既に陰謀が交錯し始めていた。
――彼女ではなく、彼を中心にして。
※小説家になろうにも掲載中です。
そんな日々の中で『主人公になりたい』と思いながら過ごす女子高生――明湖(あこ)は、隣の席の転校生に目を付けていた。
転校生の名前は駈壟(かける)。
彼は友人を作らず自称探偵志望の能力者、しかも何故か事件に遭遇する、主人公属性の権化のような少年だった。
彼の『主人公さ』を利用して、明湖は自分こそが主人公になるべく奮闘する。
だが彼と共に町の異変を調査する中で、事件解決後も残る不可解な謎や、日常に潜む違和感が浮き彫りになっていく。
やがて気付いた時には、既に陰謀が交錯し始めていた。
――彼女ではなく、彼を中心にして。
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