概要
戦乱の世で亡国の姫と忍びが東北地方にて戦い成長する、記録に残らない物語
豊臣秀吉が全国を平定し、元号を「瑞祥」と改元した瑞祥時代、家の再建のため、復讐のため、そして三振りの宝刀を取り戻すため、謎の忍びに禁術をかけられてしまった亡国の姫さやと、その従者であり忍びの紫月が、戦乱の日の本を駆け回る!
※この作品は史実を元にした和風ファンタジーです。
作品には架空の元号が使われていますが、わかりやすさ重視のため基本は西暦表記。距離、貨幣、暦、時間の単位など江戸時代以降か現代の表記で書かれています。
また、言い回しなども一部現代的になります。
史実を元にはしていますが、架空の家やキャラクター、架空の事件、物理法則を無視した忍術などが出てきます。こういうのが嫌できちんとした考証に基づく歴史小説をお求めの方は、申し訳ありませんが閲覧をお控えください
※この作品は史実を元にした和風ファンタジーです。
作品には架空の元号が使われていますが、わかりやすさ重視のため基本は西暦表記。距離、貨幣、暦、時間の単位など江戸時代以降か現代の表記で書かれています。
また、言い回しなども一部現代的になります。
史実を元にはしていますが、架空の家やキャラクター、架空の事件、物理法則を無視した忍術などが出てきます。こういうのが嫌できちんとした考証に基づく歴史小説をお求めの方は、申し訳ありませんが閲覧をお控えください
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ファンタジーの無限さと歴史の重厚さが層を為す、極上のミルフィーユ
ファンタジー小説も歴史小説も大好物の自分にとって、実に美味な作品です。
いわゆる歴史小説ではありません。歴史好きならお馴染みの時代の、お馴染みの歴史上の人物が多く登場しますが、あくまで舞台は、現実の歴史そのものではなく、それを下敷きにしたファンタジー世界です。
それでも、主人公の少女に、これでもかこれでもかと言わんばかりに降りかかる苦難や試練は、女が女であるというだけで物のように扱われた時代の重さや苦さに満ちています。が、現代的な価値観に照らし合わせて『可哀想』などと言ってしまうことは、非礼を通り越して無礼に当たるでしょう。それほどに、彼女の生き方は強くて、真っすぐです。
そんな彼女を護る従…続きを読む