概要
夫の王太子に殺され続ける『わたし』は、只今反撃中
マリー・へスぺリデスは、スオカ王国の次期国王オイジュス王太子と初夜を迎えていた。
マリーは、幸せな新婚生活が待っていると胸を高鳴らせていたが、夫である王太子に寝室のテラスから突き落とされ殺されてしまう。息を引き取る寸前に、夫のオイジュス王太子に殺されるのは、これが『初めて』ではないことを思い出した。
実は、マリーは何度も王太子に殺害され続けていた。王太子がマリーを殺す目的は、マリーが所有する生家の莫大な遺産相続権だった。
マリーは、デスループを繰り返す中で、少しづつ強く、逞しく成長していくが、抵抗むなしく遺産殺人は成功してしまう。しかし、突如現れた侯爵の位を持つ悪魔タロウ・アスタロトが、マリーを遺産殺人のデスループから助け出そうとしてくれるが……。
はたして、マリーはこのデスループ
マリーは、幸せな新婚生活が待っていると胸を高鳴らせていたが、夫である王太子に寝室のテラスから突き落とされ殺されてしまう。息を引き取る寸前に、夫のオイジュス王太子に殺されるのは、これが『初めて』ではないことを思い出した。
実は、マリーは何度も王太子に殺害され続けていた。王太子がマリーを殺す目的は、マリーが所有する生家の莫大な遺産相続権だった。
マリーは、デスループを繰り返す中で、少しづつ強く、逞しく成長していくが、抵抗むなしく遺産殺人は成功してしまう。しかし、突如現れた侯爵の位を持つ悪魔タロウ・アスタロトが、マリーを遺産殺人のデスループから助け出そうとしてくれるが……。
はたして、マリーはこのデスループ
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「デスループ」の絶望の中に隠れた「希望」を見つける「ミステリー小説」
「異世界物」の「タイムリープ」ものです。ただ、ちょっとミステリーが混ざってるかな?って私は感じてまして、そこがこの「ミステリー」感がこの作品の魅力だと思います。
一話目から、なんというか「ムナクソ悪く」なるんですが、2話目からは、ちょっとしたミステリー仕掛け的な語り口で話が進んでいきまして、結構読んでいて気持ちがいいのですが、とあるキッカケで事態が急変するわけで。。。
ということで「デスループ」の中に隠された「手がかり」を元に「未来」を切り開いていく「ミステリー」、それでも繰り返されてしまう逃れられない「悲劇」。そんな絶望の中、主人公が選ぶ「次の一手」が心から気になる物語です。